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4年ぶり首位交代なぜ? トヨタ「ヤリス」販売台数1位! ホンダ「N-BOX」は連続首位ならず

くるまのニュース / 2021年4月6日 15時5分

2021年4月6日、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2020年度でもっとも売れた乗用車を公表しました。

■N-BOX4年連続の首位ならず、ヤリスが首位に!

 2020年度でもっとも売れた乗用車を日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2021年4月6日に公表しました。
 
 近年では、ホンダ「N-BOX」が4年連続で登録車を含む販売台数で首位を守っていましたが、最新版ではトヨタ「ヤリス」が首位となっています。

 自販連は登録車の登録台数、全軽自協は軽自動車の届け出台数を毎月公表していますが、今回は2020年度(2020年4月から2021年3月)の両台数が公表されました。

 自販連と全軽自協を合わせた全体販売台数順TOP10は以下の通りです。

 1位トヨタ「ヤリス」:20万2652台(前年比1216.8%)
 2位ホンダ「N-BOX」:19万7900台(前年比79.9%)
 3位スズキ「スペーシア」:14万5319台(前年比90.9%)
 4位ダイハツ「タント」:12万8218台(前年比74.3%)
 5位トヨタ「ライズ」:12万988台(前年比247.9%)
 6位トヨタ「カローラ」:11万2777台(前年比98.6%)
 7位トヨタ「アルファード」:10万6579台(前年比157.1%)
 8位トヨタ「ルーミー」:10万3064台(前年比111.0%)
 9位ダイハツ「ムーヴ」:10万1183台(前年比85.3%)
 10位日産「ルークス」:9万8564台(前年比1291.3%)

 今回、ヤリスが首位となりましたが、その要因として「ヤリスクロス」と「GRヤリス」を含んだ台数となることや、2020年5月からの「販売チャネルの併売化」など、集計方法や販売方法が挙げられます。

 一方の絶対王者ともいえるN-BOXは、2020年12月にマイナーチェンジを実施していますが、ヤリスクシリーズに一歩及びませんでした。

 また、全体販売台数において特筆すべきは高級ミニバンに代表されるアルファードが7位の10万台超えを記録している点です。

 今回の全体TOP10では、ほとんどのモデルが軽自動車またはコンパクトカー(小型車/5ナンバー車)となりますが、ミニバンのなかでもサイズが大きく、高価格帯なアルファードがランクイン。

 この要因について、複数のトヨタ販売店は「いまや、アルファードはかつての『クラウン』並みのブランドを確立しているので、憧れの存在となっている」「2020年5月の併売化で買いやすくなった」「新型コロナバブルともいえる人などが購入している」といった要素を挙げています。

 また、前年比別で見ると、2020年は新型コロナ禍により、販売台数を落としていたものの、同年秋ころからの復調により、結果的に前年比100%近いモデルが多かったことが分かります。

※ ※ ※

 そのほか、2020年はヤリスのライバルとなるホンダ「フィット(2月発売)」や日産「ノート(12月発売)」といったコンパクトカーが登場。

 さらに、コンパクトSUVでは前述のヤリスクロス(8月発売)、日産「キックス(6月)」、ミドルSUVではトヨタ「ハリアー」(6月発売)など、SUVが多い年でもありましたが、2021年度はどのようなモデルが登場するのか期待されます。

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