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ターボエンジン+MTでも安い? 手頃な価格の高性能車3選

くるまのニュース / 2021年6月4日 16時10分

近年、旧車、ネオクラシック人気が高まり価格が高騰していますが、もっと新しい年式のモデルでも高性能エンジンのMT車は、希少性からか価格高騰が続いています。そこで、手頃な価格で中古車が入手可能な高性能なMT車を、3車種ピックアップして紹介します。

■価格高騰が始まっていない、高性能モデルを振り返る

 ここ数年の現象ですが、旧車やネオクラシックと呼ばれるクルマの中古車価格が高騰しています。

 とくに、日産「スカイラインGT-R」やトヨタ「スープラ」といった日本を代表するような高性能車は、異常なほど価格が上がってしまいました。

 さらに、こうした状況はもっと新しい2000年代初頭にデビューしたような高性能車にも波及しており、なかでもハイパワーなエンジンにMTを組み合わせたモデルは高額な価格で取り引きされています。

 しかし、探してみるとまだまだ安価なモデルも存在。そこで、手頃な価格で中古車が入手可能な高性能なMT車を、3車種ピックアップして紹介します。

●マツダ「マツダスピード アクセラ」

エンジンからシャシまで、かなり本格的に仕立てられていた「マツダスピード アクセラ」エンジンからシャシまで、かなり本格的に仕立てられていた「マツダスピード アクセラ」

 マツダ「アクセラ」は、かつて同社の主力車種だった「ファミリア」の後継車として2003年に発売されました。

 ボディタイプは5ドアハッチバックの「アクセラスポーツ」と4ドアセダンの「アクセラセダン」を設定しており、車格的にミドルクラスに近く、スポーティさを重視したラインナップを展開。

 とくに注目されたのが、アクセラスポーツをベースにした高性能版の「マツダスピード アクセラ」です。

 2006年に追加ラインナップされたマツダスピード アクセラは、最高出力264馬力を発揮する2.3リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTで駆動方式はFFのみとされました。

 また、足まわりはフロントがストラット、リアがマルチリンクの4輪独立懸架で専用チューニングされ、18インチホイールに強化ブレーキ、デフにはLSDが標準装備されるなど、エンジンからシャシまでトータルでチューニングされた意欲作といえます。

 一方、ハイスペックながら外観は比較的シンプルで、エアロパーツはリアのルーフスポイラー程度なのも好印象です。

 2009年にキープコンセプトで登場した2代目マツダスピード アクセラは、ボンネットにエアインテークが備わるなど、外観はよりアグレッシブに変身しましたが、初代のスマートな印象のデザインも甲乙付けがたいでしょう。

 現在は初代ならば100万円前後の価格帯を中心に中古車が販売されており、内容を考えるとかなりお買い得なモデルといえ、2代目も狙い目ですが若干価格が上がってしまい、150万円から200万円が相場です。

●スバル「インプレッサ 2.0GT」

スマートなボディに秘めたパワーが好感触の「インプレッサ 2.0GT」スマートなボディに秘めたパワーが好感触の「インプレッサ 2.0GT」

 スバルを代表する高性能車といえば「インプレッサ WRX」ですが、2011年に発売された4代目から高性能グレードは「WRX STI/S4」として独立したため、現行モデルのインプレッサはベーシックカーとして販売されています。

 このインプレッサで最後の高性能モデルとなった2007年発売の3代目では、ハイスペックモデルとしてインプレッサ WRX STIが君臨していましたが、それよりもマイルドな性能のターボ車「2.0GT」がラインナップされていました。

 2.0GT(当初は「S-GT」と呼称)は5ドアハッチバックのみに設定され、搭載されたエンジンはWRX STIと同型の「EJ20型」2リッター水平対向4気筒ターボで、最高出力250馬力と扱いやすさを重視していましたが、十分にパワフルです。

 トランスミッションは5速MTと4速ATが設定され、駆動方式はフルタイム4WDを採用。1300kg台と比較的軽量なボディと相まって加速性能は優れ、足まわりやブレーキはWRX STIほど強化されていませんが、運動性能とコンフォートな面を上手にバランスしていたといえます。

 WRX STIという強烈な個性を放つモデルがあったことから2.0GTはあまり注目されませんでしたが、派手な外観を好まない層にはピッタリの高性能モデルでしょう。

 現在の中古車の相場は程度による幅が大きいのですが、MT車でも概ね100万円前後が平均的な価格帯です。

●ミニ「ミニ クーパーS」

優れたハンドリングで日本の道路事情にも最適なホットハッチの「ミニ クーパーS」優れたハンドリングで日本の道路事情にも最適なホットハッチの「ミニ クーパーS」

 現在も世界的に高い人気を誇っているプレミアムスモールの「ミニ」シリーズは、2001年に初代が登場。往年の名車であるBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)ミニをオマージュしたデザインと、優れたハンドリングは高く評価されました。

 当初、ボディタイプは3ドアハッチバックのみで、グレードはベーシックな「ワン」、チューニングされた自然吸気エンジンの「クーパー」、スーパーチャージャーを装着したトップグレードの「クーパーS」を展開し、どのグレードもスポーティな走りが可能でした。

 その後、2006年に2代目が登場。外観は初代を踏襲しており、一見すると見分けがつかないほどですがボディサイズを若干拡大し、クーパーSには最高出力175馬力の1.6リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと6速ATを設定しています。

 クーパーSは足まわりやブレーキ、タイヤなどもグレードアップされ、車重も1.2トンほどと軽量で、パワフルなエンジンから走行性能は今も一級といえるでしょう。

 アンダーパワーなエンジンを使い切る走りが可能なクーパーも魅力的ですが、余裕ある走りのクーパーSなら、より実用的といえます。

 現在、クーパーSのMT車は100万円前後の価格帯で狙え、4名乗車の3ドアというのがネックですが、週末用のセカンドカーというような使い方ならば、ベストな選択ではないでしょうか。

 なお、2代目ミニは多彩なボディバリエーションを展開しており、3ドアハッチバック以外にもオープンモデルの「コンバーチブル」、ステーションワゴンの「クラブマン」、SUVタイプの「クロスオーバー」と「ペースマン」、2シーターの「クーペ」「ロードスター」と、全7種ものボディタイプがあり中古車も豊富です。

※ ※ ※

 絶版車人気は日本のみならず世界的にも高まりをみせています。当然ながら絶版車は減ることはあっても増えることは無いので、相場の高止まりはしばらく続くでしょう。

 とくに、国内ではMT車の数が少ないので、MTというだけでも希少なモデルとして価格が上がってしまった車種も散見されます。

 ただし、まだまだ安価でドライビングプレジャーあふれるモデルも見つかりますから、欲しいという人はぜひ探してみてはいかがでしょうか。

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