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なぜ「トヨタ車」が上位を独占? ヤリス以外で検索急上昇ランキングの上位になった意外な車種とは

くるまのニュース / 2021年7月3日 10時20分

ヤフージャパンは「ヤフオク! 2021年上半期 検索急上昇キーワードランキング」を2021年7月2日に発表しました。そのなかで、自動車部門TOP5も明かされていますが、上位5車種にはどんなクルマがランクインしたのでしょうか。

■ヤフオク検索ランキングの自動車部門TOP5

 2021年7月2日、ヤフージャパンは「ヤフオク! 2021年上半期 検索急上昇キーワードランキング」を発表しました。
 
 そのなかで、自動車部門の上位に輝いたのはどのような車種なのでしょうか。

 今回、ネットオークションサービスの「ヤフオク!」の自動車部門において、検索数が急上昇したキーワードの上位5車種が明かされています。

 ●5位「ヤリス」(トヨタ)

 2020年2月10日に発売された「ヤリス」は、日本市場において「ヴィッツ」から車名をグローバル名称に統一する形で登場しました。

 ヤリスは、コンパクトカーならではの「軽快なハンドリング」という強みを活かしつつ、ユーザーの既成概念を大きく超える「上質な乗り心地」と「最新の安全・安心技術」を備えたクルマを目指して開発されました。

 コンパクトカーのTNGAプラットフォーム(GA-B)を用いることで、軽量かつ高剛性、低重心なボディを実現。

 新開発の「1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジン」を採用した新世代ハイブリッドシステムは、クラス世界トップレベルとなるWLTCモード36.0km/Lの低燃費を誇ります。

 さらに、安全面でもトヨタ初となる高度駐車支援システム「Toyota Teammate[Advanced Park(パノラミックビューモニター機能付)]」の採用や、「アクセサリーコンセント(1500W)」を設定することで、停電などの非常時には発電機として使用出来るなどさまざまな活用が可能。

 ヤリスの価格は、139万5000円から252万2000円です。
 
 ●4位「プラド 150 後期」(トヨタの150系ランドクルーザープラド、後期)

 ランドクルーザープラドは、トヨタ「ランドクルーザー」の弟分として2009年9月に4代目となる現行モデルが発売されました。

 4代目ランドクルーザープラドは、“ランドクルーザー”が築き上げてきた、過酷な使用条件下における卓越した走破性・信頼性などの高い基本性能を引き継いでいます。

 世界170以上の国・地域で支持されるオフロード・オンロードでの快適な走行性能を進化させたうえ、ユーティリティを徹底的に追求し、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとして開発されました。

 特徴として、伝統のフルフレーム構造の改良と、さらなるボディ剛性のアップにより、乗り心地を向上。

 さらに、「キネティックダイナミックサスペンションシステム(KDSS)」や「クロールコントロール」の採用により、市街地・高速での走行安定性と悪路走破性とを高次元で両立しました。

 また、オフロードの走行環境に応じ、駆動・制動の制御をスイッチ操作で切り替え可能な「マルチテレインセレクト」に加え、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる世界初(当時)の「マルチテレインモニター」を設定し、ドライバーのサポート機能を搭載しています。

さらに、セカンド・サードシートの居住性と利便性を大幅に高め、より一層快適な室内空間を実現したミッドサイズの本格4WDです。

 現在までに数回のマイナーチェンジや改良を重ねており、直近では2021年6月1日に一部改良をするとともに、ランドクルーザー生誕70周年を記念した特別仕様車を設定。通常車を含めた価格は、366万6000円から554万3000円です。

 ●3位「GRヤリス」(トヨタ)

 東京オートサロン2020にて世界初公開されたトヨタ「GRヤリス」。

 GRヤリスは、WRCに学び、そしてWRCで勝つためTMR(Tommi Makinen Racing)とともにイチから開発をおこなったTOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」のオリジナルモデルです。

