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フェラーリからホンダまで! 女性が選ぶカーオブザイヤーのカテゴリーベスト9台が決定

くるまのニュース / 2021年3月3日 15時30分

女性だけのメンバーで構成されるウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーが選ぶ、カテゴリーベストカーが9台選出された。

■ベスト ラグジュアリーにはレクサスが選出される!

 ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(以下WWCOTY)が、9つカテゴリーのベストカーを発表した。この9台のなかから1台が、ベストカー・オブ・ザ・イヤーとして2021年3月8日の国際女性デーに発表される予定だ。

 WWCOTYのベストカー・オブ・ザ・イヤーの発表の前に、カテゴリー別のベストカーを9台紹介しよう。

●ベスト アーバンカー:プジョー「208」

 第41回目となる「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のインポートカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたプジョー208。

 日本では、「STYLE」「ALLURE」「GT」の3つのトリムで展開されており、車両価格(消費税込、以下同様)はそれぞれ、249万9000円、262万9000円、299万円からとなっている。

 搭載されるエンジンは最高出力100ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1750rpmを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボとなる。

●ベスト ファミリーカー:シュコダ「オクタヴィア」

 もともとチェコのメーカーであったシュコダは、現在VWグループの一員である。そのため、VWのプラットフォームを共用してクルマを生産している。

 オクタヴィアは「ゴルフ」がベースとなっており、5ドアハッチバックとワゴンの2種類がラインナップされ、5ドアハッチバックの外観はセダンに見える点が特徴だ。

●ベスト ラグジュアリーカー:レクサス「LC500カブリオ」

 2019年にコンセプトカーが登場したLC500カブリオは、日本では「LC500コンバーチブル」の名称で呼ばれている。

 4968ccV型8気筒エンジンは、最高出力477ps・最大トルク540Nmを発揮。車両価格はジャスト1500万円。

 三眼フルLEDヘッドランプやフルLEDリアコンビネーションランプなど、特徴あるデザインはコンバーチブルでも健在。全体的にエレガントなデザインは、男性的でも女性的でもないユニセックスな雰囲気を醸し出している点も、女性審査委員には好評価だったのかもしれない。

●ベスト スポーツカー:フェラーリ「F8スパイダー」

 フェラーリの「458」や「488」の代では、クーペではなくスパイダーを運転するオーナーは、パートナーを助手席に乗せる場合が多いことをフェラーリがアナウンスしていたが、「F8」はむしろ女性がドライビングしても非常に似合うクルマである。

 フェラーリサウンドを堪能するのなら、オープンの方がよりダイレクトに楽しめることは間違いない。また、458以降は誰でも気軽に気負うことなくドライビングできるようになっているが、F8はさらに洗練度が増している。

 日本での車両価格は3657万円だが、快適装備のオプションやこだわりの仕様を選ぶと、軽く4000万円オーバーからとなる、

●ベスト EV:ホンダ「e」

 2020年8月から日本でも発売がスタートされたホンダeの車両価格は、451万円。レトロフューチャーなデザインは、とくに欧州の古い都市景観にマッチするだろう。

 一充電あたりの航続可能距離は、WLTCモードで283kmと、シティコミューターとしては十分すぎるほどの実力を備えている。

 ダッシュボードには、5つのスクリーンを水平配置した世界初のワイドビジョンインストルメントパネルが採用されており、サイドカメラミラーシステムの映像も表示され、モビリティとしてだけでなくコネクティビティの優れた点も評価されたのではないだろうか。

■評価のポイントはコストパフォーマンスにあり

 WWCOTYは、5大陸38カ国から集まった50人の女性だけのモータージャーナリストで構成され、2021年で11年目を迎える。評価の基準は、安全性、快適性、技術、コストパフォーマンスの4点だ。

 対象となるのは、2020年1月から12月までに発売されたクルマで、各カテゴリーのベスト3を選出し、その後にカテゴリー別のベストカーを選ぶ。さらに9つのカテゴリーのベストカーから、最優秀の1台を選ぶことになっている。

 女性が選出するクルマではあるが、あくまでもその年のベスカーを選ぶことが目的であり、女性のためのクルマを選ぶことが目的ではない。

 では、昨今、世界中で人気となっているSUVジャンルの各ベストを紹介しよう。

ベスト ミディアムSUV:ランドローバー「ディフェンダー」ベスト ミディアムSUV:ランドローバー「ディフェンダー」

●ベスト アーバンSUV:プジョー「2008」

 2008は、Bセグメントの「208」のクロスオーバー的なクルマだ。

 日本では「ALLURE」「GT」「GT Drive Edition」の3つのトリムがラインナップされており、それぞれ車両価格は302万円、341万円、359万円からとなっている。

 ちなみに、日本でのCMソングにはPerfumeの『Time Wrap』が起用されており、軽快で都会的なイメージを印象づけている。

●ベスト ミディアムSUV:ランドローバー「ディフェンダー」

「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」で、5位となったディフェンダー(プジョー208は4位)は、2020年に世界的にも注目を集めた1台であることに間違いない。

 先代を想起させるボディラインを踏襲しつつ、洗練されたシンプルな面構成で処理されたデザインは、男女関係なくよく似合う。

 日本では2020年11月よりマイルド ハイブリッドテクノロジーを採用した3リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジンが導入され、さらに選択肢が増えた。

 ロングボディの「110」の車両価格は、2リッター直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンが619万円から、3リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジンが754万円からとなっている。

●ベスト ラージSUV:キア「ソレント」

 日本には導入されていない韓国メーカー、キアだが、欧州や米国にも工場があり、欧米ではポピュラーなメーカーである。

 ソレントの英国での車両価格は、3万8845ポンド(邦貨換算約580万円)からと、ラージSUVとしてはお手軽な価格設定となっている点が、コストパフォーマンスに優れていると評価されたのだろう。

●ベスト 4×4 & ピックアップ:フォード「F−150」

 2020年にフルモデルチェンジを果たしたフォードF−150は、アメリカではベストセラーモデルである。

 新型F−150は、「史上もっとも生産性の高いF−150」が目標として掲げられており、快適性だけでなく実用的にもアップデートされたキャビンとなったのが特徴だ。

 アメリカでの車両価格は、エントリーグレードでは2万8940ドル(邦貨換算約310万円)からとなっており、どこでもオフィスとして使用できるキャビン、アウトドアなどのレジャーでの使い勝手など、非常にコストパフォーマンスと快適性に優れた1台であることに間違いない。

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