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スバル新型「BRZ」がめっちゃイケてる! 最新FRクーペ5選

くるまのニュース / 2020年11月19日 6時10分

2020年11月18日23時、スバルは2代目となる新型「BRZ」を世界初公開しました。新型BRZはすべてが一新されましたが、初代からコンセプトを受け継いだフロントエンジン・リアドライブのコンパクトFRクーペです。そこで、新型BRZとともに最新FRクーペを5車種ピックアップして紹介します。

■新型BRZ登場で人気急上昇!? 最新FRクーペを紹介

 日本時間で2020年11月18日23時、スバルは新型「BRZ」の北米仕様を世界初公開しました。内外装からエンジンにいたるまですべてが一新されていますが、水平対向エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動するコンパクトFRクーペというコンセプトは初代から継承されています。

 近年、FRクーペは世界的に減少傾向にありますが、いまも一定のニーズがあり、ラインナップは比較的高額なモデルが中心です。

 そうした状況のなか新型BRZの登場は、大いに歓迎すべきことではないでしょうか。そこで、新型BRZとともに最新のFRクーペを5車種ピックアップして紹介します。

●スバル「BRZ」

コンセプトは初代からキープされたもののすべてが一新された新型「BRZ」コンセプトは初代からキープされたもののすべてが一新された新型「BRZ」

 2020年11月18日に、すべてを一新した新型BRZが発表されました。外観では全体のフォルムは初代を継承したイメージですが、細部のデザインは大幅に変更され、抑揚のある立体的な造形を各部に採用。

 とくにフロントフェイスでより低く、ワイドに設置されたヘキサゴングリルによって、低重心さを強調し、シャープな形状のヘッドライトと相まって、精悍な印象です。

 ボディサイズ(mmに換算)は全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mmと、初代と大きく変わっていません。

 内装では水平基調のインパネのセンターに8インチモニターを新たに設置。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応するなど、インフォテインメントシステムを強化しました。

 メーターは7インチ液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用し、ドライバーが必要な情報をわかりやすく表示するなど、最新モデルの作法に則ったデジタル化が進んでいます。

 そして、エンジンはこれまでの2リッターから2.4リッターへアップした水平対向4気筒エンジンを搭載。トヨタと共同開発の直噴を継承して、最高出力は228馬力(米規格)を発揮し、組み合わされるトランスミッションは6速MTと6速ATです。

 足まわりはフロントにストラット、リアはダブルウイッシュボーンと初代から変わっていませんが、フロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅にシャシ剛性を向上させたことから、ハンドル操作への応答性を高めてより軽快な動きを実現し、トラクション性能も向上しているといいます。

 また、シリーズ初となるスバルの運転支援システム「アイサイト」をAT車に標準装備するなど、安全性能も高められました。

 なお、新型BRZは2021年秋に北米で発売される予定ですが、日本での発売時期やスペックはアナウンスされていません。

●日産「フェアレディZ」

歴代モデルのエッセンスをデザインに取り入れた新型「フェアレディZ プロトタイプ」歴代モデルのエッセンスをデザインに取り入れた新型「フェアレディZ プロトタイプ」

 日産は2020年9月16日に、12年ぶりに刷新された新型「フェアレディZ プロトタイプ」を、全世界に向けて発表しました。

 現在、新型フェアレディZの詳細は明かされていませんが、公表されている情報ではボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。

 外観はロングノーズ・ショートデッキと初代を彷彿とされるデザインで、現行モデルのZ34型からのキャリーオーバーです。

 なかでもフロントのデイタイムランニングライトが特徴的で、「240ZG」のヘッドライトカバーがモチーフとなっています。

 搭載されるエンジンは3リッターV型6気筒ツインターボとダウンサイジングされており、最高出力は未発表ですが、同クラスのエンジンを搭載する「スカイライン400R」の405馬力と同等以上と目されます。

 トランスミッションは6速MTの設定が公表されており、当然、ATも用意されるでしょう。

 内装では正面のメーターパネルが液晶モニターとなり、タコメーター、スピードメーター、ブースト計、油温と油圧、水温、燃料、デファレンシャルギア・オイルの温度などが表示され、変更も可能と思われます。

 センターコンソールには液晶モニターが設置され、インパネ上部には、伝統の3連のサブメーターがあり、ブースト計と電圧計が左右に配置され、中央にはターボチャージャーの回転計が設置されているのがユニークです。

 内装は包まれ感のあるタイトな設計で、走りに関わる操作系はドライバーを中心にレイアウトされ、ハイテク満載ながらクラシカルな印象もあります。

 新型フェアレディZ の発売時期はアナウンスされていませんが、きっと期待以上のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

