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ついに登場!25年ぶりに復活したアメリカンSUV フォード新型「ブロンコ」米で生産開始

くるまのニュース / 2021年6月18日 15時30分

米フォードは2021年6月15日、米ミシガン州にあるフォード組立工場にて新型「ブロンコ」の生産が開始された。この夏から全米のフォードディーラーでの納車がはじまるという。

■すでに19万台以上のバックオーダー

 米フォードは2021年6月15日、米ミシガン州ウェインにあるフォード組立工場にて新型「ブロンコ」の生産が開始された。この夏から全米のフォードディーラーでの納車がはじまるという。

 フォード・ブロンコは、1965年に初代が登場した歴史あるSUV(4×4)だ。当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、この小型SUVセグメントをリードしていた。

 それから代を重ね、1992年に登場した5代目まで続いたが、1996年6月12日に生産が終了されている。ブロンコは31年間で5世代にわたり生産を続け、110万台以上がつくられた。

 そんなブロンコだが、2020年7月に25年ぶりとなる新型の復活が発表された。これまでに12万5000台を超えるオーダーが入り、米国とカナダを合わせると、すでに19万台以上の予約が入っているという。

 新型ブロンコは伝統の2ドアモデルのほか、歴史上初めての4ドアモデルも用意される。

 アメリカンSUVらしく、取外し可能なルーフシステムを採用。2ドアモデルには標準で3セクションルーフシステム(左右のフロントセクションとリアセクション)が用意され、オプションではリアシートとカーゴエリアに取り外し可能なパネルが追加されたモジュラートップが選択できる。これらすべてのルーフパネルは、室内側のラッチを解除することにより、ひとりで取り外しが可能となる。

 また4ドアモデルには標準で布製ソフトトップを用意し、ハードトップも選択できる。さらに2ドア・4ドアモデルともに独自のフレームレスドアになっていて、簡単に取り外すことが可能だ。

 ブロンコの4WDシステムには2種類が用意される。基本システムは「2速電子シフト・オンザフライ・トランスファーケース」を用いたもので、オプションのシステムは「2速エレクトロ・メカニカル・トランスファーケース」を備えることで、「2H」「4H」のギアに自動モードが追加される。

 搭載されるエンジンは310ps・400lb-ft(約542Nm)を発生する2.7リッターV型6気筒「エコブースト」と、270ps・310lb-ft(約420Nm)を発生する2.3リッター直列4気筒「エコブースト」の2種類。トランスミッションは7速MT、および10速ATが組み合わされる。駆動方式はすべて4WDだ。

 ベースモデルの2ドアブロンコは2万9995ドル(日本円換算で約322万円)からとなる。

米ミシガン州ウェインにあるフォード組立工場にて生産が開始されたフォード新型「ブロンコ」米ミシガン州ウェインにあるフォード組立工場にて生産が開始されたフォード新型「ブロンコ」

 フォードの最高マーケティング責任者であるスージー・ディアリング氏は「新型ブロンコはこれまで以上に優れています。私たちはどんな地形でも対応できるというブロンコの伝統を忠実に守り、ブランドのビルト・ワイルドの革新的なデザイン、耐久性、高度なオフロード機能を活用して、アウトドアのあらゆる冒険を最大限に楽しむことができます」とコメントしている。

 ちなみに日本では2016年にフォードが撤退しているため、新型ブロンコは正規輸入モデルでは手に入らない。

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