BMW新型「M4」のエアロはどう組み合わせる? ACシュニッツァーで自分だけのドレスアップ術
くるまのニュース / 2021年9月3日 8時10分
BMW「M4」を個性的にカスタマイズするエアロパーツが、BMWチューナー「ACシュニッツァー」からリリースされました。どのアイテムをセレクトしたらよいか、オーナーの趣向に合わせた組み合わせを伝授します。
■空力効果はもちろん、ドレスアップアイテムとしても注目度高し
BMWのチューナーとして知られるACシュニッツァーが、G82型「M4」用のアイテムを開発していることは既報のとおりだ。今回はエアロパーツについての続報が入ったので、紹介しよう。
前回紹介した時点での情報では、エアロパーツはフロントスプリッターとリアルーフスポイラー、そしてカーボンリアスポイラーという3点が、プロトタイプとして公表されていた。
それに加えて今回の発表では、フロントサイドウイングとカーボンリアウイング、さらにデザインパッケージという名前で、ボンネットカバーとサイドフィンのセットの存在が明らかとなった。それぞれのパーツを見ていこう。
●ドレスアップ効果も抜群
まずフロントサイドウイングから。これはフロントバンパーのコーナー部に装備される、いわゆるカナードスポイラーのことだ。片側2段、計4枚のセット品となっていて、装着することで加速時や高速走行時の、フロントの浮き上がりを抑えてくれる。リアウイング装着車の空力バランスを整えるのに役立つアイテムといえる。
次はカーボンリアウイング。すでにトランクリッドに装備する、ダックテールデザインのカーボンリアスポイラーは発表されていたが、こちらはステーを利用して装備をする、いわゆるGTウイングタイプのものとなる。ステーにはスワンネック方式が採用されているのも、特徴のひとつだ。
ちなみにスワンネック式とは、リアウイングを、下側から支えるではなく、ステーを曲げて上側から吊り下げるようにウイングを保持する方式のこと。
リアウイングは、飛行機の翼をひっくり返したような断面をしており、飛行機の翼が揚力を得るのと反対に、ウイング全体を押し下げる力が働き、ダウンフォースを稼いでいる。
このとき、空気が速く流れたほうがよい下側にステーの支持点があると、そこで空気の流れが阻害されてしまう。スワンネック式の保持システムは、その弱点を改善するために考え出されたものである。空力に力を入れているACシュニッツァーがこの方式を採用するのは、当然といっていい。
このカーボンリアウイングには、オプションとしてガーニーフラップも用意されている。高速コーナーでのより強力なダウンフォースを求めたい場合には、ガーニーフラップをセットすることによるセッティングが可能だ。
ただし、フロントサイドウイングも同様だが、セットするとダウンフォースは強大になるかわりに、空気抵抗も増えてしまい、最高速度は低下することになる。ルックス面からいえば、装着したほうがインパクトは強いが、空力面からいえば、走るステージを考慮した調整が必要となるだろう。
デザインパッケージというのは、ボンネットダクト部分に装備するカバーと、フェンダーダクトに装備するフィンのセットのことだ。ともにACシュニッツァーのロゴが入っていることから、ドレスアップアイテムとしても機能する。
●おすすめのエアロパーツのセレクトとは
ストリートスポーツとしてM4をとらえているなら、フロントスプリッターとデザインパッケージ、ルーフスポイラー、カーボンリアスポイラーという組み合わせにとどめておく、というのがベターではないだろうか。
しかしM4を、サーキット走行を視野に入れたスポーツカーと考えた場合には、フロントスプリッターとフロントサイドウイングを装備し、カーボンリアウイングもセットして、走るコースによってフロントサイドウイングの枚数や、リアウイングのガーニーフラップの有無を選択する、という使いかたをしたい。
この場合、ボディ上面の整流に役立つルーフスポイラーの有無は、クルマの挙動によって判断していく、というのが正解だろう。
いずれにしても、機能面、ドレスアップ面を問わずM4の存在感を高めてくれるのが、ACシュニッツァーのエアロパーツだ。オーナーは気負わず、自身の好みに合わせたアイテムチョイスをしていってほしい。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
BMW『M3 CSツーリング』はさらに顔が変わる!? スーパーワゴンの頂点、限定台数はどうなる
レスポンス / 2024年5月1日 15時31分
-
ホンダ「最強5ドアスポーツカー」の「究極仕様」爆誕! ド迫力エアロが超カッコイイ! 「シビック タイプR」無限パーツ発売
くるまのニュース / 2024年4月20日 6時10分
-
機能的チューニングブランド「モデューロ」、30周年を迎えさらなる走りの高みへ
レスポンス / 2024年4月14日 8時0分
-
約3500万円! 日産が新型「GT-R NISMO」実車公開! 新デザイン採用で「圧倒的存在感」の“最強仕様”! 進化し続ける「究極モデル」NYに展示
くるまのニュース / 2024年4月9日 20時10分
-
トヨタ「5ドアハッチバック」 ド迫力スポイラーが凄い! アグレッシブさ演出! 「GRカローラ」新パーツとは
くるまのニュース / 2024年4月7日 17時10分
ランキング
-
1映画「もののけ姫」の映えスポットで撮影した女性の投稿に大反響! 「言われなくても生きそう」「無敵感がすごい」
よろず~ニュース / 2024年5月2日 15時0分
-
2コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
-
3スターバックス、8日から“人気フラペチーノ”が復活 「絶対に買いに行く」と意気込む声が続出
Sirabee / 2024年5月3日 4時0分
-
4ゴミ屋敷「"開かずの間"を開けてみた」驚愕の顛末 結婚相手にも秘密だった自宅をついに片付けた
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 13時0分
-
5国産米100%なのに「グミ食感」って...どういうコト? 老舗おせんべい屋さんが作った謎のお菓子を食べてみた
Jタウンネット / 2024年5月4日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください