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VW新型「ポロ」世界初公開! 人気のコンパクトハッチバックが劇的進化

くるまのニュース / 2021年4月23日 8時10分

独フォルクスワーゲン(VW)は2021年4月22日、Bセグメントハッチバック「ポロ」をマイナーチェンジ、改良新型をオンラインで世界初公開した。

■一部自動運転の「IQ.ドライブ トラベルアシスト」を設定

 独フォルクスワーゲン(VW)は2021年4月22日、Bセグメントハッチバック「ポロ」をマイナーチェンジ、改良新型をオンラインで世界初公開した。

 ポロは1975年の登場以来、全世界で1800万台以上が販売されたモデルで、世界でもっとも成功したコンパクトカーのひとつ。現行型ポロは2017年に登場した6代目で、日本では2018年3月に上陸している。

 今回デジタルワールドプレミアされた新型ポロは、内外装ともに一新。エクステリアでは、LEDヘッドライトとLEDテールランプを標準装備し、フロントとリアのデザインを変更している。また「IQ.ライト」と呼ばれるマトリクスヘッドライトを初搭載している。

 インテリアでは、デジタルコックピットと呼ばれる液晶ディスプレイを用いたデジタルメーターを標準で装備している。インフォテインメントシステム、マルチファンクションステアリングホイールもデザインを一新、さらにタッチスクリーンによるオートマチックエアコンの操作など、新しい機能が搭載された。

 また新型ポロには、これまで上位クラスにしか搭載されていなかった技術が採用されている。オプションのアシストシステム「IQ.ドライブ トラベルアシスト」は、Bセグメント・コンパクトクラスでは初めて設定されたもので、現在すべてのポロに標準装備されている新しい予測型ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)とレーンキープアシストを組み合わせ、一部自動運転を可能にする新しいアシストシステムとなっている。

* * *

 新型ポロは仕様パッケージを再構成している。エントリーグレードの「ポロ」からはじまり、「ライフ」「スタイル」「R-Line(Rライン)」を用意する。

 エントリーグレードでもLEDヘッドライトやLEDテールランプ、マルチファンクションステアリング、レーンキープアシストなどは標準で搭載。またセンターエアバッグも新たに採用されている。このエアバッグは運転席側のバックレストにあり、事故の際には中央に向かって開き、ドライバーと助手席の乗員を保護する。

 さらに8.0インチディスプレイのデジタルコックピットやオートエアコン、6.5インチモニター付きオーディオシステム「コンポジションメディア」、Bluetooth携帯電話インターフェイス、電動調整&ヒーター付きドアミラー、全席電動ウインドウなどさまざまな機能が標準装備される。

 ライフは、15インチのアルミホイール、APPコネクト、USB-Cコネクターを備えたセンターアームレスト、本革のステアリングホイール&シフトセレクターが標準装備になる。

 スタイルとRラインは、仕様的には同等のレベルになる。スタイルはクロームのクロスバーを備えたフロントエンドやLEDフォグランプ、15インチ「ロンダ」アルミホイール、パークディスタンスコントロールを備える。インテリアには10.25インチの「デジタルコックピットプロ」、アンビエントライト、8インチのインフォテイメントシステム「レディ2ディスカバー」などが追加される。

 Rラインはスポーティなエクステリアに変更される。フロントバンパーなどは他のバージョンとは異なり、Rデザインになる。ハイグロス・ブラックのディフューザーには、クロームルックの一体型エグゾーストパネルが装着される。

 欧州では5月よりプリセールスが開始される。車両価格などはまだ発表されていない。日本への導入時期も未定だ。

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