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2400万円でオバケ退治!? ゴーストバスターズ専用車「エクトモービル」とは

くるまのニュース / 2021年6月24日 17時10分

世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、さまざまなコレクターズカーが競売にかけられております。2021年6月17日からラスベガスでおこなわれた同オークションでは映画「ゴーストバスターズ」で活躍した劇中車の「エクトモービル」が出品されました。

■ゴーストバスターズの「エクトモービル」が出品!お値段は2400万円越え

 アメリカでおこなわれる世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、さまざまなレアでマニアックなコレクターズカーが競売にかけられております。
 
 2021年6月17日から6月19日にかけてラスベガスで開催されたオークションでは、1984年公開の映画「ゴーストバスターズ」で活躍した劇中車の「エクトモービル」のレプリカが出品されました。

 ゴーストバスターズは、3人の超常現象研究家がニューヨークの街に現れる幽霊(悪魔)を退治して事件を解決していくSFコメディ映画で、1984年の全米興行収入2位に輝き、人気を博しました。

 エクトモービルは前述の映画で、ビル・マーレイ演じる主人公ピーター・ヴェンクマン博士らが結成する幽霊退治をおこなう会社「ゴーストバスターズ」の専用車両です。

 劇中ではダン・エイクロイド演じるレイモンド・スタンツ博士が「掘り出し物」と語る4800ドル(当時の換算で約120万円)で購入した1959年式キャデラック「スーペリアー」の霊柩車(もしくは救急車)を改造して、エクトモービルを作成しています。

 エクトモービルには、白と赤に塗られた救急車風のデザインに青のサイレン、ドアにはゴーストバスターズのロゴがつけられ、ルーフラックにはレーザー砲をはじめとする用途不明の機械がつけられています。

 今回出品されたのは、劇中車と同じく1959年式のスーペリアーの霊柩車をベースに、同映画のファンが制作したエクトモービルのレプリカです。

 このクルマは、ファンが制作したものといえど再現度は高く、エクステリアの塗装はもちろん、サイレンや回転灯などの灯火類やルーフの機器、内装に至るまで忠実に再現されています。

 オーディオやサイレン、灯火類などのすべての電装品は稼働することが可能で、440アンペアのツインオルタネーターが、スローペースの走行でも全装備を使用することを可能にします。

 シートとインテリアはすべてオリジナルで制作され、ダッシュボードには8人のキャストとスタッフのサインが入っています。

 レーザー砲台は車内の2箇所からリモコンで操作できるほか、外を歩くときには手持ちのリモコンで操作することもできます。

 また5台のカメラがついており、車内の3つのモニターで見ることができます。

 さらに、このクルマにはプロトン・パック、ストレッチャー、ゴースト・キャッチャーなどあらゆる小道具が付属しています。

 走行距離は1万8105km、6.3リッターV型8気筒エンジンを搭載していて、トランスミッションは3速オートマチック、サスペンションは装備品の重量が453kgになっても問題がないように強化されています。

 このエクトモービルは、ラスベガス2021にて22万ドル(約2400万円※オークション手数料込)で落札されました。

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