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近未来感スゴイ! ワイド&ロングノーズに大変身した「MINI REBORN」の正体とは

くるまのニュース / 2021年7月20日 18時10分

ワイド化&ロングノーズ化したミニのカスタムカーが存在します。どのような経緯で誕生したのでしょうか。

■ド迫力なミニが存在していた!

 世の中にあるカスタムカーのなかには、「こんなクルマあったら良いな」を具現化したモデルが存在します。
 
 2018年に開催された「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」には、「ミニ・クーパーに100周年記念モデルがあったらどんな姿をしているのか?」を学生達が具現化したカスタムカーが展示されていました。

 ミニ・クーパーとは、元々はミニに設定される1グレードとして展開されており、その由来はジョン・クーパー氏が手掛けたミニがベースとなっています。

 そうしたミニは、2001年からBMWグループのブランドとして再スタートを遂げ現在に至ります。

 BMWグループとなったミニは、初代(2001年)、2代目(2006年)、現行の3代目(2013年)とモデルチェンジを繰り返しており、現在でもジョン・クーパー氏に由来するモデルとして「John Cooper Works」をラインナップしています。

 前述の学生達が具現化した架空の100周年記念モデルは、千葉県にある日本自動車大学校(通称:NATS)が制作しており、「MINI REBORN」と名付けられました。

 MINI REBORNのコンセプトは、「伝統のスタイルで進化し続けるブリティッシュコンパクト・ミニ・クーパー。そんな伝統ある“ミニの過去と未来 ”を融合させた『ミニ・クーパー100周年記念モデル』を創造し、自らの手でアニバーサリーモデルとしてREBORNさせる」として制作されました。

 ベースとなるのは、2005年式のBMWブランドの初代ミニ(R50)となり、その外観を1940年代のテイストを残したデザインをスチール&アルミにて製作。

 さらに、フロント部分を20mm延長することでインタークーラーを前方向に移動し、ロングノーズ化をおこなっています。

 また、ヘッドライトやテールライトはBMWブランドの3代目ミニ(F56)のものを流用しています。

 NATSの担当者は、MINI REBORNについて次のように説明しています。

「もし『ミニ・クーパー100周年記念車があれば』をコンセプトにフロントを20mm延長し、アルミのオーバーフェンダー、ボンネット、ルーフなどを製作。

 タイヤをオーバーフェンダーで隠すことでスペーシーさを演出し未来を表現しました。

 内装は全面張替えするなど細部にもこだわっているほか、エアレックス製のエアサスを採用しています。

 車体の延長とアルミのボディワークに内装張替えと作業量が多かった為、学生達は苦労していたが、オートサロン2018の評価は高く、後日さまざまなイベントに呼ばれました」

※ ※ ※

 NATSは、例年1月に開催されるカスタムカーイベントの東京オートサロンに向けて、複数台のカスタムカーを学生達の課題として制作しており、2022年の開催に向けてもすでに制作がスタートしているといいます。

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