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1番欲しいのはドラレコ? コンパクトSUVの標準装備に何を求める?

くるまのニュース / 2021年3月21日 18時10分

コンパクトSUVが人気ですが、ユーザーはどのような装備を求めているのでしょうか。

■コンパクトSUVに求めるものは何?

 最近、流行りのコンパクトSUVですが、ユーザーはどのような機能・性能を求めているのでしょうか。
 
 今回は、くるまのニュースのSNSにて「コンパクトSUVに求めるもの」として、快適装備、安全機能、走行性能(燃費)に関してアンケートを実施しました。

 昨今、国産メーカーでは続々と新規車種としてコンパクトSUVを投入しています。

 ここ数年では、2019年にトヨタ「ライズ」、ダイハツ「ロッキー」、マツダ「CX-30」、2020年にトヨタ「ヤリスクロス」、日産「キックス」、マツダ「MX-30」と相次いで発売されました。

 また、2021年秋頃にはトヨタがタイ市場などを中心に販売している「カローラクロス」が日本へ投入されるといわれています。

 コンパクトSUVに明確な定義はないものの、一般的には全長4500mm未満のSUVが分類されています。

 では、コンパクトSUVに関心を持つユーザーは、どのような装備・機能・性能を求めているのでしょうか。

 最初にコンパクトSUVに「標準装備して欲しい快適機能はなんですか?」という質問では次のような結果となりました。

 ・フルフラットが可能なシートアレンジ(62.5%)
 ・リアシートのリクライニング(53.1%)
 ・リアシートのエアコン(43.8%)
 ・シートベンチレーション(28.1%)
 ・リアシート用の充電機能(28.1%)
 ・リアシートのスライド機構(25%)
 ・ハンズフリーバックドア(21.9%)
 ・4:2:4分割のリアシート(21.9%)

 昨今の新車市場では、軽自動車でもかつての高級車並みの快適機能が採用されています。

 そうしたなかで、コンパクトSUVに欲しい機能としてはフルフラットを重視する声が多くなりました。

 また、リアシートのリクライニングなどフロントだけでなくリアの居住性に関心のあるユーザーが多いことから、リアシートを頻繁に使うことを前提としたユーザーも多いようです。

 昨今、関心が高まっている安全機能において、「標準装備して欲しい機能」に関する質問では、次のような結果となりました。

 ・ドライブレコーダー(78.1%)
 ・衝突被害軽減ブレーキ(68.8%)
 ・アダプティブクルーズコントロール(53.1%)
 ・踏み間違い防止(37.5%)
 ・サイドエアバッグ(37.5%)
 ・車線逸脱抑制機能(37.5%)
 ・SOSコール(15.6%)

 今回の質問では基本的にクルマ自体に搭載される安全機能を中心として項目で実施しましたが、そのなかに後付装備の代表的なものとして「ドライブレコーダー」を入れています。

 結果としては、8割近いユーザーがドライブレコーダーの標準装備を希望しており、さまざまな安全装備があるなかで事故やトラブル時の証拠としても活用出来るドライブレコーダーに関心が集まっているようです。

 ユーザーの安全意識に関して、首都圏の国産メーカーの販売店スタッフは次のように話しています。

「最近では、軽自動車から高級車までどの車種を検討されるお客さまからも安全装備に関する質問を受けます。

 また、ドライブレコーダーに関してはディーラーオプションとなりますが、大半のお客さまが購入されていることもあり、定番化した安全装備として認知されているようです」

■コンパクトSUVに求める性能は? 燃費はどれくらいが理想?

 コンパクトSUVは、街乗りを重視した車種ですが、ユーザーはどのような性能を求めているのでしょうか。

 結果としては次のとおりです。

 ・さまざまな路面状況に応じる走行モード(59.4%)
 ・高い最低地上高や余裕のあるアプローチアングル/デパーチャーアングル(56.3%)
 ・加速などの動力性能(46.9%)
 ・高度な四輪制御技術(18.8%)

 もっとも多かったのが路面状況に応じた走行モードとなり、コンパクトSUVといえども走行をサポートする性能を希望する傾向にあるようです。

最近のコンパクトSUVでは本格四輪駆動制御を採用するモデルも存在(画像はヤリスクロス)最近のコンパクトSUVでは本格四輪駆動制御を採用するモデルも存在(画像はヤリスクロス)

 また、ユーザーが新車購入時に関心が高い項目として「燃費」が挙げられます。

 コンパクトSUVにおいて、最低どれくらいの燃費を希望するのでしょうか。結果は次のよう通りです。

 ・1リッター当たり:20km以上(53.1%)
 ・1リッター当たり:15km以上(34.4%)
 ・1リッター当たり:25km以上(12.5%)
 ・1リッター当たり:30km以上(3.1%)

 このように、現在のコンパクトSUV(ガソリン車)におけるカタログ燃費(WLTCモード)と大きく変わらない20lm/L以上を希望するユーザーが多いようです。

 しかし、少数派の回答には「1リッター当たり:40km以上」という高い数値を求める人も存在しました。

※ ※ ※

 コンパクトSUVは、年齢層や家族構成、使用用途など幅広いユーザーから関心が集まっています。

 そうしたなかで、今回の快適装備、安全機能、走行性能(燃費)のニーズにマッチするモデルが今後も売れていくのかもしれません。

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