JPSカラーのランボ誕生! ロータスっぽい「シアン」の納車先は?
くるまのニュース / 2021年1月28日 17時40分
ランボルギーニ初となるハイブリッドモデル「シアンFKP37」のデリバリーが始まった。英国に納車される3台のうちの2台のカラーリングに注目だ。
■どう見てもロータスっぽいカラーリングの「シアンFKP37」
ランボルギーニが、2019年9月のフランクフルトモーターショーで発表した「シアンFKP37」のデリバリーが、いよいよスタートした。英国には正式に3台のシアンFKP37が納車されるが、そのうちの2台が英国に上陸。どのような仕様でパーソナライズされているのだろうか。
英国でシアンFKP37をカスタマーに納車したのは、H.R.オーウェンが運営するランボルギーニ・ロンドンだ。英国にデリバリーされる3台のシアンFKP37すべてを、ランボルギーニ・ロンドンが販売する。
シアンFKP37といった高額なフューオフ モデルともなると、ランボルギーニのデザインセンターとアド・ペルソナムによって、オーナーの好みに合わせてパーソナライズされるのが当たり前になっている。英国にデリバリーされた2台のFKP37も、当然のことながらオーナーの趣向を反映した内外装に仕上げられた。
まず、明るいボディカラーの1台は、グリジオ・ニンバス(グレー)のカラーでボディ全体がペイントされている。
ルーフは、カーボン地をそのまま露出しており、フロントからサイド、リアへかけて、アクセントとしてボトム部がロッソ・マルス(赤)に塗られている。このカラーリングは、2013年に発表された「ヴェネーノ」を彷彿とさせる。ヴェネーノでは、ボディサイドにイタリアのトリコローレ ストライプが入るが、英国人のオーダーだからか、トリコロールのラインはさすがにアド・ペルソナムでもオーダーしなかったのだろう。
もう1台は、さらに遊び心のある仕様となっている。ボンネット、フロントランプインサートフェンダー、エンジンカバーがカーボンファイバーを露出させた仕様となっており、その他のボディはネロ・ヘレネ(メタリックブラック)にペイントされている。
さらに、アルミホールはオロ・エレクトラム(エレクトリックゴールド)のカラーを採用し、フロント、サイド、リアのボディ下部のエアロパーツも同じゴールドでペイント。さらに、フロントとサイドのボディの縁やボディラインもゴールドのラインで縁取られている。
インテリアも同様に、ネロ・アデ(ブラック)をベースにしたレザーに、オロ・エレクトラム(エレクトリックゴールド)のステッチが施され、内外装の統一感を出している。
ゴールドのホイールをセットし、ゴールドのストライプをボディに入れたランボルギーニといえば、「ウルフカウンタック」2号車が思い出されるが、こちらはボディカラーがブルーである。ウルフカウンタック2号車のオマージュとは考えにくい。
敢えてここまで書かなかったが、ブラックのシアンFKP37がオマージュしたのは、紛れもない「JPS(ジョン プレイヤー スペシャル)」ではないだろうか。かつて、1970年代にロータスがF1に採用していたカラーリングである。ランボルギーニのエンブレムが、黒字に金でファイティングブルが描かれているとはいえ、どうみてもJPSカラーを意識してつくられたクルマにしか見えない。
JPSカラーは、市販モデルとして「ヨーロッパ スペシャル」や、2020年に発売された「エキシージ スポーツ350 GPエディション」など、ロータスが限定モデルなどに度々採用しているカラーリングだ。
イタリアのスーパーカーメーカーであるランボルギーニに、英国車の象徴ともいえるカラーリングでシアンFKP37をオーダーできるのは、英国人ならではといったところだろうか。イタリアのトリコロールカラーをボディにあしらわない点も含めて、英国人の矜恃を垣間見ることができる2台のFKP37である。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
デザイナーが語る「ランボルギーニ」の未来像 バイクから着想を得た新型車「テメラリオ」
東洋経済オンライン / 2025年1月1日 16時0分
-
ひと際輝く「プロトタイプ」エンブレムのレプリカ!! “60周年アニバーサリーモデル”を目指したカスタムワールド
バイクのニュース / 2024年12月27日 7時10分
-
ダムドのパーツで愛車が大変身! お洒落すぎるジムニー、N-VAN、エブリイ、ハスラー、タフト9選…DAMD PARTY 2024
レスポンス / 2024年12月22日 20時30分
-
ドレスアップから本気仕様まで、懐深いBMW『M4』のカスタム6選…A-MESSE JAPAN 2024
レスポンス / 2024年12月14日 15時0分
-
66年に幕! ホンダ“最後の”「スーパーカブ50」発売に反響多数! 「とうとう終焉」「悲しい」 超レトロデザイン&「専用ブルー」の特別な「ファイナルED」登場 「カブ110」は存続へ
くるまのニュース / 2024年12月14日 12時10分
ランキング
-
1元銀行員は見た!「老後貧乏」になる人の特徴
オールアバウト / 2025年1月4日 20時30分
-
2使用していない「iPhoneアプリ」はこまめに終了させるべき? 実は逆効果な可能性も……!?
オールアバウト / 2025年1月4日 20時35分
-
3軽自動車は「車庫証明がいらない」「無くても納車できる」って本当? 実は「罰金10万円」の可能性も! 知らないと「ヤバすぎる」手続きの必要性とは
くるまのニュース / 2025年1月4日 14時10分
-
4ストローが万能アイテムだったとは! ぐちゃぐちゃコード類すっきり キーホルダー装着もカンタン
まいどなニュース / 2025年1月4日 16時0分
-
5浮気に走った単身赴任中の夫 5年間泳がせ証拠固め 家族そろった団らんの場、妻は最強の復讐を果たした
まいどなニュース / 2025年1月4日 19時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください