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「キャンピングカーでの旅で、家族との絆が深まると思う」と93.3%が回答! キャンピングカーライフに関する意識調査

くるまのニュース / 2020年11月13日 17時40分

一般社団法人 日本RV協会は、キャンピングカーを所有しているユーザー、またはキャンピングカーに興味を持っている人に、「キャンピングカーと家族構成」についてのアンケートをおこないました。

■時代は変わっても絆の強さは変わらない

 日本RV協会が、キャンピングカーを所有しているユーザー、またはキャンピングカーに興味を持っている人に、「キャンピングカーと家族構成」についてアンケートを実施し、その結果を公開しました。

 同アンケートでは、キャンピングカーで楽しむくるま旅は、家族との関係にどのような影響を与えるのか、また、家族の誰と出掛けることが多いかなど、全18問にわたって調査がおこなわれています。

 まず、「キャンピングカーを所有していますか?」という質問に対して、「はい」と答えた人は81.7%でした。また、家族構成について質問をしたところ、約半数の46.4%の人が2人家族世帯という結果となっています。

「家族」と聞くと、父母と子供が2人から3人、というイメージを持っている人もいると思いますが、時代とともに家族という概念も変化しています。

 続いて、キャンピングカーで一緒にくるま旅に出掛ける人を調査したところ「妻または夫」と回答した人の割合は58.5%。夫婦ふたりで、ゆったりと旅を楽しむ人が多い傾向にあるようです。

 家族はもちろん、複数人で楽しむくるま旅の目的については、もっとも多かったのが観光地旅行で31.8%。次いで人気なのが温泉旅行で23.8%という結果となりました。

 3番目に多かったのが15.9%の「オートキャンプ(キャンプ)」という回答で、オートキャンプ場には、外部電源を使用できる施設が多くあり、サブバッテリーの電力の消耗を気にする必要がないため、キャンピングカーユーザーにとっては心強いところです。

 また、「趣味を楽しむ」、「その他」と答えたユーザーは合計14%で、その具体的な内容は、「季節に応じたアウトドア、夏は海、湖、川、春秋はキャンプ、冬はスキーに使用」、「釣場の近くに停めたキャンピングカーを活動拠点にして魚が活動的になる夕方と朝方を狙った海釣りを楽しんでいる」、「風景写真の撮影。ダムカードの収集。道の駅の訪問記念スタンプの収集。神社仏閣の御朱印収集。遠くにいる孫に会いにいく。くるま旅のサイトの記事ネタ収集。色々な人との出会いを期待して」、「コンサート」などがありました。

 一般的な車両に比べて、釣り竿などの長尺物や撮影機材などを積みやすく、かつ複数人で乗車しても快適に過ごせるのは、キャンピングカーならではのアドバンテージといえます。

 意外な回答としては、好きなアーティストのコンサートに出掛けるためにキャンピングカーを活用しているという人も見られ、中々興味深い結果となりました。

■身近な人との親睦を深めるクルマ旅

 実際のところ家族間の関係に、キャンピングカーはどう影響するのでしょうか。先述の質問で、夫婦で旅に出ることが多いと答えたユーザー(58.5%)に、「夫婦間の会話が増えたと思いますか?」と質問したところ、多くの人が「はい」と回答。また、子どもや孫とくるま旅を楽しむことの多いユーザー(合計24.5%)にも「子供、孫との会話が増えたと思いますか?」と聞いてみたところ、「はい」と答えた人が約8割に及んでいます。

 旅先での景色や楽しみ、安らぎを共有することで、家族間、親戚間の絆も深まり、会話も増えていくのでしょう。

キャンピングカーを使ったクルマ旅のイメージキャンピングカーを使ったクルマ旅のイメージ

 そのほかにも、クルマ旅の相手を子供や孫と答えた人(合計24.5%)に、さらに「キャンピングカーで、いつまで一緒に出かけたいですか?もしくは出かけましたか?」と聞いてみると、約6割が「社会人になっても」と回答。これは、子どもを大切に思う親の気持ち、孫を可愛がる祖父母の心情が強く伺える結果です。

 キャンピングカーを持っていない人は、小さな子どもが大きくなったときのことも考慮して、サイズ感に余裕のあるキャンピングカーを選んでみてはいかがでしょうか。

 また、友人や恋人と答えた人の割合は、合わせて3.5%。そのなかで、友人または恋人間においても、会話が増えたと思う人の割合も8割以上との結果になりました。

 キャンピングカーは家族だけでなく、身近な人との親睦を深めることにも大いに役立っているといえます。

 キャンピングカーで、誰と旅に行くことが多いですか? との質問に対して、妻または夫、子どもに次いで多かったのが「自分ひとり」(10%)という回答です。ひとり旅の目的としては、「趣味を楽しむ」、「温泉旅行」、「観光地旅行」などが人気でした。

 さらに、趣味を楽しむ、または、その他と回答した人(合計29.1%)に、その詳細を聞いたところ、「いまは、日本百名城・続百名城巡りがメイン。再度ゆっくり日本一周」、「絶景写真撮影、どん詰まりまで行ってみる、良い景色のなかでゆったりする、日本を一周する」、「古代史に興味があります。古事記ゆかりの神社、奈良時代までの旧跡巡りなどです」、「アマチュア無線」などの回答でした。

 これは、本格的な趣味を楽しむ人、マニアックなものが好きな人が、キャンピングカーで心ゆくまでひとりの時間を満喫している様子が目に浮か部結果です。

 ちなみに、クルマ旅の相手について、自分ひとりと回答した人に「同居家族はいますか?」と聞いたところ、「いる」と答えた人が多く、同居家族がいてもひとり旅に出る理由としては、「自由気ままに旅がしたいから」と答えた人が約半数、次いで「家族と予定が合わないから」との回答が約4割でした。

※ ※ ※

 キャンピングカーは、自分だけはもちろん、自分の親しい人たちのみのプライベート空間で旅行ができるため、周りに気兼ねなく好きなことができる最高のツールです。

 快適なくるま旅を通して一家団欒のひとときを楽しむことで、家族というものの大切さを再認識できるキャンピングカーは、コロナ禍での他人との接触を避けた旅行を楽しむ方法としても有効で、今後さらに注目を集めることでしょう。

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