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気軽にアウトドア気分を味わえる! 人気車のSUV風グレードが今キテる!

くるまのニュース / 2021年9月18日 14時10分

SUVやクロスオーバーがブームの現在、本格的じゃなくてちょっとだけオフロード感も欲しい」という人に最適な、普通のクルマに設定されたSUV風のグレードが存在しています。SUV風のグレードにはどのようなモデルがあるのでしょうか。

■人気車種に設定されたSUV風のグレードが魅力的

 SUVやクロスオーバーは、もはや定番人気のジャンルになったといっても過言ではありません。

 これまでに発売された車種を振り返るとじつにさまざまで、スタイリッシュなデザインのクルマから機能性を重視した車種、近未来的なモデルまでとバラエティに富んでいます。

 どれも非常にカッコイイのですが、たとえばオフロードを走る機会がほとんどないのに、頑丈なラダーフレームに本格的な4WDを搭載しているのはちょっと気後れすることもあります。

 そこでオススメしたいのが、肩の力を抜いて気楽に乗れるSUV風のモデルです。

 そこまで本格的でなくてもいいけど、ちょっとだけSUV感が欲しいというニーズは意外と多いようで、ベースは街乗り向きのモデルながら、SUVらしい装備や仕様でアウトドア感を演出したグレードや派生モデルが人気になっています。

 行楽シーズンにピッタリな、ちょっとだけSUVの人気車にはどのようなモデルがあるのでしょうか。

●ホンダ「フリード クロスター」

 ホンダの人気コンパクトミニバン「フリード」。現在販売されているのは2016年に発売された2代目モデルです。

 フリードは3列シート仕様ですが、2列シートの「フリードプラス」もラインナップされ、用途に合わせて選べるのがポイントです。

 先代の「フィット」がベースになっているものの、スペース効率とボディ剛性確保のため、じつはほとんどの部分が新設計となっています。

 そんな人気車フリード/フリードプラスに、2019年10月のマイナーチェンジで追加されたのが、SUVテイストの新グレード「クロスター」です。

 大型のグリルや専用の前後バンパー、アンダーガード風の加飾が備わるロアスポイラーの採用に加え、サイドシルをブラックアウト。アウトドアライフをバックアップしてくれそうな力強さにあふれます。

 といっても、専用ホイールこそ備わるもののタイヤはノーマル仕様と同じで、悪路走破で重要な最低地上高も同一。ルーフレール付きですが、全高も変わりはありません。

 もちろんメカニズムも共通で、パワーユニットは1.5リッターガソリンエンジンと、1.5リッターガソリン+モーターのハイブリッドの2種類がラインナップ。前者にはCVT、後者には7速ATが組み合わされます。

 どちらのパワーユニットでもFFと4WDが選べるのは通常のフリードと同じ。

 安全運転支援システム「ホンダセンシング」が全車標準なのも見逃せないポイントです。

 ちなみに、フィットにもSUV風のグレードとして「フィット クロスター」がラインナップされています。

■軽や輸入車のSUV風モデルとは?

●スズキ「スペーシア ギア」

 軽スーパーハイトワゴンの「スペーシア」はスズキでもっとも売れているクルマです。軽自動車の販売台数ランキングで2位を獲得し続けており、大ヒットモデルといえるでしょう。

 スペーシアにはファミリー向けのノーマル仕様のほか、ワイルドなスタイリングの「スペーシア カスタム」が存在します。

 それらに続く第3のモデルとして2018年12月に投入されたのが「スペーシア ギア」です。

スズキ「スペーシア ギア」スズキ「スペーシア ギア」

 アウトドアで使う道具などを指す「GEAR(ギア)」の名からも分かるように、SUVのテイストを盛り込んだモデルとなっており、タフな雰囲気と遊び心にあふれた内外装のデザインが特徴です。

 まず目につくのが、ノーマル仕様やカスタムとまったく異なるフロントフェイス。丸目2灯のヘッドライトは同社の「ジムニー」や「ハスラー」などと共通のイメージで、スペーシア ギアがアウトドアユースを意識していることをアピールしています。

 インテリアも専用のデザインを多数採用。エアコン吹き出し口やメーターの枠、シートのステッチにオレンジ色が配されるなどポップなイメージでまとめられています。

 シート背面と荷室フロアが防汚仕様となっているのも特徴のひとつで、濡れた荷物や泥で汚れたキャンプ道具などを積んでも簡単に拭き取れるので安心です。

 エンジンは自然吸気(52馬力)とターボ(64馬力)が用意され、どちらもマイルドハイブリッドシステムを搭載。全車トランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDから選べます。

 ルーフレールが備わるため全高こそ15mmほど高いですが、全長と全幅はノーマル仕様と共通で3395mm×1475mmの軽自動車枠いっぱい。最低地上高はノーマル仕様やカスタムと変わりません。

 道なき道を走るタイプではありませんが、ドアハンドルやバンパー下部、ホイールは傷が目立ちにくいガンメタに塗装されるなど、ある程度整地されたキャンプ場への足といった使い方がマッチするクルマといえるでしょう。

●ミニ「ミニ クロスオーバー」

 先に紹介したフリード クロスターとスペーシア ギアは、ベースモデルをSUV風に仕立てたグレードでしたが、「ミニ クロスオーバー」は、オリジナルの「ミニ3ドア」とも「5ドア」とも「クラブマン」とも異なる専用のボディが与えられた別のクルマです。

 しかし、SUV風という意味では共通点があるといえるでしょう。

 ミニ クロスオーバーの現行モデルは2017年に登場した2代目で、2020年に内外装デザインを中心としたマイナーチェンジを受けています。

 搭載されるパワーユニットは全部で5種類。ディーゼル車は直列4気筒2リッターターボがチューニング違いで2種、ガソリン車は直列4気筒2リッターターボと直列3気筒の1.5リッターターボ、そして1.5リッターの直列3気筒ガソリンエンジンとモーターを組み合わせた、ミニシリーズ初のプラグインハイブリッドがラインナップされています。

 ガソリンの直列3気筒グレードはFFだけの設定で、ディーゼルのローチューン版はFFと4WDから選べ、それ以外はすべて4WD。4WDは分かりやすくグレード名に「ALL4」と付きます。

 登場時は、見た感じの大きさから「ミニ」の名に相応しくないといわれることもありましたが、実際は思いのほかコンパクト。

 全長は4315mmしかなく、ホンダ「ヴェゼル」よりも短いぐらいという、可愛らしいクロスオーバーSUVなのです。

※ ※ ※

 本格派SUVのカッコよさは捨てがたいものの、ゴツゴツした乗り心地だったり、大きく重いボディに伴う燃費の悪さだったり、デメリットはゼロではありません。

 また、悪路走破性を求めて最低地上高を高めれば、乗降性にはマイナスとなります。

 一方で、SUV風モデルではありますが、普通の乗用車と変わらない利便性や快適性を維持しつつも、街だけでなくフィールドにも似合うといったマルチさがあり、SUV初心者にもおすすめだといえそうです。

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