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MINI最新の電気自動車「ミニクーパーSE」が大幅改良! 欧州では3月登場

くるまのニュース / 2021年2月15日 15時10分

独BMWは2021年2月10日、英国高級車ブランド「MINI」のピュアEV「MINI Cooper SE(ミニクーパーSE)」を大幅アップデート、同年3月から欧州で市場投入を開始すると発表した。

■この3月から欧州市場に導入開始

 独BMWは2021年2月10日、英国高級車ブランド「MINI」のピュアEV「MINI Cooper SE(ミニクーパーSE)」を大幅アップデート、同年3月から欧州で市場投入を開始すると発表した。

 ミニ クーパーSEは今回、2021年1月27日にマイナーチェンジを受けた「MINI3ドア」「MINI5ドア」「MINIコンパーチブル」と同様の変更を受けている。

 エクステリアではデザインを一新。フロントグリルは六角形の周囲がこれまで以上に大きくなり、丸い特徴的な新LEDヘッドライトが標準装備されている。

 またロービームとハイビーム用LEDユニットは、ハイグロスブラックのハウジングに収められており、円周方向のライトバンドは、デイタイムランニングライトとターンインジケーターの機能を果たす。

 フロントバンパーも新しくデザインされ、大型化により表情豊かになっているのが特徴だ。

 また「マルチトーンルーフ」と呼ばれるオプションを用意。これはサンマリノブルー/パーリーアクア/ジェットブラックのルーフがグラデーションになっているのが特徴だ。
 
 ブラックのエクステリアミラーキャップ、17インチのMINI Electric Collectionスポーク軽合金ホイール、グリル、ヘッドランプ、リアランプサラウンド、MINIロゴ、リアモデルのレタリング、ドアハンドル、サイドスカットルなど、ピアノブラックの光沢のある要素が追加され、控えめながらスポーティなルックスに変更された。

 インテリアも大きく変更されている。新設計のスポーツレザーステアリングホイールが標準装備となり、その奥には5インチカラーディスプレイを備えたマルチファンクションディスプレイが備わる。またセンターには8.8インチのカラータッチスクリーンディスプレイを標準装備している。

 フロントボンネットに搭載される電気モーターは最高出力184ps・最大トルク270Nmを発生、前輪を駆動する。搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は32.6kWhで、一充電での走行可能距離は最大234km(WLTPモード)を達成する。最高速度は150km/h(リミッター)だ。

* * *

 ミニクーパーSEは、MINI史上初の量産型EVで、2020年に欧州で登場している。日本ではまだ導入されていない。

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