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スズキ「シアズ」は隠れたイケメン王道セダン!? 垢抜けたデザインがカッコいい

くるまのニュース / 2020年10月15日 18時10分

スズキ「シアズ」は、日本市場ではラインナップされていない海外専用のCセグメントセダンです。いったいどんなセダンなのでしょうか。

■スポーティモデル「シアズS」も存在! どんなセダン?

 スズキは、2020年現在軽自動車やコンパクトカーを中心に日本市場で車種ラインナップを展開していますが、世界各国で販売されるスズキ車を見ると海外専売車も存在します。

 そんな海外専売車のひとつ「シアズ」は、現在のスズキの日本国内ラインナップにはないセダンだというのですが、いったいどんなクルマなのでしょうか。

 シアズは、インドやタイなどで販売されるCセグメントセダンで、ボディサイズ(諸元はすべてインド仕様、以下同様)は全長4490mm×全幅1730mm×全高1485mm。ホイールベースは2650mmです。

 インドではスズキのインド子会社であるマルチ・スズキが製造し、同社の上級販売チャネル「ネクサ」店で販売されます。

 外観は、メッキパーツが品の良い高級感を演出するフロントグリルや、ボディサイドに伸びるキャラクターライン、そして塊感のあるリアデザインが特徴的です。

 インド仕様のボディカラーは7色で、なかにはネクサの名前を冠した深い青「ネクサブルー」の設定もあります。

 車内は5人乗りで、内装は木目調パネル(グレード別設定)が奢られるなど、高級感のある仕上がりです。

 搭載されるエンジンは、スマートハイブリッドシステムが組み合わされる1.5リッターガソリンで、最高出力105馬力、最大トルク138Nmを発揮。駆動方式は2WDのみです。

 そして、シアズのインド仕様にはスポーティグレードの「シアズS」も存在します(※タイ市場のスポーティ仕様は「シアズRS」というモデル名で展開)。

 シアズSは、搭載されるエンジンの変更はないものの、フロントスポイラーやサイドアンダースポイラー、リアスポイラーなどのエアロパーツが装着され、スポーティさが演出されています。

※ ※ ※

 かつて、シアズの実質的な先代モデルとして「SX4セダン」が存在し、海外だけでなく日本でも販売されていました。

 SX4セダンが、同社のハッチバック「SX4」をベースに派生車種として開発されたのに対し、シアズはセダン専用車らしい伸びやかなデザインが与えられています。

 海外で好評を博しているというシアズですが、日本市場に投入されたとしても受け入れられるかもしれません。

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