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8割が「次も電動車を選ばない」 クルマ電動化の流れになぜ逆行? 購入ネックの理由とは

くるまのニュース / 2021年5月26日 19時40分

「環境に良いとされるクルマについての意識調査」の結果が発表されました。電動車以外のクルマを所有している人のうち約8割は「次も電動車を購入しない」と答えています。

■約8割は「次も電動車を購入しない」、その訳は?

 電動車以外のクルマを所有している人のうち、約8割が「次回も電動車を選ばない」と回答していることが分かりました。

 2021年5月25日、クルマを所有する全国の男女1283人を対象におこなわれた「環境に良いとされるクルマについての意識調査」の結果をナイル株式会社が発表しました。

 調査のなかで「所有している車は、電動車ですか?」という質問では、「はい」が25.9%、「いいえ」が74.1%でした。

 この質問で「いいえ」を回答した人に「次回は電動車を購入しますか?」と質問したところ、「購入する」は16.1%、「購入しない」は83.9%でした。

「購入する」と回答した人に電動車の種類を聞いたところ、「ハイブリッド自動車」がもっとも多く42.8%で、以下、「電気自動車」33.1%、「プラグインハイブリッド自動車」19.3%、「燃料電池車」4.8%という結果でした。

 一方、次回は電動車を「購入しない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「電動車は値段が高い(高そう)から」が39.9%でトップに。

 以下、「充電場所が少ないから」26.7%、「ガソリン車や旧車のほうが好きだから」11.1%、「電動車は普及していないから」10.1%、「電動車の性能が不安だから」6.3%、「その他」5.9%という結果になりました。

「電動車は値段が高い(高そう)から」と答えた人からの声としては「初期費用が高い」「費用対効果が低そう」といった内容が挙げられています。

「充電場所が少ないから」の回答では「集合住宅のため充電ができない」「まだまだ充電環境が整っているとはいえない」などの意見が出ています。

「その他」は「パワーがない」「10年で買い替えが必要になってしまう」という声も寄せられていたといいます。

 政府は2020年12月に、「遅くとも2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を実現できるよう、包括的な措置を講じる」と発表。

 また、東京都の小池百合子知事も「2030年までに、(都内で販売される乗用車新車販売の)100%非ガソリン化を目指す」と発言しています。

 自動車メーカーも、電気自動車(EV)をはじめプラグインハイブリッド車(PHEV)や燃料電池車(FCV)のラインナップを拡充するなど、「脱ガソリン」「電動化」の流れが加速しています。

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