レクサスLSも小排気量化!? 自動車税が安くなったクルマ3選
くるまのニュース / 2021年6月26日 16時10分
昨今の環境規制や燃費規制でダウンサイジング化が進むエンジン領域。維持費が安くなったクルマたちがあります。そんなクルマから3台をピックアップして紹介します。
■レクサスLSも小排気量化!? ダウンサイジング化が進むエンジン領域
自動車税は排気量別により金額が異なっています。排気量が大きいほど税額は高くなります。
そうしたなかで、フルモデルチェンジなど代を重ねるごとに排気量が小さくなったことで、自動車税が安くなっているモデルが存在します。
昨今の規制により、各メーカーはさまざまな手法で環境性能の向上に取り組んでいますが、その手法のひとつにエンジンのダウンサイジング化があります。
ダウンサイジング化は環境に良いだけではなく、ユーザーにも税金や燃料費の観点で維持費が軽減されるというメリットがあります。
今回は、この恩恵を受け、排気量を下げ乗りやすくなった(維持費が安くなった)3車種をピックアップして紹介します。
●レクサス「LS」
2017年にフルモデルチェンジして5代目となったLS。現在、2020年11月に登場した改良モデルが販売されており出力や燃費性能、静粛性が向上しております。
2006年に登場した先代モデルの排気量はベースグレードが4.6リッター、現行LSはベースグレードに3.5リッターモデルが存在します(なおハイブリッド仕様も排気量は3.5リッター)。
先代モデルの排気量は4.5リッターから5リッター以下の区分となり自動車税は8万8000円なのに対して、現行LSの排気量は3リッター以上3.5リッター以下の区分となり5万8000円となります。
現行LSはセルシオに比べ、自動車税は3万円ほど安くなっている計算になります。
●日産「セレナ」
2016年にフルモデルチェンジを果たし現行モデル(5代目)となったセレナ。2018年にe-POWER仕様が登場し、排気量は1.2リッターまで下がりました。
e-POWERとは、エンジンを発電機として発電、その電気を使ってモーターで駆動するという仕組みです。
今までのエンジン車と比較すると、駆動に使用するのは、完全にモーターなので、加速フィーリングは電気自動車に近しいものがあります。
現行セレナの比較対象としては、4代目セレナ(C26)を選択。
4代目セレナの排気量は2リッターなのに対して、現行セレナe-POWERが1.2リッターです。
自動車税は、4代目セレナが1.5リッターから2リッター以下の区分となり3万9500円、現行セレナe-POWERが1リッター以上1.5リッター以下の区分となり3万4500円となります。
結果、自動車税は5000円安くなっている計算になります。
現行セレナのe-POWERを搭載することで、主に燃費面でのコスト低減を実現しました。
■PHV化により2リッターまで縮小!大型セダンも4気筒で動かせる時代。
●BMW「7シリーズ」
2015年にフルモデルチェンジを果たし、6代目となったBMW7シリーズ。
2019年にマイナーチェンジを果たしていますが、今回取り上げたのはマイナーチェンジ前のモデルで2016年に登場した、740e(G11)です。
4気筒化した740e
740eは、直列4気筒ターボエンジンを搭載したプラグインハイブリッドモデルです(現行のプラグインハイブリッドモデルは3リッター6気筒エンジンが搭載されています)。
排気量はこのクラスの最小エンジンともいえる2リッター。740eの比較対象としては、2001年にフルモデルチェンジをしているので、E65の735iモデルをチョイスします。
735i(E65)の排気量は3.6リッター、740eが2リッター。自動車税は、735i(E65)が3.5リッターから4リッター以下区分となり6万6500円、740eが1.5リッター以上2リッター以下区分となり3万9500円となります。
そのため、自動車税は740eと735i(E65)で比べると、2万7000円安くなっている計算になります。
今回の3車種では、あくまでも歴代モデルにおいて、排気量の差で比較していますが、技術の進化や環境意識への高まりによって、排気量は年々小さくなり、その結果自動車税も安くなる傾向にあるのは間違いなさそうです。
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