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マクラーレン「855LT」!? ノビテックが「765LT」を過激スタイルに大変身!

くるまのニュース / 2021年2月13日 12時10分

765台限定のマクラーレン「765LT」を、ノビテックが過激にチューニングした。往年のマクラーレン「F1 GT-R」を想起させるノビテック「マクラーレン765LT」を紹介する。

■「F1GT-R」を連想させる攻撃的スタイル

 ドイツのチューニング・メーカー、ノビテックの勢いが止まらない。フェラーリ「F8トリブート」をチューニングしたばかりのノビテックだが、それからわずかな期間で、次はマクラーレンが誇るスーパーシリーズの頂点「765LT」をベースとした最新作ノビテック「マクラーレン765LT」を発表した。

 そもそも「LT(ロングテール)」とは、エアロダイナミクスをさらに向上させた、いわばマクラーレン自身によって運動性能を高めたモデルにだけ付けられる名称である。

 このマクラーレンが手がけた高性能モデルをベースに選択したノビテックには、パフォーマンスの向上によほどの自信、そして同時に確信というものがあったのだろう。最近、同社のデモカーで使用されることの多いハイグロスコートのネイキッドカーボンでまとめられたエクステリアは、ペイントを施したモデルよりも戦闘的な姿に見える。

 ノビテック製のスポーツスプリングを装着したため、車高はオリジナルの765LTからさらに20mmダウン。車高を低くしたことによる重心の低下は、コーナリング時のパフォーマンスを大幅に向上させるだろう。

 ヘッドライト用のネイキッドカーボン インサイトを始め、フロントセクションも派手さこそないが、エアロダイナミクスを重視してその造形が変更されている。

 フロントフードもまた同様で、フロントスポイラーから導入されたエアは、ダウンフォースを生みつつ、ここから効率的に排出される仕組みとなっている。さらにルーフ上には、エンジンルームにエアを取り入れるためのエアスクープが新設された。

■好みに合わせて3タイプのエンジンチューニング

 ノビテック・マクラーレン765LTの前後のホイールは、F8トリブートと同様に、米国ヴォッセン社製のダブルスポーク・デザインの「MC3」をセット。フロントは20インチ、リアは21インチのサイズ設定となる。

 ちなみにホイールカラーは、実に72色から選ぶことができるという。組み合わせられるタイヤは、フロント255/30ZR20、リア325/25ZR21だ。

ルーフ上のエアスクープが新設されたことで、「F1GT−R」を思い起こさせるノビテック「マクラーレン765LT」ルーフ上のエアスクープが新設されたことで、「F1GT−R」を思い起こさせるノビテック「マクラーレン765LT」

 リアミッドに搭載されるエンジンは、3ステージのチューニングから選択が可能だ。そのなかでもっとも強力なものは、「ノビテック パワーステージ2」である。ノーマル比で90ps/98Nmアップの最高出力855ps/7400rpm、最大トルク898Nm/6300rpmとなり、このプログラムを選択すると、0−100km/h加速2.5秒、最高速は330km/h以上に達することが可能となる。

 リアグリルのなかから4連で姿を見せるマフラーは、軽量なインコネル製だ。スタンダードのチタン製よりもさらに軽く、999ゴールドでラッピングされるため、熱対策も万全である。

 ほかにカスタマーの希望で、最高出力817ps/7300rpm、最大トルク879Nm/6250rpm仕様の「N-TRONIC」、840ps/7300rpm、最大トルク893Nm/6300rpm仕様の「ノビテック パワーステージ3」を選ぶこと可能だ。

 サスペンションやエクステリアパーツなども、好みのものを単品で購入、装着できることで、まさにオーダーメイド感覚のクルマ作りが楽しめる。

 ノビテックのライバルがマクラーレンの社内部門であるMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)そのものと評しても、大袈裟ではないだろう。

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