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日産「キックス」に軽SUVモデルが実在!? 13年前に発売 “ミニエクストレイル”なキックスとは

くるまのニュース / 2021年5月11日 14時50分

日産のコンパクトSUVとして知られる「キックス」は、じつはこれまで軽SUVやコンセプトカーの名前として用いられていました。軽SUV時代のキックスは、どんなモデルだったのでしょうか。

■エクストレイル風のデザインだった軽SUV時代のキックス

 日産が2020年6月30日に発売したSUV「キックス」は、日本市場における同社のラインナップとしては10年ぶり(当時)のブランニューモデルという触れ込みで登場。日本市場では電動パワートレイン「e-POWER」専用車となったことも話題となりました。

 しかし、10年以上前となる2008年10月30日に、すでに「キックス」という車名の日産車が国内で発売されていたというのですが、いったいどういうことなのでしょうか。

 日産は、1995年の東京モーターショーや1998年のパリモーターショーでもキックスという名前のコンセプトカーを出展。その後、日産は市販モデルにもキックスという名前を採用します。

 2008年9月30日に、同年10月下旬に発売する新型軽SUVの名前をキックスに決めたことを発表し、前述のとおり10月30日に発売されました。

 軽SUVのキックスは三菱「パジェロミニ」のOEMモデルで、フロントグリルを日産独自デザインとし、同社のSUVらしいたくましさを表現する意匠へ変更。

 当時販売されていた日産2代目「エクストレイル」との共通性も感じさせるフロントフェイスで登場しました。

 パジェロミニに存在したNAエンジン・2WD(FR)仕様の設定はなく、全車ターボエンジンと4WDの組み合わせです。

 その後、2010年8月18日に一部改良を受けましたが、2012年6月にOEM元モデルとなるパジェロミニが生産終了し、あわせてキックスもラインナップから消滅しました。

 しかし4年後の2016年8月に、ブラジルを皮切りにグローバルで発売されるコンパクトSUVとして、キックスの名前が市販モデルで登場。

 その後、タイ生産のe-POWER仕様が日本国内に導入され、日本でのキックスが復活に至ります。

 それではここでクイズです。

 コンパクトSUVのキックスや軽SUVのキックス、そしてコンセプトカーのキックス2台は、読みは同じであるもののアルファベット表記がすべて異なります。軽SUV時代のキックスの正しいアルファベット表記は、次のうちどれでしょうか。

【1】XIX

【2】KIX

【3】KYXX

【4】KICKS

※ ※ ※

 正解は【2】の「KIX」です。

 なお、【1】の「XIX」は1995年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー、【3】の「KYXX」は1998年のパリモーターショーに出展されたコンセプトカー、そして【4】の「KICKS」は現在日本でも販売されているコンパクトSUVのアルファベット表記になります。

※クイズの出典元:カーデイズ

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