なぜ注目集まる? トヨタ「カローラクロス」がヤリクロ・新型ヴェゼルよりも関心高し?
くるまのニュース / 2021年3月10日 10時10分
2021年秋頃にトヨタ「カローラクロス」が日本で発売されるといわれていますが、どのようなモデルなのでしょうか。アンケートやSNS、販売店などに話を聞いてみました。
■なぜ日本未発売の「カローラクロス」に関心が集まる?
2021年の新車市場において、ホンダのコンパクトSUVとなる新型「ヴェゼル」が登場し、SNSなどで大きな話題となりました。
今回、くるまのニュースではSNSにてアンケートを実施。そのなかで、日本で未発売のトヨタ「カローラクロス」に関心を持つユーザー多かったのですが、カローラクロスとはどのようなモデルなのでしょうか。
今回のアンケートでは、国産コンパクトSUVに分類される主なモデルを項目として選択する形で、「国産コンパクトSUVで関心のあるモデルは?」という質問を実施しました。
その結果は以下の通りです。
・トヨタ「カローラクロス」(34.4%)
・トヨタ「ヤリスクロス」(31.3%)
・ホンダ「ヴェゼル」(28.1%)
・日産「キックス」(25%)
・ダイハツ「ロッキー」(21.9%)
・マツダ「CX-30」(21.9%)
・スズキ「ジムニーシエラ」(18.8%)
・スバル「XV」(15.6%)
・スズキ「クロスビー」(15.6%)
・三菱「RVR」(12.5%)
・スズキ「エスクード」(12.5%)
・マツダ「CX-3」(12.5%)
・トヨタ「C-HR」(9.4%)
・マツダ「MX-30」(9.4%)
このように、上位には売れ筋のヤリスクロスや、フルモデルチェンジが発表された新型ヴェゼルが挙げられているのは分かりますが、なぜカローラクロスを挙げるユーザーがもっとも多かったのでしょうか。
カローラクロスは、2020年7月にタイなどアジアを中心に発売されたコンパクトSUVです。
ボディサイズは全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mmと日本市場でのコンパクトSUVとしては大きな部類となります。
プラットフォームは、C-HRや「プリウス」、そして「カローラシリーズ」に用いられるTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。さらに、新開発サスペンションなどによる走行安定性や快適な乗り心地や静粛性を実現しました。
タイで販売されているカローラクロスのパワートレインは、1.8リッターガソリン車と同排気量のハイブリッド車を設定し駆動方式は2WD(FF)のみです。
現地価格は、ガソリン車が98万9000バーツ(約350万円)、ハイブリッドモデルが101万9000バーツから119万9000バーツ(約360万円から約424万円)となっています。
国内未発売のカローラクロスについて、トヨタの販売店では次のように話しています。
「カローラクロスは2021年秋頃に出てくるという話を聞いていますが、日本仕様に関する詳細は分かりません。
しかし、基本的にはタイ仕様などと共通されると思います。価格帯は、C-HRと同じCセグメントSUVですので、同じようなガソリン車が200万円前半から、ハイブリッド車が200万円後半からと予想しています。
最近は、カローラクロスの下となるBセグメントのヤリスクロスやライズと、Dセグメント上のRAV4やハリアーが好調ですので、その流れにカローラクロスは乗れると思います」
※ ※ ※
SNSではカローラクロスについて、「サイズ的にカローラクロスが良いかも」「本当に出るなら欲しい!」「新型ヴェゼルとどっちにするか悩む」という声が出ています。
2021年3月上旬時点では、トヨタから公式なアナウンスはありませんが、カローラクロスへの関心は高まっていることから、発売されればヤリスクロスやライズのように人気コンパクトSUVになるかもしれません。
■ユーザーが望む! 日本市場で発売して欲しいコンパクトSUVは?
カローラクロスはタイで先行して発売された、現時点では海外専用車ですが、ほかにも海外でしか販売されていないモデルは数多く存在します。
今回のアンケートでは、「海外専用車や販売終了車でいま日本で売って欲しいコンパクトSUV」という質問を実施。
そのなかで複数の回答があった車種は、日産「ジューク」と「キャシュカイ」です。
ジュークはかつて初代モデルが日本でも販売され、現在のコンパクトSUV市場を開拓したモデルともいえ、2019年秋には欧州市場にて2代目へとフルモデルチェンジしました。
キャシュカイは、初代モデルが日本で「デュアリス」という名前で販売されていた過去を持ちます。
新型キャシュカイは、2021年2月18日に欧州市場で発表され、日本でもそのデザイン性などに関心を持つユーザーが続出しました。
トヨタ「カローラクロス」は日本に導入される? 注目度が高まる!(タイでの試乗会の様子)
海外で展開される日産のコンパクトSUVについて、首都圏の日産販売店スタッフは次のように話しています。
「現在、日本で販売しているSUVは『キックス』と『エクストレイル』ですが、キックスはもともと2016年に海外で登場しました。
エクストレイルに関しては海外版となる新型『ローグ』が2020年に北米で発売されています。
このようなこともあり、最近では海外の日産車に関心を持たれるお客さまが増えている印象です。
ジュークに関しても、欧州では2代目が発売された後も日本で初代モデルが継続販売され、その後2代目が導入されなかったという経緯があり、お客さまからは『2代目を待っていたのに』という声を頂きました。
また、インドでは『マグナイト』というコンパクトSUVが出ていますが、これに関しても日本では発売しないのかというお声を頂いています。
SUVブームが続いていることもあり、日産でもSUVラインナップを増やして欲しいというのは現場からの願いですね」
※ ※ ※
最近では、インターネットやSNSの普及もあり、日本未発売の海外専用車の情報が簡単に見られるようになりました。
こうした状況もあり、「日本でも売って欲しい」という声が続出しているようです。
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