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MT車激減!? 全てAT車のメーカーが既に2社存在 あえてMT車を新設定したホンダの狙いとは

くるまのニュース / 2020年12月11日 14時50分

日本の新車市場においては、MT仕様を設定するクルマが減少しているといわれて久しい状況ですが、あえて新型「N-ONE」にMT仕様を新たに設定したホンダの狙いとはなんでしょうか。

■MT車減少のなか積極的に採用するメーカーも

 日本の新車市場においては、MT仕様を設定するクルマが減少しているといわれて久しい状況です。車種によっては、モデルチェンジのタイミングなどでMT仕様が減少することもあります。

 2020年12月23日に発売予定の日産新型「ノート」では、全車が電動パワートレイン「e-POWER」を採用。これにより先代モデルではスポーツグレードのNISMO Sに設定のあったMT仕様があったものの、新型ノートでは消滅するという結果となりました。

 新型ノートの発売以降、日産でMT仕様を選択できるのはOEM車を除くと「マーチ NISMO S」と「フェアレディZ」の2車種のみとなります。

 OEM車を除いた各社のラインナップで見ると、すでにスバルや三菱のようにMT仕様を設定する新車が国内でゼロというメーカーも存在する状況です。

 一方、MT仕様を増加させるメーカーも存在し、2020年11月20日に発売されたホンダ新型「N-ONE」は、先代モデルになかったMT仕様を初採用。

 ホンダによると、通勤・通学や買い物といった街乗りからロングドライブまで、日々クルマを運転するなかで身近に「運転の楽しさ」「操る喜び」を感じられることを狙って開発したといいます。

 また、自社生産モデルのうち「CX-8」と「MX-30」以外の全車種でMTを設定するマツダのようなメーカーも存在するなど、メーカーによって方針は異なります。

※ ※ ※

 一方AT(有段AT)の特徴について見てみると、かつては2速、3速といった段数の少ないATも存在していたものの、近年のATは多段化が進み、10速ATも量産車に搭載されるようになりました。また変速スピードも向上しています。

 また、ATならではの特徴も存在します。

 それではここでクイズです。

 ブレーキを緩めるだけでアクセルペダルを踏まなくてもクルマが動く、AT車ならではの現象をなんといいますか。

【1】スタンディングウェーブ現象

【2】クリープ現象

【3】フェード現象

【4】オートパイロット

※ ※ ※

 正解は【2】の「クリープ現象」です。

 クリープ現象はトルクコンバーターの働きによって起きる現象です。

 AT車はトルクコンバーター内の液体が動くことによって動力が伝達されていて、エンジンの力が緩やかに繋がっていることから、アクセルを踏まなくてもゆっくりと動き出します。

 ちなみに、CVTやモーター駆動のクルマなどでは本来クリープ現象は起きませんが、機構を改良することによって、あえてクリープ現象が起きるようにすることで、従来のAT車と違和感の無い操作感覚としています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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