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ホンダ「フィット」の気になる部分はどこ? オーナーが感じる「良し悪し」とは

くるまのニュース / 2020年11月4日 11時10分

2020年2月にフルモデルチェンジしたホンダの新型「フィット」について、オーナーからの声を集め、どこが良くてどこがダメなのかをそれぞれ紹介します。

■デザインは賛否両論があるものの、性能は全く抜け目がない

 ホンダ「フィット」の情報はカタログや公式サイトで集められますが、それよりもリアルなレビューが気になるのではないでしょうか。
 
 そこで、実際のフィットオーナーによる生の声を集め、どこが良くてどこがダメなのかをそれぞれ紹介します。

 2020年2月にフルモデルチェンジを果たしたフィットは、トヨタの「ヤリス」と並んで日本を代表するコンパクトカーです。

 室内空間の広さや燃費が洗練されたのはもちろん、さらに使い勝手の良さを向上させるため、装備が細かく異なるグレード別展開ではなく、オーナーのライフスタイルに合わせ「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」と、5つのタイプが設定されています。

 例えば、スポーティなフィットに乗りたいのであればアクティブな雰囲気を醸し出している「NESS」を選び、休日はアウトドアを楽しみたいと考えているであれば、迷わずSUV風の「CROSSTAR」を選ぶといったことができます。

 また、フィットのボディサイズは基本的に全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mmとなるものの、唯一SUVタイプ「CROSSTAR」は、悪路での走破性向上を狙い最低地上高が30mm高められています。

 このように、ボディサイズや室内空間の広さは先代モデルと大きく変わらないものの、運転席に座ってみると視界の広さに驚きます。

 現行モデルの最大の特徴は、スッキリ整えられたインパネ周りのデザインはもちろん、極細のフロントピラーや2本スポークのハンドルを採用することで視認性が大幅に向上。

 その結果、普段あまり運転しない人や、免許を取ったばかりの初心者でも安心して乗ることができます。

 さらに、フィットのパワートレインはガソリン車とハイブリッド車を設定。ガソリン車は1.3リッター直列4気筒エンジンを搭載。カタログ燃費は、WLTCモードで20.4km/L(BASIC)となっています。

 一方、ハイブリッド車は1.5リッター直列4気筒エンジンに「e:HEV」と呼ばれるハイブリッドシステムを組み合わせWLTCモードは29.4km/L(e:HEV BASIC)を誇ります。

 価格は、ガソリン車が155万7600円から218万7600円、ハイブリッド車が199万7600円から253万6600円となっています。

 新型フィットは発売から半年程度しか経過しておらず、中古車の相場を調べても115万から250万円となっており、ほとんど新車価格と変わりません。

■新型フィットオーナーはどこが良くてどこがダメ?

 では、新型フィットに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。

 先代モデルからガラリと変わったフロントデザインの反応を見てみると、「フロントグリルが無いため柴犬顔に見える」「派手さが全く無い」など、やはり賛否両論があります。

 ただし、無駄なプレスラインを削っているシンプルなデザインは飽きが来ないため、「派手さは無いものの、いざ所有するとこっちのほうがしっくりくる」という声も聞こえてきます。リアデザインに関しては「カッコイイ」との意見が多いようです。

 また、インテリアもシンプルなデザインが特徴的で、「ちょうど良いところにドリンクホルダーやスマホ置きが備え付けられている」と、使い勝手は非常に良さそうです。

 しかし、「リアのパワーウィンドスイッチ周りはブラックパネルなのに運転席は何故か樹脂製なのが残念」「ガソリン車のステアリングホイールやサイドブレーキレバーはウレタンむき出しで微妙」などの声もあります。

 エンジンに関しては、やはりホンダのDNAが引き継がれているようで「高回転までスムーズに回る」「振動がなく音質も悪くない」という高評価が多い傾向となっています。一方で「ヤリスやノートと比べるとうるさい」など、エンジン音が気になるようです。

 燃費に関しては、「カタログ値よりも上回る」という意見が多く、高評価な印象です。

 ただし、搭載しているCVTはある程度エンジンを回さなければスムーズに加速しないという声もあり、ガソリン車だと走り出しに力不足を感じ、やや不満に思う人も少なくありません。

広々した視界が支持される要因のひとつ広々した視界が支持される要因のひとつ

 反対に、ハイブリッド車であればモーターの力によりスムーズに加速するため、発進時にイライラすることはないようです。

 乗り心地に関しては、高速安定性を考えて固めに設計されているサスペンションが気になる人が多いようですが、その分樹脂製マットやインナーフレーム内蔵の「新世代フレームシート」の座り心地が優れているという意見が多いため、サスペンションの固さを上手く相殺していると考えられます。

※ ※ ※

 新型フィットを所有しているオーナーの声を調べていると、細かな指摘は多いものの、総評価は非常に優れているとの答えにたどり着きました。

 とくに、5つのタイプ種類のなかから自分のライフスタイルにぴったりのタイプを選択できるため、フィットは単なる移動手段としてだけではなく、オーナーのライフスタイルをさらに向上させてくれる相棒となるのではないでしょうか。

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