コンパクトカー初! メルセデス・ベンツ「Aクラス」にプラグインハイブリッドモデルが登場
くるまのニュース / 2021年5月27日 8時10分
メルセデス・ベンツ日本は、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載したスポーツコンパクト「Aクラス」に、プラグインハイブリッドの「A 250 e」、「A 250 e セダン」を追加し、2021年5月26日に受注を開始した。
■電気モードで約70kmの走行が可能
メルセデス・ベンツ日本は2021年5月26日、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載したスポーツコンパクト「Aクラス」のプラグインハイブリッド仕様、「A 250 e」及び「A 250 e セダン」を発表。同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ、予約注文の受付を開始した。
Aクラスは、先代モデルのワイド&ローなプロポーションとアグレッシブで若々しいボディスタイルというコンセプトはそのままに、プラットフォームが完全新設計され、メルセデス・ベンツの先進技術を注ぎ込むことで快適性が大きく向上したスポーツコンパクトモデルである。
一方の、Aクラスセダンは、AクラスやBクラスなどに使用されている最新の前輪駆動シャシをベースにした初のプレミアムコンパクトセダン。セダンのフォーマルさと、Aクラスの持つ若々しいイメージを融合させたモデルで、狭い街中であっても持て余すことがない、コンパクトなボディサイズが特長となっている。
そんなAクラスおよびAクラスセダンには、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や安全運転支援システムが採用されるなど、多くの機能が取り入れられている。
今回追加されたA 250 e」は、最高出力160ps(118kW)、最大トルク250Nmを発生する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンM282に、プラグインハイブリッドシステムが採用された。
フロア下部には15.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、時速140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、電気自動車のように使用することも可能だ。また、電気モーターのみで走行可能な航続距離は70.2kmを達成するという。
電力消費率や航続可能距離は運転スタイルによって大きく変化し、A 250 eは特性の異なるさまざまなドライブモードを備えることで、ドライバーをサポートする。
充電は、3.2kWまでの交流普通充電と24kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応している。
搭載されているドライブモードは、以下のとおりだ。
・C(コンフォート):デフォルトのモード。走行状況、走行距離に応じて駆動方式が選択されるモード
・ECO(エコ):電気モーターでの走行が優先されるモード。走行状況と走行距離に応じて最適な駆動方式が選択される。
・S(スポーツ):最高のレスポンスによりスポーティな走行性能を実現することを重視したドライブモード。
・I(インディビジュアル):走行特性、ステアリング特性を個別に設定できるカスタマイズ可能なドライブモード。
・EL(Electric):セーリングモードが作動し、140km/hまでの速度で電気モーターのみでの走行が可能。
・BL(Battery Level):充電量を一定に保つため、ハイブリッドシステムによる駆動方式を選択。ELモード走行時には、ステアリングホイール裏のパドルによりバッテリーへのエネルギー回収量を5段階で調整可能。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、次の段階が設けられている。(D+:コースティング/D:軽度の回生ブレーキ/D-:中程度の回生ブレーキ/D- -:強度の回生ブレーキ(ほとんどの場合、回生ブレーキだけで十分な減速が得られる)/D Auto:前走車との車間距離、登坂・降坂などの道路状況などを加味した、最適な強度の回生ブレーキ。
なお、完全に停車させる際は、回生ブレーキの設定に関係なく、これまでと同様のブレーキ操作をおこなう必要がある。
さらに、「インテリジェントアクセルペダル」には「プレッシャポイント機能」を備えている。ELモードの際に、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増し、ドライバーに知らせることにより、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現する。
車体価格(消費税込)は、A 250 e(受注生産モデル)が557万円、A 250 e セダンが567万円となる。
●A 250 eに搭載される安全運転支援システム
・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
・アクティブブレーキアシスト
・トラフィックサインアシスト
・アクティブレーンキーピングアシスト
・ブラインド・スポットアシスト(降車時警告機能付)
・ドライブアウェイアシスト
・アクティブパーキングアシスト
●A 250 e セダンに搭載される安全運転支援システム
・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)
・アクティブステアリングアシスト
・渋滞時緊急ブレーキ機能
・アクティブレーンチェンジングアシスト
・アクティブエマージェンシーストップアシスト
・アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
・緊急回避補助システム
・トラフィックサインアシスト
・アクティブレーンキーピングアシスト
・アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)
・ドライブアウェイアシスト
・アクティブパーキングアシスト
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ベンツ『E350e』安定した走行性能に加え、操縦しやすいPHVだった
読売新聞 / 2024年5月10日 11時40分
-
爆排気量“V8”の新型「2ドアクーペ」世界初公開! 800馬力超え×4WDの「最強モデル」! 流麗ボディが超カッコイイ「S Eパフォーマンス」中国に登場
くるまのニュース / 2024年5月7日 21時10分
-
メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
レスポンス / 2024年4月30日 14時30分
-
メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km
レスポンス / 2024年4月25日 15時30分
-
メルセデス・ベンツ、新型EV「EQA 250+」発売 - 走行距離は591km、手ごろなサイズ感
マイナビニュース / 2024年4月19日 17時0分
ランキング
-
1すき家、14日から復活する“人気メニュー”が話題に 「復刻まじか」「通常メニューにして…」
Sirabee / 2024年5月9日 4時0分
-
2市販薬の箱に書かれた「第一類」「第二類」「医薬部外品」ってどういう意味? 薬剤師が購入時の注意点も解説
オトナンサー / 2024年5月10日 20時50分
-
3今年結婚予定の30代の彼は貯金「0円」…30代で「貯金がない人」ってどれくらいいるの?
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月9日 4時20分
-
4車の「ガソリン」高すぎる! なぜこんなに高いの? 不適切な「二重課税」が原因? 価格に占める「税金」の割合とは
くるまのニュース / 2024年5月10日 14時10分
-
5大好きな“ももクログッズ”を新婚の妻に捨てさせられた男性。嫉妬?軽蔑?原因は誰でも抱く「ある欲望」
女子SPA! / 2024年5月10日 8時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください