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普段使いに最適なうえ走りもイイ!! 家族も納得の安価な高性能車5選

くるまのニュース / 2021年1月31日 6時10分

近年、ファミリーカーといえばスライドドアのミニバンというのが多数派です。しかし、走りも楽しみたいという人には、SUVやステーションワゴンという選択肢もあるのではないでしょうか。そこで、ひと世代前の格安で手に入るSUVやステーションワゴンのなかから、高性能で走りもイイモデルを5車種ピックアップして紹介します。

■使い勝手が良好で走りも秀逸。しかも安い高性能車を振り返る

 昭和の時代には、ファミリーカーといえばセダンやハッチバックのモデルが主流でした。しかし、1990年代の中頃には3列シートのミニバンがファミリーカーとして爆発的に普及し、その後定番車種となり、現在に至ります。

 確かに、小さな子どもがいる家庭や、5人以上の多人数乗車をする機会が多いという人には、スライドドアで3列シートのミニバンが最適なチョイスといえるでしょう。

 しかし、子どもが大きくなったり、3列目シートを使う機会は年に数回あるかどうか、という人にはSUVやステーションワゴンという選択肢があると思います。

 そこで、ひと世代前の格安で手に入るSUVやステーションワゴンのなかから、高性能で走りも良好なモデルを5車種ピックアップして紹介します。

●マツダ「CX-7」

クーペスタイルを先取りしていたラージSUVの「CX-7」クーペスタイルを先取りしていたラージSUVの「CX-7」

 現在、マツダの主力車種といえばSUVで、「CX-3/CX-30/MX-30/CX-5/CX-8」と数多くラインナップしており、コンパクトなモデルから3列シート車まで、さまざまなニーズに応えています。

 このマツダのSUVラインナップには、かつて「CX-7」という、同社のクロスオーバーSUVの先駆け的存在だったモデルがありました。

 2007年に発売されたCX-7は、スポーツカーとSUVを融合させた「スポーツクロスオーバーSUV」というコンセプトで、エンジンは238馬力とパワフルな2.3リッター直列4気筒直噴ターボを搭載。

 外観はクーペSUVのフォルムをいち早く取り入れ、大きく傾斜させたフロントウインドウと低く構えたキャビンによる、スポーティなフォルムが特徴です。

 もともとは海外市場での販売をメインに開発されていたため、ボディサイズは全長4680mm×全幅1870mm×全高1645mmと当時としてはかなり大きく、室内も余裕ある空間を実現しています。

 しかし、この大きなボディと比較的高額なクルマだったことから販売は低迷し、国内では2011年に一代限りで生産を終了。

 そして、ボディがダウンサイジングされたCX-5が2012年発売され、実質的な後継車となりました。

 CX-7の中古車は60万円台から90万円台の価格帯が主流で、最終モデルに近い年式でも100万円台前半です。

●三菱「エアトレック ターボR」

ランエボの心臓が移植された高性能SUVの「エアトレック ターボR」ランエボの心臓が移植された高性能SUVの「エアトレック ターボR」

 マツダと同様に、三菱のラインナップも「アウトランダー/RVR/エクリプスクロス」といったSUVが主力で、この、現行ラインナップを先取りしたかSUVが「エアトレック」です。

 2001年に発売されたエアトレックは、6代目「ランサー」と主要なコンポーネンツを共有することで開発されたクロスオーバーSUVです。

 コンセプトはミニバンの使い勝手の良さと、ステーションワゴンのスポーティな走行性能に、オフロードでの走破性の融合で、搭載されたエンジンは2.4リッターの直列4気筒直噴エンジンと2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、駆動方式はFFか4WDを設定。

 そして2002年には、「ランサーエボリューション」と同形式の2リッター直列4気筒ターボ「4G63型」エンジンを搭載した高性能グレードの「ターボR」が追加ラインナップされました。

 最高出力はランエボの280馬力に対して、扱いやすさを考慮してデチューンされていましたが、それでも240馬力とかなりパワフルです。

 トランスミッションは5速AT、駆動方式はフルタイム4WDを採用しており、優れた加速性能と道を選ばない安定した走りを実現。

 なお、ターボRの全高は1540mmと比較的低く、スポーティなスタイリングとともに機械式立体駐車場の制限もクリアするなど、使い勝手も重視されていました。

 しかし、基本設計の古さから世代交代を余儀なくされ、2008年に生産を終了。すでに初代が併売されていたアウトランダーが後継車です。

 現在、中古車価格はかなり安価で、ターボRでも50万円前後の価格帯が中心となっています。

●ホンダ「アコードツアラー タイプS」

足まわりが強化された大人のためのスポーツワゴン「アコードツアラー タイプS」足まわりが強化された大人のためのスポーツワゴン「アコードツアラー タイプS」

 1976年に誕生したホンダ初代「アコード」は、「シビック」の上位モデルとして誕生。セダンが主力のモデルでしたが、4代目では1991年にシリーズ初のステーションワゴン「アコードワゴン」が追加ラインナップされました。

