ミツオカ版「RAV4」アメ車風SUV発表! 新型「バディ」はSUV市場で独自の存在感をアピール
くるまのニュース / 2020年11月26日 12時5分
光岡初のSUVとして登場する新型「バディ」の先行予約が2020年11月26日に開始されました。アメ車をイメージしたスタイルなど、ほかのSUVでは真似できない個性的なモデルが誕生しました。
■光岡初のSUVとして登場する新型バディとは?
光岡は、新型SUV「バディ」を2020年11月26日に発表するとともに、先行予約受付を開始しました。
これまで光岡といえば、クラシカルなデザインでパーソナルユースの趣向が強いラインナップが多かったのですが、新たに機能性や利便性を兼ね備えたSUVモデルがデビューします。
光岡初のSUVとして登場する新型バディは、さまざまなモデルがひしめくSUVカテゴリーのなかで、「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」をコンセプトに開発されました。
気持ちの良いアウトドアライフや仲間とワイワイ楽しめるサーフィン・スキーのみならず、スタイリッシュな街乗り用として、多彩なライフスタイルにマッチし、より幅広い世代に楽しんでもらえるよう、遊び心のあるSUVを目指したといいます。
新型バディの外観は、タテ目角型2灯ヘッドライトや大きなフロントグリル、ボンネットのプレスラインなど、古き良きアメ車の雰囲気を感じさせます。
リアの縦長テールランプやメッキバンパー、横長の大きなボディパネルといったアイテムなども、最新モデルなのに懐かしいデザインです。
内装は、新型バディのベース車両と思われるトヨタ「RAV4」を踏襲しつつ、ハンドル中央に配された光岡のエンブレムや、独自のパターンを施した専用レザーシートなど、新型バディとしての個性もアピールしています。
パワートレインは、2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドを用意。トランスミッションは、ガソリン車がDirect Shift-CVT、ハイブリッド車が電気式無段変速機と組み合わされます。
駆動方式については、ガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDと電子式4WD(E-Four)が設定されました。
先進安全装備として、「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼])」、「レーントレーシングアシスト」、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」などに加え、「インテリジェントクリアランスソナー」や「リヤクロストラフィックブレーキ」といった機能も全車標準装備されます。
新型バディは限定車ではなく、2021年に50台、2022年以降は年間150台の生産が計画されています。
なお、職人の手作りによる少量生産のため、出荷はおおむね2021年6月に開始されることになるようです。
価格(消費税込)は、ガソリン車が469万7000円から549万4500円、ハイブリッド車が525万300円から589万9300円です。
※ ※ ※
光岡の50周年を記念する限定車として2018年に販売された「ロックスター」もアメ車スタイルを取り入れて大きな反響を呼びました。
今回の新型バディは、2020年10月末にティザーサイトが公開されましたが、多くのアクセスが集中した結果、サイトが一時的に見れなくなるほどの話題を集めたほか、Twitterのトレンドでも上位にランクイン。
ロックスターから始まった「夢、挑戦、次世代へ」をテーマに、新しい光岡を具現化した新型バディは、これまで光岡を知らなかった人でも楽しめるようなモデルだといえます。
光岡にしかできないワクワクするようなデザインや、少数生産だからこそできる丁寧な作り込みやなど、新型バディは魅力的なSUVの1台だといえそうです。
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