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トヨタ新型「ランドクルーザー」最強仕様の開発が始動! 2023年初頭ダカールラリーに挑戦へ

くるまのニュース / 2021年6月15日 10時0分

トヨタ車体のラリーチームである「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」は、新型ランドクルーザー(ランドクルーザー300系)をベースとするラリー仕様車両でダカールラリーの2023年大会に参戦を目指すと発表しました。

■ランドクルーザー200系での参戦は2022年大会が最後

 トヨタ車体のラリーチームである「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」(以下、TLC)は、14年ぶりの全面刷新により2021年6月に発表された新型ランドクルーザー(以下、ランドクルーザー300系)をベースとするラリー仕様車両でダカールラリー2023市販車部門への参戦を目指すことを発表しました。

 これに伴い、現行ランドクルーザー(以下、ランドクルーザー200系)でのダカールラリー参戦は2022年大会が最後となります。

 例年1月に開催されるダカールラリー(旧称:パリ・ダカールラリー)はクロスカントリーラリーに分類される大会です。TLCのランドクルーザー200系でのダカールラリー参戦は2009年大会にはじまり、2022年大会で14年の歴史を刻みます。

 ランドクルーザー200系での通算戦績は、2009年から2011年まで市販車部門で優勝し、2012年・2013年は準優勝、その後2014年から2021年まで8連覇を成し遂げています。

 TLCは多くのクルマファンから愛されたランドクルーザー200系への感謝を込め、その集大成として2022年大会では市販車部門9連覇に挑むとしています。

 そして、バトンを引き継ぐランドクルーザー300系は、その生誕以降、70年の歴史のなかで得られた世界中のユーザーの声に加え、TLCがダカールラリーに挑戦し続けるなかで蓄積した経験やノウハウを、ベース車両そのものにフィードバックしたクルマです。

 なお、ランドクルーザー300系の市販車部門へのエントリーが2023年大会からとなる理由としては、生産開始後に一定の規定台数が生産されることが条件に設定されているからだといいます。

 TLCは今後の参戦活動について、「過酷なラリーの現場で求められる走破性を備えたランドクルーザー300系で、TLCは市販車部門での優勝はもちろん、総合上位への進出も視野に入れ、ラリー仕様車両の開発を進めてまいります」としています。

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