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運転初心者でも安心!「運転しやすいクルマ」を見極める6つのポイントとは

くるまのニュース / 2021年2月7日 16時10分

SUVやミニバン、セダンにスポーツカーなどさまざまなジャンルのクルマがありますが、運転初心者にとってはどのクルマが運転しやすいのか判断が難しいところです。「運転しやすいクルマを見極めるポイント」をリサーチしてみました。

■運転初心者が苦手に感じるのはどんなこと?

 コロナ禍で新しい生活様式が求められる現在、クルマでの移動は「3密」を避ける方法のひとつとして注目が集まっており、新たに運転免許を取得する人も増加傾向にあるといわれています。

 現在のクルマは、SUVをはじめセダンやワゴン、ミニバンにクーペとさまざまなジャンルが存在し、それぞれに個性があります。

 初心者でも乗りたいクルマに乗るのが一番かもしれませんが、ジャンルによっては扱いづらいものもあります。

 これからクルマデビューを果たそうとする運転初心者には、一体どのようなクルマが適しているのでしょうか。教習所の元教官に聞いてみました。

「教習生が最初に戸惑うのは『車両感覚』でしょう。前後左右、とくに助手席側の感覚が掴みにくいようです。

 これは運転席からの視界の広さにも関連していると思われます。ボディに死角が多いクルマはベテランドライバーでも車両感覚が掴みにくいものです」

 クルマ自体の視界の広さは、ウインドウやピラー形状に左右される部分ですが、「適正な着座姿勢」が取れるかも大切なポイントです。

「体格には個人差がありますが、どんなにシートを調整しても適正な着座姿勢が取れない場合もあります。またダッシュボードが高くて前方の視界が悪いクルマなどもありますので、自分に合うかどうかは実際に座ってみるのがいいと思います」(教習所 元教官)

 また、教習生がもっとも苦手とするのが、「縦列駐車」や「クランク」「S字」といった狭い道幅での走行。ベテランドライバーでも縦列駐車は難しいものです。

「日常では小さいサイズのほうが運転しやすいと思われがちですが、小さければいいというものでもないのです。

 軽自動車しか乗っていなかった人が、いざ大きいクルマを動かすと、車両感覚が違いすぎて苦労してしまいます。

 それより死角の少なさなどを含めて、ボディの大きさが感じられるクルマは運転しやすいのではないでしょうか」(教習所 元教官)

※ ※ ※

 最近のクルマの特徴として、ハイブリッド車の存在を忘れてはいけません。ガソリン車とハイブリッド車の違いが運転に影響することもあるようです。

「かつての教習車はガソリンエンジンでしたが、最近ではトヨタ『プリウス』などのハイブリッド車を使用している教習所も多いです。ハイブリッド車はシフトレバーやスイッチ類の配置が異なり、操作方法などが違うことに戸惑う人も多いようです」(教習所 元教官)

■「運転しやすいクルマ」の必須条件とは?

 初心者にとって運転しやすいクルマの条件には、6つのポイントがあります。それは一体どのようなものなのでしょうか。

●適正な着座姿勢

 運転席に座って正しい着座姿勢が取れるクルマかどうかを確認することが大切です。

 スポーツカーなど車種によってはシートが低く配置されており、ダッシュボードが高くて前方があまり見えない場合もあります。

正しい姿勢が取れることが大切正しい姿勢が取れることが大切

 また正しい着座姿勢が取りにくいということは乗降性にも影響してくるので、実際に着座してみて違和感がないクルマがいいでしょう。

●前方視界の良さ

 フロントに限らずウインドウは大きいほうが視界が良好と感じやすいものです。

 これは死角がどれくらいなのかが関係してきますが、ピラーの太さ、とくにAピラーの太さによって死角の大きさも変わってきます。

 たとえばホンダ新型「フィット」(4代目)は安全基準をクリアしつつ、Aピラーを3代目よりも細くしています。

 またホンダ「N-BOX」も先代と比較して27mm細くすることで良好な前方視界を確保。この辺りにも注目してクルマを選ぶと良いでしょう。

●車両感覚の掴みやすさ

 初心者にとって車両感覚はつかみづらいものです。とくに助手席側の距離感はわかりにくく、無意識に左右どちらかに寄りすぎてしまうことが多いです。

 軽自動車は全幅1480mm以下ですが、最近の乗用車は全幅が1700mmを超えた3ナンバー車が増えています。

 また、見た目は可愛いくても丸みを帯びたデザインは見切りが悪く、運転しづらい傾向があります。

 直線的なラインで構成されたボディなら把握しやすく、扱いやすいでしょう。

●小回りのしやすさ

 日本の道路事情では、大きな幹線道路から細い路地に直角に曲がる場面も多いです。そんなとき運転しやすいのが小回りの効くクルマです。

 これは最小回転半径で数値化されており、数値が小さいほど小回りが効いて狭い道でも扱いやすいということになります。

 高級車ブランドのメルセデス・ベンツは決してサイズは小さくありませんが、ハンドルがよく切れるので意外に取り回しがいいことでも定評があります。

●扱いやすい動力性能

 ハイパワーなエンジンはアクセルワークに対して敏感だったり、予想以上にスピードが出てしまうので慣れが必要です。

 初心者の場合、エンジンスペックよりもスムーズに走るかどうかでクルマを選ぶのが良いでしょう。

 最近では変速ショックのないCVT車も増えていますし、車両重量も軽いクルマのほうがスムーズで扱いやすいです。

●「高い安全性」

 最近の新型車は、先進安全装備が充実しており、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制装置、レーンキープなどのサポート機能などが充実しているかでクルマを選ぶのも手段のひとつです。

 ただ先進安全装備がない中古車では、剛性感があるボディやブレーキの利きがいいクルマ、安心感のあるクルマを選びましょう。

 可能であれば試乗することをオススメします。

※ ※ ※

 運転しやすいのかどうかは主観によるところも大きいのですが、見切りの良いボディや小回りが効くハンドリング、死角の少ない前方視界といった要素を兼ね備えたものが「運転しやすいクルマ」の条件となるでしょう。

 もっとも、人気車はこういった部分を高い水準でクリアしていることが多いので、人気車を選ぶのも間違いが少ないといえそうです。

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