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「ハイエース」のオープン仕様!? トヨタが考えたパイが焼ける特別モデルが凄かった

くるまのニュース / 2021年1月25日 11時10分

トヨタ「ハイエース」は世界中のプロユースから人気の商用バンです。2019年にはトヨタのオーストラリア法人が世界初となるコンバーチブルモデルを発表しましたが、どのような形で登場したのでしょうか。

■どこでもパイが食べられるハイエースがあった!?

 世の中にはさまざまなカスタムカーが存在しますが、自動車メーカー自身が企画・開発を手掛けるモデルも多数存在します。
 
 また、毎年4月1日にはエイプリルフールのネタとして度肝を抜くようなカスタムカーを発表することもあり、2019年4月1日にはトヨタのオーストラリア法人が「ハイエース」をベースとしてコンバーチブル仕様を発表(嘘)したことが話題となりました。

 2019年当時、トヨタのオーストラリア法人は、「15年ぶりとなる新型ハイエースシリーズの発売に合わせて、世界初のコンバーチブルモデルを発表。さらに、オーストラリア限定モデル『PieAce』を発表します」とエイプリルフールネタとして、いくつかの画像を公開しています。

 このハイエースコンバーチブルは、2人乗りのロングホイールベース(LWB)とスーパーロングホイールベース(SLWB)、5人乗りのLWBクルーバンと12人乗りのSLWBコミューターバスで展開されるソフトトップモデルです。

 このハイエースコンバーチブルは、セミボンネットと剛性の高いフレームを備えた形状をしており、厳しい安全基準を維持しながら、コンバーチブルのデザインを完璧に実現しています。

 コンバーチブル時の外観は、フロントウインドウならびAピラーとボディ剛性を保つためとみられる太いBピラーが存在する以外は、ボディ後端まで開放的なオープン空間を実現しています。

 オーストラリア法人の広報責任者であるブロディ・ボット氏は、次のようにコメントしています。

「ハイエースは、プロユースにとって人気のある車種であることは間違いありませんが、今回のハイエースコンバーチブルでは、さらに多くの人に人気が出ることを期待しています。

 交通量の多い街中を快適かつ安全に移動できるだけでなく、ルーフを開けて週末には海岸まで出かけられる自由度の高さも魅力です」

※ ※ ※

 また、オーストラリア法人は、ハイエースコンバーチブルに、オプションで「PieAce」と呼ばれるパイ用のビルトインオーブンを設定しています。

 PieAceにはオーブンとグリル、4つの調理ラックが付いており、最高温度は摂氏250度に達します。

 PieAceについて、前述のボット氏は次のように話しています。

「PieAceを使えば、オーストラリア人の大好物であるミートパイを一日中外出することの多い配達員でも食べることができます。

 また、ダッシュボードのアラームは、パイが調理されて食べる準備ができたことをドライバーに知らせます。

 安全なときに、ドライバーはハイエースを停車させて、後部テールゲートを開いて格納式のPieAceにアクセスできます。

 なお、オプションのPieAceを装備したハイエースコンバーチブルの価格は、2019年5月発売される新型ハイエースの発表会で明らかにされる予定です」

※ ※ ※

 このようにいかにも実物の新型モデルのような発表をおこなったトヨタのオーストラリア法人ですが、発表の最後には「注意:これはエイプリルフールのジョークです。現在、オーストラリアでハイエースコンバーチブルおよびPieAceを販売する予定はありません」とエイプリルフールであることを説明しています。

 そのため続報はありませんが、多くのユーザーからハイエースコンバーチブルを望む声は少なくないようです。

 また日本では、フェラーリで焼き芋屋を営むユーザーも存在しますが、今後、世界のどこかで、どこでもパイが焼けるPieAceのような仕様が登場しても不思議ではありません。

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