トヨタ新型「GR86」新たに初公開! スポーティ熱高まる? 2021年後半に米国発売
くるまのニュース / 2021年6月3日 18時10分
トヨタの北米部門は、新型「GR86」の北米仕様のスペックを発表しました。2021年後半に発売される新型GR86とはどんなモデルなのでしょうか。
■排気量拡大でパワーアップした新型GR86
トヨタの北米部門は、「GR86 2022年モデル」を2021年6月2日(現地時刻)に発表。2021年後半に発売するとアナウンスしました。
2012年に初代モデルがデビューした86ですが、北米ではサイオンブランドから「FR-S」として登場した後、トヨタ「86」として販売されます。
今回フルモデルチェンジを受けて2代目となる新型モデルは、新たにTOYOTA GAZOO Racingのバッジが与えられて「GR86」という車名になります。
新型GR86は車両剛性を高め、ハンドリング性能が向上。フロントフェンダーにエアベントを設け、安定性をさらに高めました。また、アルミのルーフパネルやフェンダーを採用することで軽量化を図っています。
パワートレインは、従来モデルの2リッター水平対向4気筒直噴エンジンに代わり、2.4リッター水平対向4気筒直噴エンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと6速ATを用意しました。
エンジンはボアサイズの拡大や吸排気系の変更、トヨタのデュアルインジェクション技術「D-4S」の最適化によりパワーが向上。
6速MTの場合、最高出力が205hpから228hpへアップするとともに、最大トルクは184lb.ftとなり、3700rpmで最大トルクを発揮します(従来型は6600rpm)。
また、0-60mph加速は、6速MTが7秒から6.1秒、6速ATが8秒から6.6秒へと短縮しました。
新型GR86の外観は、フェンダートップがベルトラインに向かって水平に伸びるFRスポーツカーならではのスタンスを実現。いまにも走り出しそうなスタイルとしています。
フロントマスクには、パフォーマンスと表現力を融合させたGR専用の「ファンクショナルマトリクス“Gメッシュ”グリル」に、角ばったLEDヘッドライトを装着しました。
さらに、空力性能に優れたエアロパーツやステアリングの応答性と安定性を高めるサイドシルスポイラーを装備しています。
北米仕様のグレードは、「GR86」と「GR86 プレミアム」のふたつを用意。プレミアムにはダックテールが装備され、スポーティでダイナミックなシルエットを演出しました。
ボディカラーは、「Track bRED」「Trueno Blue」「Neptune Blue」「Halo White」「Steel Grey」「Pavement Grey」「Raven Black」の7色です。
内装においてはフロントシートを改良。ホールド性に優れた立体的なシートにサイドサポートを組み込むことで、コーナリング時にドライバーの体を支えます。
プレミアムにはアルカンターラに本革のシルバーアクセントを加えたシートを採用。スポーティなアルミペダルも装備されました。
GR86は、ミシュラン製「プライマシーHP」と17インチホイール、プレミアムではミシュラン製「パイロットスポーツ4」と18インチ鍛造ブラックホイールでコーナーを制動するグリップ力を実現しました。
GR86のコックピットは、日々のドライビングエクスペリエンスを向上させると同時に、ドライバーが道路に集中できるようにシンプルなデザインを追求しています。
エンジンを始動すると、水平対向エンジンのピストンの動きをイメージしたオープニングアニメーションが7インチのTFTスクリーンに映し出されます。
ディスプレイには、ノーマル/スポーツ/トラックの3つのモードを備えた新開発のデジタルメーターを搭載。トラックモードでは、ギアポジションやエンジン回転数、水温、油温をリアルタイムで表示します。
GR86には8インチのマルチメディアタッチスクリーンと6つのスピーカー、プレミアムには8つのスピーカーシステムが標準装備されています。
さらに、コネクテッド・サービス、Apple CarPlay、Android Auto対応など、最新技術を搭載しました。
水平に構成されたインストルメントパネルには、液晶のトグルディスプレイとシルバーで縁取られたダイヤルが採用され、モダンなレーステイストを醸し出しています。
また、本革巻ステアリングホイール(ATはパドルシフト付)や本革巻パーキングブレーキハンドル、ギアシフトブーツを採用し、洗練されたコクピットを演出します。
さらに、2+2のシートに加えて、折り畳み式のリアシートを採用するなど、日常的な使い勝手の良さも兼ね備えました。
機能面では、トヨタのスマートキーシステム(両ドア)とプッシュボタンスタートを採用し、盗難防止システムにアラームを追加しました。また、LEDヘッドランプを標準装備し、プレミアムにはアダプティブ・フロントライティングを用意しています。
全グレードには、VSC、トラクションコントロール、ABS、EBD、BAを含むトヨタのスターセーフティシステムを搭載。SST、VSC、トラックモード、ヒルスタートアシストコントロールも搭載しました。
AT車には、プリクラッシュブレーキやアダプティブクルーズコントロール、プリコリジョンスロットルマネージメント、レーンディパーチャーウォーニング、スタビライザーウォーニング、リードビークルスタートアラート、クルーズコントロール、ハイビームアシストなどのアクティブセーフティが装備されています。
GR86の価格は数か月のうちに発表され、2021年内に発売される予定です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
約1000万円!? トヨタ新型「スポーツ“コンパクト”」発表に反響多数! 全長4.2m級ボディ×進化したMT車も用意! 馬で登場した「ハチロク」に「高い…!」声も
くるまのニュース / 2024年9月20日 10時10分
-
トヨタ新型「超本格スポーツカー」がスゴい! MTのみで“鉄チン”ホイール装着!?「ハチロク」で一番高額な「カップカーベーシック」とは?
くるまのニュース / 2024年9月19日 13時10分
-
スバルが新たな「スポーツカー」発表! MTのみの「tS」も設定! 「Sモード」新採用で走行性能アップした新型「BRZ」米で登場
くるまのニュース / 2024年9月17日 18時10分
-
約635万円!? スバル新型「4人乗り“スポーツカー”」発表に反響多数! 全長4.2mボディ&水平対向エンジン搭載に「欲しい」の声! 「BRZ STI S」中国に登場
くるまのニュース / 2024年9月3日 6時40分
-
約1000万円! トヨタ新型「スポーツ“コンパクト”」発表! 全長4.2m級ボディ×進化したMT車用意の「ハチロク」馬で登場
くるまのニュース / 2024年8月27日 14時10分
ランキング
-
1「高くても低くてもダメ」血糖値の正しい整え方 人格破綻まで招きかねない「低血糖」の恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 17時0分
-
2どんな時にスマホを買い替える? 3位スペック不足を感じた時、2位故障した時…1位は?
まいどなニュース / 2024年9月23日 16時0分
-
3健康診断の数値が改善する7つの習慣とは…いわき市で糖尿病の専門医師が解説・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月23日 14時31分
-
4痛くて腕が上がらない…【医師監修】五十肩という思い込みには要注意!痛みの原因と病状セルフチェック
ハルメク365 / 2024年9月23日 11時50分
-
5コーヒーよりもはるかに効果的…88歳医師が「長生きしたいならこれを飲むべき」と強く勧める"飲み物"
プレジデントオンライン / 2024年9月23日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください