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トヨタ「ランクル」が2連続首位に! 盗難ランキングで集中する車種の傾向とは

くるまのニュース / 2021年3月18日 11時10分

日本損害保険協会は、定期的に自動車の盗難事故実態調査を実施しています。2021年3月15日に発表された最新版ではどのようなモデルが盗難被害に遭いやすいのでしょうか。

■前回に続きトヨタ「ランドクルーザー」が盗難被害に遭いやすい結果に

 人気モデルは、新車・中古車問わず多くのユーザーから注目されています。
 
 しかし、裏を返せば盗難被害に遭いやすいモデルといますが、どのようなモデルが盗難被害に遭っているのでしょうか。

 盗難被害に関する調査は、一般社団法人 日本損害保険協会が2000年度から自動車盗難防止対策として、自動車本体盗難事故や車上ねらい事故の実態調査を実施しています。

 同協会では、毎年2月・11月に調査をおこなっており、今回は2020年11月1日から30日に期間で実施した結果を2021年3月15日に発表しました。

 今回の上位10車種結果は以下の通りです(カッコは2020年2月実施)。

 1位:トヨタ「ランドクルーザー」(前回同)
 2位タイ:トヨタ「プリウス」(前回同)
 2位タイ:レクサス「LX」(前回3位)
 4位:レクサス「LS」(前回5位)
 5位:トヨタ「クラウン」(前回11位)
 6位タイ:トヨタ「アルファード」(前回4位)
 6位タイ:レクサス「IS」(前回圏外)
 6位タイ:レクサス「RX」(前回7位)
 9位タイ:トヨタ「ハリアー」(前回11位)
 9位タイ:日産「スカイライン」(前回圏外)

※ ※ ※
 上位10車種のほかには、トヨタ「ヴェルファイア」やトヨタ「ハイエース」なども盗難が多かったといいます。

 今回の結果では上位3モデルは前回同様となったものの、それ以降は盗難被害に遭いやすいモデルに変化が見られています。

 なかでも、ISは直近数回の結果を見ても上位にランクインはしていませんでしたが、2020年6月にビッグマイナーチェンジを発表したことが影響してか、同率6位になっています。

 また、盗難被害が特定のモデルに集中する傾向は変わっておらず、トヨタ車(レクサス含む)に集中しています。

 今回の結果について、日本損害保険協会は次のように説明しています。

「車両本体盗難の件数は前回調査から31.9%減少しました。警察庁が公表している2020年の自動車盗難認知件数は、前年比27.1%の減少となっており、本調査においても盗難件数が減少したと考えられます。

 また、自動車盗難認知件数は、2003年の年間6万4223件をピークに減少傾向が続いており、2020年は年間5210件となりました。(出典:警察庁「犯罪統計資料」)

 認知件数減少は、増加する自動車盗難被害に対して、当協会が民間側の事務局を務める『自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム』が長年にわたり自動車盗難の対策および減少に向けて精力的に取り組んできた成果です」

※ ※ ※

 最近では、スマートキーの電波を悪用した通称「リレーアタック」などという新手の盗難方法も出ています。

 人気モデルに乗っている人は、普段から「バー式ハンドルロックや警報装置などの盗難防止機器を使用する」「防犯設備が充実した駐車場を利用する」「貴重品は車内に放置しない」など、複数の防犯対策を講じることが有効です。
 
 また、自宅の駐車場でも安心せずに、防犯カメラや防犯灯などを利用して窃盗犯が心理的・物理的に侵入しづらくすることも重要だといえます。

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