メルセデスのコンパクトEV新型「EQA」販売開始 ドイツでは実質約480万円から
くるまのニュース / 2021年2月7日 8時30分
独メルセデス・ベンツは2021年2月4日、コンパクトSUVタイプの新型電気自動車(EV)「EQA」の発売を開始した。
■全長4463mmとコンパクトSUV「GLA」とほとんど同じ大きさのフルEV
独メルセデス・ベンツは2021年2月4日、コンパクトSUVタイプの新型電気自動車(EV)「EQA」の発売を開始した。納車はこの春からを予定している。
EQAはメルセデス・ベンツのEVシリーズ「メルセデスEQ」モデルでもっともコンパクトなエントリーモデルだ。
全長4463mm×全幅1834mm×全高1620mm、ホイールベースは2729mmと、サイズ的にはメルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLA」とほとんど変わらない大きさだ。荷室容量は通常時340リッター、最大1320リッター、車両重量は2040kg(乾燥重量)になる。
今回登場した「EQA250」は、190ps・375Nmを発生するモーターを搭載、フロントを駆動する。最高速度は160km/h、0-100km/h加速は8.9秒というパフォーマンスを誇る。搭載するリチウムイオンバッテリーは66.5kWhの容量を持ち、航続距離はNEDCレンジで486kmだ。
ドイツでの車両価格は4万7540ユーロ(日本円で約600万円)。メルセデス・ベンツとドイツ連邦政府は電動モビリティへのシフトを支援しており、9000ユーロ(約115万円。政府負担分6000ユーロ/メルセデス・ベンツ負担分3000ユーロ)の補助金を受け取ることができるため、価格はドイツ付加価値税を含めて3万7950.5ユーロ(約480万円)からとなる。
この金額にはメルセデス・ミー チャージの1年間の使用料も含まれる。欧州でメルセデス・ミー チャージを利用のユーザーは、この期間のグリーンチャージを追加料金無しで使うことができる。
EQA250には期間限定で「エディション1」を用意する。この特別限定モデルのエクステリアは「ナイトパッケージ」の要素とAMGスタイリングを組み合わせたもので、スポーティなルックスに20インチホイールを組み合わせている。インテリアはバックライト付きのトリムパネルに加え、本革シートとドアにブルーのステッチを施している。価格は標準モデルに加え8520.4ユーロ(約108万円)となる。
アドバンスドパッケージ(2570.4ユーロ、エディション1に含まれる)は、EQA標準仕様に快適性と安全性を追加したもの。インテリアでは2台の10.25インチディスプレイを装備したワイドスクリーンコックピットを採用。またドライバーをサポートするブラインドスポットアシストやミラーパッケージ、リバースカメラ付きパーキングパッケージを装備する。
アドバンスドプラスパッケージ(3677ユーロ。エディション1との組み合わせでは1106.7ユーロ)は、アドバンスドパッケージの快適性をさらに向上したもの。キーレスゴー・コンビニエンスパッケージ、サーモトロニック2ゾーンオートエアコン、ハイファイオーディオシステム、ワイヤレススマートフォン充電などが含まれる。
プレミアムパッケージ(5557.3ユーロ。エディション1との組み合わせでは2986.9ユーロ)は、パノラミックサンルーフ、Burmesterサラウンドサウンドシステム、360°カメラ付きパーキングパッケージを追加する。
* * *
EQAの生産はドイツ・ラスタット工場で2020年に開始された。ラスタット工場ではEQAだけでなくAクラス、Aクラスセダン、Bクラス、GLAも生産しているが、これらは内燃機関モデルだけでなくPHEVも含まれている。
EQAのバッテリーシステムは、メルセデス・ベンツの子会社であるカメンツのアキュモーティブが供給している。またポーランドのジャワールにあるバッテリー工場では、コンパクトなEQモデル用のバッテリーシステムの生産準備を進めているという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
韓国・EV市場に異変、火災事故後に売却希望者が倍増
KOREA WAVE / 2024年9月16日 7時0分
-
「アルファード」サイズの「新型ミニバン」発表に反響多数!? 「欲しい」「気になる」 全長4.9m超え「超シンプルデザイン」がカッコイイ「EQT」ドイツで登場
くるまのニュース / 2024年9月3日 17時10分
-
メルセデスベンツ、EクラスとGLEにディーゼルPHEV導入…EVモードは最大109km
レスポンス / 2024年9月2日 19時45分
-
メルセデスベンツ『EQE』シリーズ、航続が最大690kmに…加速性能も向上
レスポンス / 2024年9月2日 9時30分
-
400馬力超え! 新型「美麗“クーペ”SUV」公開! オシャグレー×豪華内装が超カッコイイ「エディション S line」発売
くるまのニュース / 2024年8月26日 21時25分
ランキング
-
1「便が漏れる」、「薬物依存になる」、「死に至る」…栄養学の専門家が絶対に飲んではいけないと話す「ヤセ薬」一覧
プレジデントオンライン / 2024年9月19日 16時15分
-
2なぜ「肌の接触」が必要なのか? ハグやマッサージが幸福感をもたらす理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 17時50分
-
3若者にも増加中…「スマホ老眼」を治す一番の近道は?【一生見える目をつくる】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 9時26分
-
450代から急増する薄毛の悩み!薄毛危険度チェックで確認&早めの対策を
ハルメク365 / 2024年9月19日 16時0分
-
5「結局、水筒にスポーツドリンクを入れるのはNGなの?」「炭酸飲料は?」 水筒に入れていいもの/いけないものを企業が解説
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月18日 18時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください