圧巻のトヨタ「アルファード」超え!? 11人乗り新型MPV「スターリア」とは? 「グランエース」とも比較
くるまのニュース / 2021年3月25日 14時10分
ヒュンダイが2021年3月17日に発表した新型MPV「スターリア」はどんなクルマなのでしょうか。トヨタの「グランエース」「アルファード」と比較します。
■スターリアはどんな高級ミニバン?
韓国の大手自動車メーカーのヒュンダイは2021年3月17日にMPV(日本でいうミニバン)の新型モデル「スターリア」の内外装デザインを世界初公開しました。
最大で4列・11人乗り仕様が用意されるなど、乗用車のなかでもかなりの多人数乗車が可能なモデルとして登場予定ですが、日本には最大4列・8人乗りのトヨタ「グランエース」が存在するほか、同社の人気高級ミニバンとして知られている「アルファード」(最大3列・8人乗り)もあります。
ヒュンダイのスターリアとトヨタのグランエース・アルファードでは、どのような違いがあるのでしょうか。スターリアについていま判明している情報を元に、比較していきます。
スターリアのフロントデザインは、ボンネット先端からルーフまでなめらかにつながる流線型のデザインを採用。ボンネットの下部を横に縦断する細長いデイライトが、先進性を演出しています。
ヘッドライトやテールライトに取り入れられたピクセル状のデザインも特徴的です。
また公開された黒いボディカラーのスターリアでは、ゴールドの差し色が配されています。
ウインドウの面積は全体的に広く開放感のあるドライブが期待できそうですが、ヒュンダイによるとこのデザインは韓屋(かんおく)と呼ばれる韓国の伝統的な建築様式に着想を得てデザインされたといいます。
一方、トヨタの高級ミニバン2台のデザインに目を向けると、「グランエース」はセミボンネット型の海外向けハイエースをベースに大きな金属調フロントグリルを採用。ヘッドライトと連続性のあるデザインで、堂々とした佇まいが演出されています。
リアバンパーの下端まで連続した金属調加飾モールが配され、高級感が演出されているほか、低重心を印象づける効果もあるといいます。ちなみにFRレイアウトが採用されており、5.6mという小回り性能も特徴です。
豪華で勇壮なデザインを目指したというアルファードの外観は、メッキを効果的に取り入れて迫力あるデザインとしたフロントデザインもさることながら、有機的な曲線が取り入れられたボディ側面も特徴のひとつです。
グランエースやスターリアが水平基調中心でシンプルなボディ側面になっているのとは対照的で、「大空間高級サルーン」の名にふさわしいデザインとなっています。
■アルファードを上回る9人乗りや11人乗りを設定するスターリア
スターリアの内装は、クルーズ船のラウンジに着想を得たデザインを採用。低いベルトラインによって前述のとおり面積が広く設けられたウインドウは、乗客に広々感を提供します。
シフトセレクターはボタン式を採用しているほか、全64色に光るアンビエントランプが車内を車内のムードをつくります。
前述のとおりグランエースやアルファードはどちらも最大8人乗りですが、スターリアはこの2車種を最大乗車定員で上回り、2+2+2+3の9人乗り仕様や3+3+2+3の11人乗り仕様があります。
9人乗り仕様では2列目シートが180度回転する機能があり、4人で向き合うシートアレンジにすることも可能です。
ヒュンダイ「スターリア」
ヒュンダイはさまざまなニーズを満たすために、スターリアでは2人乗りから11人乗りまで、さまざまな座席配置を提供するとしています。また、オットマン付きシートの設定も明らかになっています。
グランエースでは、2+2+2の6人乗り仕様と2+2+2+2の8人乗り仕様のふたつが選べます。シート配置に余裕のある6人乗り仕様では、2列目と3列目の4席にゆったりとくつろげる専用のエクゼクティブパワーシートを採用。
さらなる乗り心地の良さを実現しているほか、パワーオットマンやロングスライド機構、格納式テーブルまで備え、並外れたレベルの快適性を実現しました。8人乗り仕様では、2列目のみエグゼクティブパワーシートとなります。
アルファードでは2+2+3の7人乗り仕様と2+3+3の8人乗り仕様のふたつがありますが、2列目シートの乗り心地という面では最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」に装備される「エグゼクティブラウンジシート」が極めて豪華な作りになっています。
パワーオットマンや格納式テーブルの装備はもちろん、テーブルの加飾にはまるで工芸品のような風合いを持つ3D木目調パネルがあしらわれています。
※ ※ ※
ほかにはない個性的なデザインで注目されているスターリア。
2021年現在、ヒュンダイは日本で乗用車の販売をおこなっていませんが、もしスターリアのような個性的なデザインのヒュンダイ車が日本に導入されたら、注目を集めるかもしれません。
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