大変身して「あなた誰?」 マイチェンで顔つきが変わった現行国産車3選
くるまのニュース / 2020年12月17日 16時10分
クルマが売れるか売れないかを左右する要素として、外観のデザインが大きな割合を占めるとされています。各メーカーもその事実を受け、マイナーチェンジでフロントフェイスを大きく変更するケースも存在。そこで現行国産車のなかから、マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった車種を3車種ピックアップして紹介します。
■マイチェンでフロントフェイスが大変身!
外観のデザインは、クルマが売れるか売れないかを左右する、大きな要素のひとつです。ユーザーからの外観への評価を受け、自動車メーカーがフルモデルチェンジ(全面刷新)を待たずして、マイナーチェンジなどで顔つきを大きく変更する例も少なくはありません。
そこで、現行国産車のなかから、マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった車種を3車種ピックアップして紹介します。
●ホンダ「オデッセイ」
ホンダは2020年11月6日に、「オデッセイ」のマイナーチェンジモデルを発売しました。
現行モデルは2013年に発売されたモデルですが、2020年のマイナーチェンジでフロントグリルを横基調のデザインに変更。
あわせて、ボンネットも厚みのあるデザインに変更され、薄型のヘッドライトを採用することで、より迫力ある印象としています。
また前後のウインカーには、ボディの内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルランプを標準装備。
近年流行している装備を取り入れることで、外観からも先進性と高級感への演出が図られました。
さらに、外観デザインの変更のみならず、内装の質感向上や、予防安全装備「ホンダセンシング」など、機能の追加もあわせておこなわれており、トヨタ「アルファード」が好調を見せている国産高級ミニバン市場でどのような売れ行きを見せるのか、注目が集まります。
オデッセイの価格(消費税込 以下同様)は349万5000円から458万円です。
●トヨタ「プリウス」
トヨタ「プリウス」は、4代目となる現行モデルが2015年に発売されたハイブリッド専用車です。
先代からボディサイズが拡大されたにも関わらず、燃費性能は世界トップクラスを維持。世界初のハイブリッド量産乗用車として登場した、初代モデルからのアイデンティティを維持し続けています。
現行モデルでは、トヨタが新しく開発した「TNGAプラットフォーム」を初採用。ボディの低重心化を実現し、ノーズ先端を70mm、フード後端を62mm低くするなど、低重心でスポーティなトライアングルシルエットが実現されました。
しかし、一部が下に出っ張ったような個性的なヘッドライトの形状をはじめとした、特徴あるフロントフェイスが採用されたことから、“歌舞伎顔”と揶揄する声が、多数挙がる結果となりました。
それを受け、トヨタは2018年に内外装の変更を伴うビッグマイナーチェンジを実施。ヘッドライトもシンプルなデザインに刷新されました。
このビックマイナーチェンジでのデザイン変更の評判はおおむね上々で、2019年には登録車販売台数第1位という称号を2年ぶりに奪還しています。
プリウスの価格は、260万8000円から355万7000円です。
■2回も顔つきが変わった国産コンパクトカーとは?
●三菱「ミラージュ」
三菱は、コンパクトカーの「ミラージュ」を2012年に復活させました。
2020年4月にマイナーチェンジした三菱「ミラージュ」
6代目ミラージュはタイの工場で生産され、日本では輸入車として登場。コンパクトカーに求められる「低燃費」、「低価格」、「コンパクト(扱いやすさ)」という価値が追求されています。
登場時の価格は99万8000円(消費税率は当時の5%)からの設定で、手頃な価格も特徴でした。
復活当時のミラージュのフロントフェイスは、メッキ加飾などは使用されず、丸く張りのある親しみやすい顔つきが特徴でしたが、2016年のマイナーチェンジでデザインを大きく変更。
クロームメッキの加飾が追加され、エアダム形状のフロントバンパーを採用することで、スポーティかつ上質なフロントフェイスとなりました。
その後2020年4月には2度目のマイナーチェンジがおこなわれ、三菱の共通デザイン「ダイナミックシールド」を採用。フロントフェイスにワイルドさも加味されて、存在感が増しまています。また、デザインの変更とあわせて、予防安全装備の充実なども図られました。
ミラージュの価格は、143万2200円から156万9700円です。
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