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アルファードを超える!? 5m超の日産9人乗りワゴン「NV300」ドイツで発売

くるまのニュース / 2021年5月19日 9時40分

日産のドイツ法人は、新型「NV300」の注文受付を開始したと発表しました。全長5m超となるワゴン車とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■最大9人乗りファミリーバン! 日産新型「NV300」登場

 日産のドイツ法人は、新型ステーションワゴン「NV300」の注文受付を開始しました。

 新型NV300は、シャープな外観を採用。2020年に登場した大型バン「NV400」と同様の「インターロックグリル」を装備し、ダイナミックなデザインとしました。

 また、LEDヘッドランプやデイタイムランニングランプを採用するとともに、オプションで17インチホイールを装着することで、よりスタイリッシュなスタイルが楽しめます。

 内装も変更され、ダッシュボードはサテンクロームボタンとダークカーボンのコーディネートを採用。高級感のあるインテリアへと進化しました。

 全面的に刷新されたキャビンは、ドライバーの快適性が向上。最大9人乗り(3列シート×3人)にまで対応し、助手席ベンチシートと折りたたみ式の取り外しできるシートを備えてさまざまなシートアレンジを可能としています。

 パワートレインは、欧州の最新のユーロ6d排出ガス基準をクリアした2リッターディーゼルエンジンを搭載し、110馬力、150馬力、170馬力の3タイプを用意しました。トランスミッションは6速MTまたは6速DCTです。

 グレードは「Acenta」「N-Connecta」「Tekna」が設定され、全長は5080mmと5480mmから選択できます。

 日本ではトヨタ「アルファード」や日産「エルグランド」といったミニバンがありますが、両車とも全長は5m弱なので、NV300はそれよりも大きなボディサイズとなります。

 ボディカラーは「グラシアホワイト」「アーバングレー」「ミッドナイトブラック」「ハイランズグレー」「コメットグレー」の5色がラインナップされました。

 エントリーグレードのエントリーモデルのAcentaには、すでに多くの装備が搭載されています。

 フロントの電動ウィンドウやクルーズコントロール、集中ドアロック、フロント/リアのマニュアルエアコン、助手席用補助暖房、リアパーキングアシストに加え、BluetoothハンズフリーシステムやフルLEDヘッドライト、横風防止装置付きESP、電動調整・ヒーター付きドアミラーなどが標準装備となります。

 150馬力以上のエンジンに設定される中間グレードのN-Connectaは、Apple CarPlayまたはAndroid Autoによるスマートフォン連携機能を備えた8インチスクリーンを追加。

 360度のエッジプロテクション機能付きパーキングエイドや電動格納式ドアミラー、LEDフォグランプ、レインセンサー、居眠り検知システム、ブラインドスポット、エマージェンシーブレーキアシストなども備えました。

 最上級グレードのTeknaには、クイックヒーター機能、NissanConnectインフォテイメント&ナビゲーションシステム、シートヒーター、レザーステアリングホイール、両側スライドドア、交通標識認識、スピードアラート、車線逸脱警告、ハイビームアシストが追加されます。

 価格はAcentaが3万9080ユーロから(約519万円)、N-Connectaが4万2090ユーロから(約559万円)、Teknaが4万4697ユーロから(約594万円)です。

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