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約130万円で新型軽EV買える? 日産・三菱の「実質200万円」はガソリン車よりもお得といえる訳

くるまのニュース / 2021年8月31日 11時50分

日産と三菱が軽クラスの電気自動車を2022年度初頭に発売すると発表しました。実質購入価格は約200万円からといわれていますが、補助金次第ではもっと安く買える可能性もあり、ガソリンの軽自動車よりもお得に乗れるかもしれません。

■補助金次第では乗り出し価格130万円もあり得る!?

 日産と三菱は、突如「電気軽自動車(軽EV)を2022年度初頭に発売する」と発表した。より正確にいうと2022年4月からの2、3か月間という意味なんだと思う。
 
 少しばかり先の話ながら、本来なら2021秋開催予定だった東京モーターショーで発表する計画だったのかもしれません。

 興味深いのが「20kWh」という電池容量と「今年(2021年)並みの補助金が出るなら実質的な購入価格は200万円くらい」という点にある。掘り込んで考察してみたい。

 20kWhという電池容量だけれど、三菱が発売した世界初の量産電気自動車である「i-MiEV(アイミーブ)」は16kWh、日産初代「リーフ」は24kWhなので、ちょうど真ん中の搭載量ということになります。

 気になる航続距離といえば、16kWhのi-MiEVがJC08モードで180km。その後の技術進化などを含めて考えると、日産・三菱の新型軽EVはJC08より少し厳しいWLTCモードで200km近い数字になる可能性があります。

 現実的な航続距離を考察するなら、エアコンを使う夏場は150km、ヒーター使う冬場は120kmと理解すれば間違いなかろう。軽自動車として考えたら十分かもしれません。

 価格はどうか。補助金をi-MiEVと同等と考えるなら15万円です。電池容量が多い日産・三菱の新型軽EVだと20万円くらいになるかもしれないが、いずれにしろ日本全国共通の補助金だけで200万円になるということ。

 そのほか、都道府県や市区町村単位での補助金も受けられるから面白い。例えば東京都なら最大で60万円出ます。

 東京都のウェブを見ると、2023年2月24日までの初年度登録車について通常は45万円のところ、環境省連携の「再生エネルギー電力」(太陽光発電に代表される二酸化炭素を出さないで作った電力だけ買う契約)も合わせて契約することで60万円になるという。

 この補助金制度が継続されているなら、東京都だったら実質的に140万円で買えてしまうというワケ。さらに江東区だと10万円の補助金ありで130万円になるのです。

■ガソリン車の軽より軽EVのほうが維持費は安い!?

 そのほか、自動車税や重量税は免税。普通の軽自動車を都内で走らせたら、ガソリンだと1万km走るのに約10万円掛かるが、電気料金は安いため再生エネルギー電力を使っても半額以下。6万km走ったら燃料コストだけで30万円も浮く。完全にガソリンエンジン車より安いです。

 加えて電気自動車の発進加速性能はターボエンジン搭載車に匹敵する。クルマ好きでも満足出来る動力性能を持っていることだろう。

日産「IMk」(東京モーターショー2019で発表)日産「IMk」(東京モーターショー2019で発表)

 日産と三菱がいう「補助金を使えば実質的に200万円」になる電気軽自動車の装備内容がどのくらいになるか不明ながら、片側電動スライドドアくらい標準装備になっていたら、ガソリン車より絶対お得です。

 しかも日産・三菱の軽EVには100V/1500Wコンセントが標準で装備されているらしいから、オートキャンプなどアウトドアで遊ぶのにも最高でしょう(もちろん災害などで停電時には非常電源になる)。

 少なくとも東京都に住んでいたなら、ガソリンの軽自動車を選ぶというチョイスはもったいないと思う。

 全国規模でどのくらいの市町村が国と別枠の補助金を出すか現時点でわかっていない。総合的に考えたら20万円くらい上乗せ補助金が出ると180万円。

 免税措置など含めると、同じ装備内容のホンダ「N-BOX」との“乗り出し価格の差”はゼロになる。買うときに支払う金額までガソリン車と同じになるワケ。となれば電気軽自動車の魅力大きいだろう。

 皆さん「電気自動車は売れない」とイメージしていると思うが、日産・三菱の軽EVは予想以上に売れるかもしれません。

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