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じつは2種類存在? 車の安全装備 「受動的」「能動的」それぞれ違いは? 自動ブレーキはどっち?

くるまのニュース / 2021年8月5日 14時50分

近年、クルマの安全装備はますます充実してきていますが、それぞれの安全装備はおおきくふたつの種類に分類できます。どんな違いがあるのでしょうか。

■パッシブセーフティとアクティブセーフティの違いは?

 クルマの装備のなかで、近年とくにユーザーから注目を集めているものとして「安全装備」があります。新型車のテレビCMで充実度合いがアピールされることも少なくありませんが、クルマの安全対策は大きく分けて「パッシブセーフティ」と「アクティブセーフティ」に分類されるといいます。

 いまでは多くの新型車で装備されるに至った衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)やペダルの踏み間違え防止装置は、どちらに分類されるのでしょうか。

 パッシブセーフティ(受動的安全)とは、万が一事故が発生してしまったときにドライバーや同乗者などの安全を確保する安全対策とされます。

 具体的には、衝撃吸収ボディやエアバッグ、3点式シートベルト、チャイルドシートなどが存在。そして、乗員以外では周囲の歩行者の保護を目的としたポップアップフードなどもあります。

 一方アクティブセーフティ(能動的安全)は、事故を未然に防ぐクルマの安全対策です。

 ブレーキ制動時にタイヤのロックを防ぐABSや横滑り防止装置などが代表例として挙げられるほか、前述の衝突被害軽減ブレーキやペダルの踏み間違え防止装置もアクティブセーフティに含まれる安全対策に位置づけられます。

 近年、「トヨタセーフティセンス」(トヨタ)や「ホンダセンシング」(ホンダ)をはじめ、衝突被害軽減ブレーキやACCなどを組み合わせた先進安全装備がテレビCMで多くアピールされますが、こうしたものもアクティブセーフティの装備で構成されます。

 それではここでクイズです。

 2016年に登場したスバル5代目「インプレッサ」には、パッシブセーフティに分類される安全装備が国内メーカーで初搭載されました。

 その装備とは、次のうちどれでしょうか。

【1】歩行者保護エアバッグ

【2】AT誤発進抑制制御

【3】アクティブ・トルク・ベクタリング

※ ※ ※

 正解は【1】の歩行者エアバッグです。

 5代目インプレッサは2016年7月26日に国内仕様が公開され、同年10月25日に発売されました。国内メーカー初の歩行者保護エアバッグは、7つの乗員保護エアバッグとあわせて全車に標準装備とされました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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