新型「Sクラス」はいつ日本上陸!? 2021年にやってくるメルセデス車を予想した

くるまのニュース / 2020年12月27日 17時10分

コロナ禍でいろいろと大変だった2020年も、残すところあと数日。2021年にやってくる輸入車を予想してみよう。まずは輸入車ナンバーワンブランド、メルセデス・ベンツだ。

■2021年第1四半期に早くも新型「Sクラス」が上陸予定

 2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、輸入車市場も大きな影響を受けた。ここ数か月はようやく復調傾向にあるものの、2020年1月から11月までの外国メーカー車の累計台数は22万5920台と、前年同期比で84.2%となった。

 輸入車ナンバーワンブランドのメルセデス・ベンツは、2020年1月から11月の累計台数は5万784台で、前年同期比86.2%となっている。2020年は3月に新型「GLS」、6月に新型「GLEクーペ」、6月に新型「GLA」とニューモデル「GLB」、9月に改良新型「Eクラス」と、多くの新型車を投入した。

 では、2021年にやってくるニューモデルを予想してみよう。

 メルセデス・ベンツは、ドイツ本国で新型車が発表されてから、そのモデルが上陸するまでの期間が非常に短く、本国発表からだいたい半年以内には日本でも発表されていることが多い。

 まず2021年、日本で最初に登場するメルセデスモデルは、新型「Sクラス」だ。第1四半期には発表されると予想する。

 Sクラスはメルセデス・ベンツのフラッグシップセダンで、ドイツでは2020年9月2日に7年ぶりとなるフルモデルチェンジをおこない7代目に進化している。

 W223型と呼ばれる新型Sクラスには、従来どおりショート/ロングの2種類のボディが用意される。ボディサイズは全長5179mm×全幅1954mm×全高1503mm、ホイールベースは3106mm(ショート)と、現行型Sクラス(W222型)と比較して、全長は54mm長く、22mm幅広く、10mm背が高くなっている。またホイールベースは71mm長くなった。

 ロングボディは全長5289mm、ホイールベースは3216mm。これは先代Sクラス・ロングより全長は34mm、ホイールベースは51mm長くなっている。また荷室容量は20リッター増えて最大550リッターになった。

 空気抵抗係数(Cd値)は0.22と、Sクラスは世界でもっとも空力性能の高いクルマのひとつとなっている。そのため、前面投影面積は200平方センチメートルと大きくなったにもかかわらず、Cd値は先代Sクラスよりも低くなっている。

 搭載されるエンジンは、まず3リッター直列6気筒ガソリン/ディーゼルが登場する。組み合わされるトランスミッションは9Gトロニック(9速AT)だ。

「S500 4マティック」は354ps・520Nmの最高出力・最大トルクとなり、「S450 4マティック」は367ps・500Nmを発生、さらに22ps・250Nmを発生するモーターがアシストする。またディーゼルモデルは「S400d」が330ps・700Nm、「S350d」286ps・600Nmとなる。

 S500 4マティックの0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(リミッター)というパフォーマンスが発表されている。

■電気自動車の「EQ」シリーズ新型も2021年に日本にやってくる

 2021年下半期にドイツ本国で発表されたモデルは、ほかにもメルセデスAMG「GT ブラックシリーズ」などがあるが、おもなモデルとしては新型Sクラスのみだ。

 ただし、2020年12月に「メルセデスEQモデルを2022年までに6車種投入する」というリリースが発表された。EQモデルとは、メルセデスの電気自動車(EV)で、現在はミドルサイズSUVの「EQC」、およびミニバン「EQV」(日本未発売)と、2車種のEQシリーズが発売されている。

 このうち第1四半期に世界初公開される予定なのが、コンパクトSUVタイプのEV、「EQA」だ。このEQAが、2021年内に日本でも発表される可能性が高い。

コンパクトSUV型電気自動車(EV)「コンセプトEQA」。2017年の東京モーターショーでも展示されたコンパクトSUV型電気自動車(EV)「コンセプトEQA」。2017年の東京モーターショーでも展示された

 今後、2021年前半には高級EVセダンとなる「EQS」が世界初公開予定、さらに2021年後半にはビジネスEVセダン「EQE」、またコンパクトSUVタイプEV「EQB」も初公開される予定だが、メルセデス・ベンツ日本がこれらのEQシリーズを、2021年内にすべて日本市場に導入するということは考えにくい。

 ヨーロッパ市場、および中国市場においてEVシフトがおきているのは間違いないが、日本ではそこまでのEVムーブメントはまだ来ていないだろう。日本においては、導入する車種を絞って慎重に展開していくと思われる。

 ただし現在、日本で展開されている唯一のEQシリーズ「EQC」の販売は好調とのこと。その弟分となるコンパクトSUVタイプのEQAをラインナップに加えるはずだ。

 ここから先は噂レベルだが、2021年にDセグメントセダン「Cクラス」がフルモデルチェンジし、本国で世界初公開する可能性がある。

 現行型Cクラスセダン(W205)が登場したのは2014年。すでに6年が経過しており、そろそろ5代目となる新型が登場する可能性は高い。

 仮に2021年前半に新型Cクラスが世界初公開された場合、2021年内に日本に上陸するはずだ。

 Cクラスは、日本においてはメルセデス・ベンツのベストセラーモデルであり、輸入車モデル別新車登録台数でもBMW「ミニ」、フォルクスワーゲン「ゴルフ」に次いで3位をキープしている人気モデルだ。

* * *

 2020年6月に投入したコンパクトSUV「GLA」、および3列シートSUV「GLB」の販売は絶好調だという。コロナ禍の影響が大きかった2020年のメルセデス・ベンツだったが、2021年の躍進に期待したい。

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