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究極のトヨタSUVが970万円!? 新車価格の3倍となった特別な「FJクルーザー」とは

くるまのニュース / 2021年6月28日 11時50分

世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、さまざまなレアカーがオークションにかけられております。2021年6月17日からラスベガスでおこなわれた同オークションではトヨタ「FJクルーザー」が8万8000ドル(約970万円)で落札されました。

■トヨタ「FJクルーザー」が970万越え?特別な改造が施された1台とは

 世界的なオークションの「バレットジャクソン」では、名画に出てきた劇用車や現存台数の少ないクラシックカーなど、さまざまなレアでマニアックなクルマがオークションにかけられております。
 
 2021年6月17日からラスベガスで開催されたオークションでは、トヨタ「FJクルーザー」が8万8000ドル(約970万円)で落札されました。

 970万円で取引されるFJクルーザーとはどのようなクルマなのでしょうか。

 FJクルーザーは2003年のデトロイトモーターショーでデビュー、その後2006年に北米で販売を開始し、2010年には日本にも導入された本格SUVです。

 古いランドクルーザー40(FJ40型)を彷彿とさせる個性的なデザイン、本格4WD車としての高い走行性能により人気を博しました。

 日本での販売価格は、314万円からで2017年にファイナルエディションが発売され、翌年に販売を終了しました。

 今回オークションに出品されたFJクルーザーは「トレイルチームアルティメットエディション」という2500台限定で生産された特別なモデルに約2万ドル(約220万円)分の改造を施したクルマです。

 エンジンには、純正の4リッターV型 6気筒エンジンにマグナソン製のスーパーチャージャーにフィグスエンジニアリング製のラジエーターとクーラントタンクを装備。ブレーキは、トヨタ5代目「4ランナー」のビッグブレーキを使用しています。

 エクステリアにはRIGID Industries製のルーフラック用LEDライトバーを装備。インテリアにはトヨタのオールウェザーフロアマットやSupreme Suspensions製のアルミ製シフトノブなどが採用されています。

 このトレイルチームアルティメットエディションは、ワンオーナーで走行距離は5万3964km、非の打ち所がないメンテナンスが施されていると紹介されています。

 落札価格は、前述のとおり8万8000ドル(約970万円※オークション手数料込)で、日本で発売されたFJクルーザファイナルエディション(約350万円)の3倍近い金額で落札されました。

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