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BMW新型「4シリーズ・カブリオレ」をカスタマイズ ACシュニッツァーのこだわったポイントは?

くるまのニュース / 2021年9月16日 19時10分

BMW「4シリーズ・カブリオレ」をACシュニッツァーがより魅力的なスタイルとサウンドに仕立てました。もちろんチューニングキットによるパワーアップも可能です。

■カブリオレだからこそ、ルックスとサウンドにこだわりたい

 ACシュニッツァーから、「4シリーズ・カブリオレ」に対応するチューニングキットが発表された。

 今回発表された4シリーズ・カブリオレのチューニングキットは、トップモデルである「M440i」をはじめ、「430i」、「420i」、「M440d」、「430d」をベースにチューニングをおこなうことが可能だ。もちろんいずれのチューニングにおいてもアップグレード保証が付帯している。

●ちょっと足りないを解消するチューニングキット

 ACシュニッツァーが用意しているパワーアップの数値は、次のとおりだ。ちなみに現在日本に正規導入されている4シリーズ・カブリオレは、M440iと420iのみである。

・M440i:374ps→420ps
・430i:258ps→300ps
・420i:184ps→224ps
・M440d:340ps→385ps
・430d:286ps→330ps

 ガソリン・ディーゼルともにノーマルよりも40psと少しパワーアップするメニューだが、カブリオレというボディ形状であるために、オープンで走る際のサウンドにも非常にこだわりをみせている。

 ACシュニッツァー製のステンレススチール スポーツリアサイレンサーには排気フラップが装備され、またテールパイプトリムはカーボン、クローム、またはブラックアルマイトの選択ができる。

 また、純粋に視覚的な効果を期待したいカスタマーのためには、テールパイプのみも用意されている。

 装着される独自のダンパーとスプリングから構成されるスポーツサスペンションは、車高を約15mmから25mmローダウン。ACシュニッツァーによると、この状態が走りには最高のフィーリングを生み出すという。

 前後のホイールは、ニューモデルの「AC4フローフォーミング」ホイール。カラーはツートーンもしくはブラックで、サイズは20インチ。フロントには235/35R20、リアには265/30R20サイズのタイヤが組み合わされている。

 エアロダイナミクスのコンポーネントも、ACシュニッツァーのエンジニア、そしてデザイナーによって新たに開発された。その効果は著しく、フロントスプリッターだけでも200km/h時には35kgのダウンフォースを稼ぐという。

 ほかにはフロントスポイラーエレメント、サイドスカート、エンブレム、リアスカートの保護フィルムなど、4シリーズ・カブリオレの美しさをさらに際立たせるアイテムばかりだ。

 インテリアも、お馴染みのアルミニウム製アクセサリーを採用。ギアシフトパドル、フットレストを含むペダル類、iDriveコントローラーのカバーとキーホルダーなどがそれだ。

 もちろんカスタマーのリクエストによっては、インテリアをさらに豪華でスポーティな仕様へとグレードアップすることも可能だ。BMWのナンバーワン・チューナーとして名高いACシュニッツァーの仕事は、さすがに世界からその評価を受けるだけのことはあり実に丁寧な仕上げぶりだ。

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