 GRヤリスはTNGAの思想に基づくスポーツ4WDプラットフォームを採用し、WRCの現場からのフィードバックを踏まえ、一から鍛え上げ、バランスの取れた高剛性ボディを実現するとともに、前後のサスペンションジオメトリを最適化。

 スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」との組み合わせによって、高次元での動的性能を追求しています。

 また、パワートレインのひとつとして搭載される1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンは、TNGAエンジンの高速燃焼コンセプトに加え、軽量な運動部品採用によるエンジンの高回転化、ターボチャージャーなど吸排気系の最適化によって、3気筒エンジンとして世界最高レベルの出力272馬力とワイドなトルクレンジを追求。

 リズミカルな変速を可能にした6速MTと組み合わせ、圧倒的な加速と気持ち良い回転数の伸びが感じられるエンジンに仕上げており、2021年7月現在ラインナップされているモデルの価格は265万円から456万円です。

■ここまで全部トヨタ車、残る2位と1位は?

 ●2位「ハリアー 80」(トヨタの80系ハリアー )

 2020年6月に発売された4代目となる現行「ハリアー」。

 開発コンセプトとして「見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視。実用性や、数値一辺倒ではない、人の心を優雅に満たしてくれるただひとつの存在」を目指し開発されました。

 先代モデルを凌駕するデザイン性をはじめ、走行・快適・安全などさまざま性能を大幅に向上させています。

 デザインや質感が高まったことで、高価格帯の輸入車ブランドのSUVと比較検討するユーザーが増えたほか、発売から1年以上が経過した2021年7月現在でもグレードによって納車待ちが長くなることもあるほどの人気ぶりです。

 パワートレインは、2リッターガソリン車と2.5リッターハイブリッド車となり、それぞれに2WDや4WD、E-Four(電気式4WD)を組み合わせています。

 また、トヨタ初となる「デジタルインナーミラー(前後方録画機能付)」を採用。

 これは、従来のデジタルインナーミラーに、新たに追加した前方カメラとデジタルインナーミラー用後方カメラが捉えた走行中の映像を、SDカードに録画する機能となり、昨今需要が高まっているドライブレコーダーに類似する装備となります。

 ハリアーの価格は299万円から504万円となり、先代モデルよりもエントリー価格を引き下げた「300万円以下」というインパクトは大きく、発売当初には話題となりました。

国産高級SUVともいわれるトヨタ「ハリアー」国産高級SUVともいわれるトヨタ「ハリアー」

 ●1位「ヤリスクロス」(トヨタ)

 2020年8月末に発売された「ヤリスクロス」のコンセプトは、「ヤリスシリーズならではの『軽快な走り』『先進の安全・安心技術』『低燃費』を受け継ぎつつ、利便性にとどまらず、乗る人の個性やライフスタイルを彩る都市型コンパクトSUVとして、新たな価値を提供するクルマ」として開発されました。

 ヤリス同様、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用。

 その性能をいかしきるパッケージとし、ヤリスの持つ「凝縮感」に加え、SUVならではの力強さ、存在感を表現したムダなくバランスのよい洗練されたプロポーションを実現しました。

 また、1.5リッターガソリン車には、路面状況に応じた走行支援を、3つのモードから選択できるマルチテレインセレクトなど、SUVの走りを堪能できる機能を搭載。

 1.5リッターハイブリッド車には、E-Four(電気式4WDシステム)を設定したほか、SUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費(2WDでWLTCモード30.8km/L)も実現しています。

 価格は179万8000円から281万5000円となり、激戦区となるコンパクトカー市場において高い人気を誇る1台です。

※ ※ ※

 今回、2021年上半期のヤフオクにおける、 検索急上昇キーワードランキング(自動車部門)では、上位5車種がすべてトヨタ車という結果とっています。

 実際に、登録車販売台数においても上位の多くをトヨタ車が占めていることから、クルマの用品や中古パーツなどを求めるヤフオクユーザーにとっても気になる存在といえそうです。

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