 アコードワゴンはアメリカホンダで開発・生産されたモデルで、好景気という背景とワゴンブーム、洗練されたスタイルによって、一躍人気モデルとなります。

 その後、アコードワゴンは代を重ね、2008年には車名を「アコードツアラー」に改められた5代目が登場。欧州製ステーションワゴンに通じるスポーティなフォルムで、実際に欧州仕様と共通のボディでした。

 搭載されたエンジンは全グレードが2.4リッター直列4気筒で、最高出力206馬力を発揮。トランスミッションは5速ATのみです。

 2011年のマイナーチェンジでは、2リッターエンジン車が追加されるとともに、2.4リッターエンジン車には高い運動性能と快適性を両立した「タイプS」が加わります。

 タイプSは専用セッティングのスポーツサスペンションに、17インチの大径フロントブレーキディスクが装着され、運動性能が向上。

 外観も専用デザインのフロントグリルやヘッドライト、空力性能に優れたフロントスポイラーやサイドシルガーニッシュなどが採用され、見た目もスポーティに演出されています。

 しかし、アコードツアラーが登場した時点で、すでにステーションワゴンの人気は低迷しており、販売は好調とはいえず、2013年に国内モデルの生産を終了。この代限りで、アコードのステーションワゴンは消滅してしまいました。

 現在販売中の中古車は比較的過走行なものが多い印象ですが、タイプSで高年式かつ低走行でも150万円前後が相場です。

■今では貴重な存在の大排気量自然吸気エンジンを搭載した2台とは

●スバル「レガシィ アウトバック3.6R」

スバル史上、最大の排気量を誇った「レガシィ アウトバック3.6R」スバル史上、最大の排気量を誇った「レガシィ アウトバック3.6R」

 1989年に発売されたスバル初代「レガシィ」は、セダンとステーションワゴンの「ツーリングワゴン」をラインナップし、なかでもツーリングワゴンは1990年代のステーションワゴンブームをけん引した存在です。

 その後好調なセールスを続け、1993年に登場した2代目レガシィには、ツーリングワゴンをベースに最低地上高をアップし、SUVテイストな外観を盛り込んだ派生車の「レガシィ グランドワゴン」が登場し、3世代目から「レガシィ アウトバック」の名称となり、現在に至ります。

 そして2009年に4代目レガシィ アウトバックが登場。トップグレードの「3.6R」には最高出力260馬力を発揮する3.6リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンが搭載されました。

 レガシィ アウトバック3.6Rのエンジンは、スバル車の主力だったターボエンジンと異なり、出力特性はマイルドに設定されていましたが、大排気量自然吸気エンジンならではレスポンスとトルクを生かして、鋭い加速と長距離ドライブでの余裕ある走りを実現していました。

 クルマのキャラクターにマッチしたエンジンといえますが、自動車税が高額なことから販売的には苦戦を強いられ、国内仕様では5代目の登場と同時に廃止。

 中古車はかなり安価で、70万円前後から100万円台前半が中心の価格帯です。

●日産「スカイライン クロスオーバー」

シリーズのなかでも異端の存在だったプレミアムSUV「スカイライン クロスオーバー」シリーズのなかでも異端の存在だったプレミアムSUV「スカイライン クロスオーバー」

 日産「スカイライン」に抱くイメージは、かつての「GT-R」に代表される高性能クーペや、11代目以降ではスポーティセダンではないでしょうか。

 一方で、これらのイメージを覆す異端なモデルが「スカイライン クロスオーバー」です。

 スカイライン クロスオーバーは2006年に発売された12代目(V36型)の派生車として、2009年にラインナップされたモデルで、車名のとおりクロスオーバーSUVであり、流行を先駆けていました。

 外観はスカイラインの意匠をアレンジしたフロントフェイスに、リアハッチの傾斜を寝かせたクーペSUVで、抑揚のあるフォルムは迫力があります。

 エンジンは330馬力を発揮する3.7リッターV型6気筒自然吸気を搭載し、駆動方式はFRと4WDが設定されていました。とくにアクセルレスポンスに定評があるエンジンでしたので、スポーティかつ余裕のある走りが可能でした。

 クーペとSUVを融合させたスカイライン クロスオーバーは、海外市場に投入されていたインフィニティ「EX37」を国内向けに仕立てたモデルで、高級感も漂うプレミアムSUVでしたが、やはりスカイラインのイメージとは離れていたのか販売は低迷。スカイライン クロスオーバーは2016年に生産終了し、後継車はありませんでした。

 現在、中古車相場は高年式のモデルで200万円台前半、中期以前のモデルならば100万円台前半が相場で、なかには100万円を大きく下回る物件もあります。

※ ※ ※

 ひと世代前のモデルを視野に入れると、かなり魅力的なクルマが多数存在します。

 しかし、ネックとなるのが維持費で、部品も欠品が増えて在庫が残っていても長期在庫の部品は価格が上昇しているケースが一般的です。

 そして、なによりも税金も高く、新車登録から13年超で自動車税と重量税が上がり、18年超ではさらに重量税が加算されます。

 今回、紹介したレガシィ アウトバック3.6Rやスカイライン クロスオーバーは、そもそも自動車税が高額なため、せっかくいいクルマなのに手が出ないというは非常に残念なことです。

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