●レクサス「RC F」

高級かつ超高性能な大排気量クーペの「RC F」高級かつ超高性能な大排気量クーペの「RC F」

 現在、レクサスの2ドアクーペは、ラグジュアリーなフラッグシップモデルの「LC」と、スポーツテイストあふれる「RC」をラインナップ。

 なかでも、RCにはサーキット走行も視野に入れて開発された高性能モデルの「RC F」が設定されています。

 ボディサイズは全長4710mm×全幅1845mm×全高1390mmで、大きく張り出した前後フェンダーによってロー&ワイドを強調。伸びやかなフォルムのサイドビューは、流麗という言葉そのものの美しいラインを描いています。

 また、よりアグレッシブな“Performance package”では、カーボン製のフロントスポイラー、リアウイングが装着され、サーキットで威力を発揮するだけでなく、戦闘的な外観を演出。

 搭載されるエンジンは、いまでは希少な5リッターV型8気筒という大排気量自然吸気で、最高出力481馬力を誇り、8速ATが組み合わされます。

 なお、スタンダードなRCでは2リッターターボ、3.5リッター、2.5リッターハイブリッドのパワーユニットを設定。

 内装はレクサスのモデルらしく豪華ですが、RC F専用のバケットシートやハンドル、メーターパネルが装着されるなど、スポーティさを高めています。

■物議を醸したフロントフェイスのクーペとは!?

●トヨタ「スープラ」

ロングノーズ・ショートデッキスタイルのピュアスポーツカーの「スープラ」ロングノーズ・ショートデッキスタイルのピュアスポーツカーの「スープラ」

 2019年に登場したトヨタ「スープラ」は、先代のA80型が2002年に生産終了してから17年ぶりに復活。プラットフォームやエンジンはBMW「Z4」と共通で、生産はオーストリアでおこなわれています。

 ボディサイズは全長4380mm×全幅1865mm×全高1290-1295mmと、かなりの大柄で、ボンネットにフェンダー、ルーフ部分が立体的な造形を採用したことでサイズ以上にグラマラスです。

 エンジンはトップグレードのRZに最高出力387馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボを搭載し、258馬力の2リッター直列4気筒ターボも設定されています。

 ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現することを目指し、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つの基本要素にこだわって開発がおこなわれたといいます。

 また、高次元の走りを可能にする高剛性シャシは、アルミニウムとスチールを用いた骨格構造と、異なる素材同士の接合強度を追求したことで、現行モデルの「86」に対して約2.5倍ものねじれ剛性を実現。

 内装は2シーターとなっており、ドライバーを包み込むように設計された運転席のレイアウトは、まさに走ることに特化したコクピットとなっています。

●BMW「4シリーズ」

巨大なキドニーグリルが個性を主張する「4シリーズ」巨大なキドニーグリルが個性を主張する「4シリーズ」

 長らくBMWの中核を担っていたセダンとクーペの3シリーズは、2013年に登場したモデルからクーペを独立させて、「4シリーズ」として発売。

 現行モデルは2020年6月に欧州で発表された2代目で、日本には10月から販売を開始しました。

 外観の特徴といえば、フロントバンパーの下端近くまで縦長に大型化されたキドニーグリルが採用されたことで、賛否両論あり、物議を醸したほどです。

 ボディサイズは全長4775mm×全幅1850mm×全高1395mm(420i)と先代よりも拡大し、より高速走行時の安定性とスポーツ性が高められ、伸びやかなサイドラインと柔らかなカーブを描きながらリアエンドへつながるルーフラインがエレガントさを表現。

 スタンダードグレードの「420i」に搭載されるエンジンは184馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボで、トップグレードの「M440i xDriveクーペ」では374馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボと11馬力の48Vマイルドハイブリッドテクノロジーが組み合わされ、AWDとなっています。

 なお、4シリーズには、本国でディーゼルエンジン車もラインナップされていますが、現状で日本に導入されているのは2リッター直列4気筒ガソリンターボと、前述の3リッターガソリンターボです。

※ ※ ※

 新型BRZの登場に続いて、トヨタも86を刷新すると予想されますが、いずれにしても数少ないコンパクトボディのFRクーペの灯は消えずに済みそうです。

 今回、紹介したクーペは高額なモデルばかりで、BRZ、86のような比較的安価なモデルは、ほぼ絶滅してしまいました。

 世界的にSUVの人気が続いており、日本ではミニバンや軽ハイトワゴンが高い人気となっている現状を考えると、新型BRZは大変貴重な存在ではないでしょうか。

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