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ホンダ新型「N-BOX」先行公開! 初の内外装刷新 6年連続で販売首位なるか

くるまのニュース / 2020年11月20日 11時30分

日本一売れているクルマとなるホンダの軽自動車「N-BOXシリーズ」。2019年にはホンダとして過去最高の販売台数となる25万3500台を記録するなど、国民的モデルです。今回、2017年に登場した2代目登場後、初となる内外装デザインの変更を実施しましたが、これを機に販売台数をさらに伸ばすことは出来るのでしょうか。

■N-BOXが2代目として初めて内外装を変更!

 ホンダは、2020年12月24日に正式発表予定の軽乗用車「N-BOX/N-BOX Custom」のマイナーモデルチェンジに関する情報を、同年11月20日よりホームページで先行公開しました。

 近年、軽自動車の技術進化は凄まじく、走行・燃費・安全といった基本性能や室内空間の拡大、収納スペースの拡充といった使い勝手などの面が大きく向上しています。

 そのなかで、もっとも売れている軽自動車がN-BOXシリーズです。2019年度(2019年4月から2020年3月)では24万7707台を記録。さらに、2019年暦年(1月から12月)では、ホンダとして過去最高台数となる25万3500台を記録しました。

 また、登録車を含む新車販売台数において3年連続1位を獲得しているほか、軽四輪車新車販売台数においては5年連続の首位獲得すなるなど、「日本一売れている」という名誉を不動のものとしています。

 現行モデルは、2017年に登場した2代目となり、「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに開発されました。

 N-BOXシリーズが支持される要因として、ホンダは「N-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備とした先進の安全運転支援システム「ホンダ センシング」や、優れた走行性能・燃費性能などで多くのお客さまよりご好評をいただいています」と説明しています。

 今回のマイナーチェンジでは、2代目として登場後に初めてとなる内外装のデザイン変更と新色追加、装備の充実によって、さらにユーザーのライフスタイルに馴染むことを目指しました。

 標準モデルとなるN-BOXでは、フロントグリルやロアグリルのフィンのデザインを変更。

 カスタムモデルのN-BOX Customでは、フロントグリルのデザインに加えて、グリル下部の形状をワイド化。

 さらに、フォグランプ周辺もコの字型のメッキ加飾が採用されるなど、マイナーチェンジ前よりもスタイリッシュかつ存在感が増しました。

 N-BOX Customのリア部分では、水平基調のメッキ加飾がクローム化され上質さを向上。さらに、リアバンパーにもクローム加飾が施されています。

 また、そのほかの部分では、公開された写真では通常仕様の外装色に加えて、「コーディネートスタイル」と呼ばれるパッケージが設定されると見られます。

 コーディネートスタイルでは、両タイプで2トーンカラーを採用。N-BOXでは専用のホイールキャップとドアミラー、N-BOX Customでは15インチアルミホイールとリアコンビネーションランプが装着されるようです。

 内装では、現時点での変更点は明かされていないものの外装と同様に「コーディネートスタイル」が設定され、通常仕様の内装デザインとは異なるダッシュボードやハンドル加飾、シート素材などが専用パーツに変更することが出来るようです。

※ ※ ※

 そんなN-BOXの人気について、ホンダの販売店スタッフは以下のように話します。

「N-BOXが人気な理由には、走りの良さと安全装備の充実が大きいと思います。

 走りでは、軽自動車ということもあって、はじめはあまり期待されていないことがほとんどです。

 しかし、みなさま試乗をされるとその加速やハンドリング性能に驚いてくださり、とくにターボ車を試乗されるお客さまからは、『軽とは思えない』と大変好評です。

 安全装備はホンダセンシングが全車標準装備な点が好評で、とくに『アダプティブクルーズコントロール』は人気の装備です。

 今回、内外装などをマイナーチェンジすることで、さらなる販売台数が期待出来ると思います」

※ ※ ※
 
 なお、ホームページ上ではN-BOXシリーズに関する情報を順次公開していくとしています。

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