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どうして1億円オーバーで往年のフェラーリ「カリフォルニア」のレプリカが作られるのか?

くるまのニュース / 2021年9月17日 8時10分

フェラーリのクラシックカーは数億、車種によっては数十億円してしまうもの。仮に手に入れられたとしてもおいそれとは使うことをためらってしまいます。そこで積極的に運転したいというオーナーにおすすめがGTOの「リバイバル」シリーズです。往年の名車を気兼ねなく運転することができます。

■GTOが3台目となるフェラーリのリバイバルを発表

 フェラーリの修理やレストアなどをおこなっているGTOエンジニアリングが、同社として3モデル目となるリバイバルモデル「カリフォルニア・スパイダー・リバイバル」を、グッドウッド・リバイバルの会場で発表した。

 カリフォルニア・スパイダーといえば、ピニンファリーナがデザインをした、フェラーリの名車であり、希少なモデルとしても知られている。生産された台数は106台でしかなく、現在目にできる多くの個体は、博物館収蔵レベルのコレクションに限られてしまう。

 GTOエンジニアリングは、2008年に「250SWBリバイバル」を発表し、その後「250テスタロッサ・リバイバル」を生産してきたが、このカリフォルニア・スパイダー・リバイバルも以前の2台のように、高い技術でつくられている。

 搭載されるエンジンは、標準は3リッターだが、オプションで3.5リッターと4リッターを選ぶことができる。

 オープンのボディは剛性を高めるためサイドシルを強化、アルミニウムのボディパネルは、GTOエンジニアリングが独自の工具を使い、現役当時のマラネッロの職人がおこなっていたのと同じレベルの手作業によって仕上げられている。

 その製造に要する時間は、1500時間以上とのこと。当然、オーナーの希望に沿ったカスタマイズがおこなわれるため、ものによっては生産にさらなる時間が掛かる場合もあるそうだ。

●本物クオリティのインテリア

 インテリアもオーナーの要望に応えて、1台1台丁寧に仕上げられる。素材のレザーを選べるのはもちろん、オリジナルのスタイルに沿ったステアリングは、イメージを崩さないスリムなウッドのリムに、3本スポークデザインを採用している。

 トランスミッションは標準が4速MTだが、オプションとして5速MTも用意されている。この5速を選択すれば、華やかなインテリア仕上げも含めて、本来の意味であるGTカー、グランドツーリングカーとして、カリフォルニア・スパイダーを使うことが可能となるはず。

 価格は最終の仕様やドナーマシンの価格などによっても異なるが、およそ75万−85万ポンド(邦貨換算約1億1300−1億2800万円)となっている。現在は生産の予約を受け付け中で、2021年末に最初の顧客へ納入される予定だ。

 いわゆる本物ではないのに1億円とは高額だと思うかもしれないが、本物がオークションマーケットに登場した場合、10億円は下らないハンマープライスになるので、1/10のプライスなら考え方によってはお買い得といってもいいだろう。

 GTOエンジニアリングの創業者兼マネージング・ディレクターのマーク・ライオン氏は、今回の発表に際して次のようにコメントしている。

「カリフォルニア・スパイダー・リバイバルは、60年代のフェラーリを代表するロードカーであり、250 SWBリバイバルや250 TRリバイバルの成功を受けて、ここ数年、開発に力を注いできました。これまでのリバイバルシリーズのお客様と新しいお客様の両方からのフィードバックは励みになり、より多くのオーナーの皆様と一緒に夢のクルマを作り上げることを楽しみにしています」

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