2021年上半期 輸入車ナンバーワンはミニに決定! ベスト20は大波乱
くるまのニュース / 2021年7月12日 13時10分
日本自動車輸入組合(JAIA)は2021年7月6日、同年6月における外国メーカー車の新車登録台数速報、および同年上半期(2021年1月から6月)の外国メーカー車モデル別トップ20を発表しました。
■輸入車ベスト10に多数のSUVがランクイン
日本自動車輸入組合(JAIA)は2021年7月6日、同年上半期(2021年1月から6月)の外国メーカー車モデル別トップ20を発表しました。
外国メーカー車の2021年上半期の新規登録台数は13万5925台となり、前年同月(11万3485台)と比較すると119.8%と、増加傾向にあるのが見て取れます。新型コロナウイルス感染拡大による景気への影響も収まり、輸入車市場は回復傾向にあるといえます。
2021年上半期の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の1位は、9135台でBMWミニになりました。半期ベースでは、BMWミニは2016年の下半期から現在まで、およそ5年半もの間、輸入車ナンバーワンを続けています。
2021年5月25日には改良新型「ミニ3ドア」「ミニ5ドア」「ミニ・コンバーチブル」が日本上陸。2021年下半期も好調が予想されます。ちなみにちなみにBMWミニの登録台数はミニ3ドア、ミニ5ドア、ミニ・コンバーチブルに加え「ミニ・クラブマン」「ミニ・クロスオーバー」の合算となります。
2020年上半期の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位ベスト10は以下のとおりです。
1位 BMWミニ「ミニ」 9135台
2位 フォルクスワーゲン「T-Cross」 5193台
3位 BMW「3シリーズ」 4566台
4位 ボルボ「60シリーズ」 4145台
5位 フォルクスワーゲン「T-Roc」 3854台
6位 メルセデス・ベンツ「Aクラス」 3838台
7位 ジープ「ラングラー」 3749台
8位 フォルクスワーゲン「ポロ」 3578台
9位 ボルボ「40シリーズ」 3368台
10位 メルセデス・ベンツ「GLB」 3123台
※ ※ ※
2位のVW「T-Cross」は、2020年下半期の5位から一気にランクアップしています。4位のボルボ60シリーズ、9位の40シリーズも、SUVシリーズの「XC60」「XC40」が販売の中心ということです。
ジープ・ラングラーも2020年下半期の11位(3164台)から7位にまでランクアップしています。現在のジープ人気を牽引するのがラングラーです。
また10位にメルセデス・ベンツの3列シート・コンパクトSUV「GLB」が入りました。兄弟モデルとして同時に日本上陸したコンパクトSUV「GLA」よりも順位が上になっています。
■ベスト3常連のVW「ゴルフ」 2021年上半期はベスト10圏外に
2020年上半期の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位、11位から20位は以下のとおりです。
2021年1月28日に日本上陸をはたしたメルセデス・ベンツのフラッグシップ「Sクラス」は12位にランクインした
11位 フォルクスワーゲン「ゴルフ」 2885台
12位 メルセデス・ベンツ「Sクラス」 2861台
13位 BMW「1シリーズ」 2615台
14位 メルセデス・ベンツ「Gクラス」 2614台
15位 アウディ「Q3」 2594台
16位 メルセデス・ベンツ「Eクラス」 2520台
17位 メルセデス・ベンツ「CLA」 2375台
18位 BMW「2シリーズ」 2368台
19位 フィアット「500/500C」 2345台
20位 メルセデス・ベンツ「GLA」 2184台
※ ※ ※
例年、BMWミニと1位を争うVWゴルフ。2020年下半期でも3位だったのですが、2021年上半期では11位となりました。これは8世代目となる新型ゴルフの日本上陸が2021年6月15日と、完全にモデル末期だったことが影響しました。ただ2021年下半期は新型ゴルフの登録がおこなわれるため、また上位になることが予想されます。
ランキングを見ると、ベスト20のなかにメルセデス・ベンツのラインナップが7車種もランクインしているのが目につきます。なかでも2021年1月に7世代目にフルモデルチェンジをはたしたメルセデスのフラッグシップサルーン、新型Sクラスが12位に入っているのに注目です。
さらに14位には唯一無二のオフローダー、Gクラス、そして16位には2020年9月にマイナーチェンジをはたした改良新型Eクラスと、FFベースのモデルだけでなく車両価格の高めなモデルもランクインしているところがメルセデス・ベンツの強みといえるでしょう。
15位のアウディQ3は2020年7月にフルモデルチェンジをして登場したコンパクトSUVになります。こう見ると、やはり新車効果は大きいのですが、19位にはフィアット500/500Cがランクインしているのも特徴です。2008年に日本登場して以来、すでに13年が経っていますが、ネオ・クラシックと呼ばれる愛らしいスタイリングや全長3545mmというAセグメントのボディなどが、いまだに人気となっています。
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