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トヨタ新型「アイゴクロス」11月に発表! トヨタ3車種目「クロス」 なぜ似たような車名増えた?

くるまのニュース / 2021年10月8日 7時10分

2021年11月に欧州で世界初公開されるトヨタ「アイゴクロス」。最近、クロスという名称を耳にしますが、どのような意味があるのでしょうか。

■なぜSUVに「クロス」を採用するのか

 世界的に人気が高まっているクロスオーバー(SUV)ですが、そのユーザーニーズに対応するべく、自動車メーカー各社は複数のSUVを展開しています。
 
 なかでもトヨタはグローバルで大小さまざまなSUVをラインナップしますが、最近の傾向として「●●クロス」という車名が増えています。
 
 このクロスとは、どのような意味があるのでしょうか。

 2021年10月5日に欧州トヨタはAセグメントSUVとなる新型「Aygo X(アイゴ クロス)」のティザー画像を公開し、2021年11月に世界初公開することを明かしています。 

 トヨタがラインナップするSUVは、前述のアイゴクロスを始め、「ライズ」、「ヤリスクロス」「C-HR」、「カローラクロス」、「RAV4」、「ハリアー」、「4ランナー」、「ハイランダー」、「ランドクルーザープラド」、「ランドクルーザー」、「セコイア」などが挙げられます(海外モデル含む)。

 また、日本やアセアンなどではダイハツやスズキのOEMとして「ライズ」、「ラッシュ」、「アーバンクルーザー」といったSUVも存在しています。

 そうしたなかで、前述のアイゴクロス、ヤリスクロス、カローラクロスには共通して「クロス」という名称が付けられていますが、どのような意味があるのでしょうか。

 自動車市場では、セダンやミニバンなどと同じようにSUVというジャンルが定着しつつありますが、SUVをさらに区別する「クロスカントリー(クロカン)」「クロスオーバー」という言葉が存在します。

 クロカンは、主にラダーフレームを採用した未舗装路を走るクルマを指し、代表的なものでは前述のランドクルーザーやスズキ「ジムニー」が挙げられます。

 一方のクロスオーバーは、一般的な乗用車と同じモノコックボディを採用したクルマを指します。

 このような違いがあるなかで、日本車において初めてクロスを採用したのが1993年に発売したホンダ「クロスロード」だといわれています。

 その後、1994年にトヨタ初代「RAV4」、1995年にホンダ初代「CR-V」が誕生し、この頃からクロスオーバーSUVというものが徐々に浸透していきました。

 レクサスでは、1996年の「LX(ラグジュアリー・クロスオーバー)、1998年の「RX(レイディアント・クロスオーバー)」、2002年の「GX(グランド・クロスオーバー)」、2014年の「NX(ニンブル・クロスオーバー)」、2018年の「UX(アーバン・クロスオーバー)」とラインナップするSUVにはすべて「X(クロス)」が用いられています。

 ほかのメーカーにおいては、ボルボ「XC(クロスカントリー)」、マツダ「CX(C=クロスオーバー/X=スポーツの意味)」なども使われています。

 また、クロスが使われている国産車として、ホンダ「フィットクロスター」、「フリードクロスター」、スズキ「クロスビー」、三菱「eKクロス」、「eKクロススペース」といったコンパクトカーやミニバン、軽自動車にSUVテイストを盛り込んだクルマにも採用されています。

 国産車の販売店スタッフは「最近では、各社から『クロス』を用いたクルマも増えていますので、お客さまにも『クロス』という名称は浸透していると思います」と話しています。

※ ※ ※

 このようにクロスという名称の歴史は長く、最近では「クロス=クロスオーバー/SUV/アクティブ」という印象が付いていることもあり、ユーザーには浸透しているといえます。

 今後も、新型SUVやSUV風の派生車にクロスの名称が採用されるかもしれません。

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