レクサスのコンパクトSUV「UX」に初のEVモデル登場! ガソリン・HVと何が違う?

くるまのニュース / 2020年10月26日 18時10分

レクサス初の電気自動車(EV)が「UX」に追加されました。UXにはガソリンモデルとハイブリッドモデルがありますが、EVモデルはどのようなところが異なっているのでしょうか。

■レクサス初のEV「UX300e」が登場!

 レクサスのコンパクトクロスオーバーSUV「UX」の新たなラインナップとして、同ブランド初の電気自動車(EV)が追加されました。新たに導入された「UX300e」は、既存のガソリンモデルやハイブリッドモデルとはどこが違うのでしょうか。

 UX300eの外観は、基本的にはガソリンモデル/ハイブリッドモデルと同様で、タフな力強さと俊敏な走りを想起させる大胆かつ洗練されたデザインですが、UX300e専用の17インチアルミホイールや床下空力カバーが新開発されました。

 また、スピンドルグリル下部にシャッターを設置して走行状態やEVバッテリーの暖機状態に応じて自動的に開閉することで、空気抵抗の低減を図って航続距離を延ばす機構が取り入れられています。

 また、EVならではの特徴として、ガソリンの給油口の位置に充電口(運転席側:普通充電/助手席側:急速充電)が備わりました。

 一方、ガソリンモデルとハイブリッドモデルに設定されているスポーティグレードの「Fスポーツ」は、EVモデルには設定されていません。

 ボディサイズは、全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mmでガソリンモデル、ハイブリッドモデル、EVモデルで共通ですが、最低地上高はガソリンモデル/ハイブリッドモデルが160mmなのに対してEVモデルは140mmと、EVのほうが少し低くなっています。

 また、室内のカップルディスタンス(前後シートに座る乗員のヒップポイントの距離)は、EVモデルが5mm広く確保されました。

 内装もガソリンモデルモデル/ハイブリッドモデルモデルに準じていますが、UX300eはEV専用のシフトレバー&ノブを採用。

 メーターもEV専用で、走行可能距離を常時表示して電欠を防ぐとともに、回生ブレーキ力のインジケーターが追加されました。

■レクサスのEVならではの走行性能とは?

 ガソリンモデル/ハイブリッドモデルとEVモデルの大きな違いはパワートレインです。

 UX300eは54.4kWhの大容量バッテリーを床下に搭載。ハイブリッドモデルで培ったモーターやインバーター、トランスミッション、バッテリーといった主要装備の効率を最大化し、WLTCモード航続距離は367kmを確保しました。

1回の充電で367km走れるレクサス「UX300e」1回の充電で367km走れるレクサス「UX300e」

 バッテリーは低温/高温下でも正常に動作するよう温度調整機能を備えるほか、過充電防止システムや、多重監視のセーフネットにより、高い信頼性を実現しています。

 また、UXの取り回しやすさはそのままに、ドライバーの運転感覚に寄り添った自然な加減速フィールと、高出力モーターによる優れた加速性能を両立。

 レクサスのEVならではの上質な走りと優れた静粛性を追求しました。

 その一方で走行中のサウンドにもこだわっており、アクティブサウンドコントロールを採用することで、車両の走行状況を感じられる仕組みも取り入れています。

 充電にかかる時間は、急速充電(DC)50kWで100%まで約80分、75%までで約50分で、家庭などの普通充電(AC)3kWで100%までに約14時間です。

 価格(消費税込)は、ガソリンモデルが397万3000円から482万8000円、ハイブリッドモデルが432万9000円から544万9000円です。対するEVモデルは580万円から635万円と、ハイブリッドモデルと比べると、エントリーグレードは150万円近く高額になっています。

 また、販売方法においても、ガソリンモデル/ハイブリッドモデルとEVモデルでは異なり、EVモデルは2020年度分の販売台数を135台とし、応募多数の場合は抽選販売となります。

 レクサスの公式ウェブサイト上で商談申込みが受け付けられており、期間は2020年10月22日13時30分から11月4日23時59分までとなります。当選者には指定の販売店から連絡がきたうえで、商談開始となります。

※ ※ ※

 電動化ビジョン「Lexus Electrified」第1弾としてUX300eが登場しました。

 2025年までには全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリン車の比率を上回ることを目指すレクサスにとって、UX300eは重要なモデルに位置づけられています。

 今後はHV、PHV、EV、FCVなど、世界各地のニーズやインフラ環境に応じて、適材適所で商品が投入されることになるようです。

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