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ブサイクだけどカワイイ!? おもしろすぎる顔の車3選

くるまのニュース / 2021年10月13日 16時10分

クルマの販売台数を左右する重要な要素のひとつがデザインです。とくに第一印象を決めるのが「顔」にあたるフロンフェイスではないでしょうか。近年は小型車から大型車まで精悍なフロントフェイスが主流ですが、かつてはかなりユニークなモデルも存在しました。そこで、ブサかわいい顔のクルマを3車種ピックアップして紹介します。

■ブサかわいいフロンフェイスのモデルを振り返る

 新型車が登場してヒットするか、しないか、明暗を分ける重要な要素のひとつがデザインです。仮に、同じような価格帯で、同じような性能のクルマが複数あったら、購入に至る最終的な判断材料は「見た目」という人が多いのではないでしょうか。

 デザインのなかでも全体のフォルムとともに、第一印象を決めるのが文字どおり「顔」にあたるフロンフェイスで、近年はあらゆるセグメントやカテゴリーのモデルで精悍なフロンフェイスが主流です。

 切れ上がった薄型のヘッドライトを配置して、フロントグリルによって表情をつくり出すといったデザインのクルマが多くなった印象があります。

 一方で、これまでに販売されたクルマのなかには、かなりユニークなフロントフェイスのモデルも存在。

 そこで、ブサイクでかわいい顔のクルマを、3車種ピックアップして紹介します。

●日産「クエスト」

プレミアムなミニバンながらブサかわいい顔となった2代目「クエスト」プレミアムなミニバンながらブサかわいい顔となった2代目「クエスト」

 1990年代はミニバンが一気に普及した時代です。これは日本だけでなく海外でも同様で、日産は1992年に大型のミニバン、初代「クエスト」をアメリカで発売しました。

 クエストは7人乗りのプレミアムミニバンとして開発されたモデルで、生産は米オハイオ州の工場でおこなわれ、1995年にはオーテックジャパンが輸入して日本でも販売されましたが、左ハンドルのみでリアのスライドドアが右側だけという使い勝手の悪さから、ヒット作には至りませんでした。

 一方、アメリカでは好調なセールスを記録したことから1998年には2代目が登場し、全体のフォルム初代から大きく変わっていませんが、細部のデザインを一新。

 初代と同じく大型のボディでゆとりある室内空間を実現し、リアドアも両面スライドドアに改良されました。

 そして、フロントフェイスがかなりのファニーフェイスとなり、さらに2001年のマイナーチェンジでフロントフェイスのデザインが変更されると、まさに精悍な印象とは真逆の眠たげなブサカワ顔へと変貌しました。

 それが原因かは不明ですが、2代目クエストは2002年に一旦販売を終了し、2004年に3代目が登場。デザインは全体のフォルムも含めてすべて刷新され、変顔ではなくなってしまいました。

 なお、クエストは2016年までアメリカで販売され、最終モデルの4代目は「エルグランド」と共通のボディでフロントフェイスが異なるモデルでした。

●ホンダ「バモスホンダ」

もはや軽トラックとは思えないアグレッシブなデザインだった「バモスホンダ」もはや軽トラックとは思えないアグレッシブなデザインだった「バモスホンダ」

 ホンダは1967年に、同社初の軽乗用車である「N360」を発売しました。外観はBMC「ミニ」を彷彿とさせるデサインで、最高出力31馬力(グロス)を発揮する高性能な360cc空冷直列2気筒SOHCエンジンを搭載し、FFのメリットを生かした広い室内に安価な価格と、すべての要素が良好に作用したことから大ヒットを記録。

 そこで、ホンダは次の一手として、N360のエンジンを流用した軽トラックの「TN360」を発売し、さらに1970年には、TN360の派生車で同じく軽トラックの「バモスホンダ」が登場しました。

 バモスホンダはTN360のシャシに非常にユニークなデザインのボディを架装したモデルで、ボディタイプは2人乗り、4人乗り、4人乗りフル幌の3つが設定され、キャビンは全車キャンバストップのオープンとなっており、パッと見にはまるで軍用車のようです。

 エンジンは前席後方のミッドシップにマウントされたことからフロント部分にはグリルが無く、センターにスペアタイヤが装着され、丸型のヘッドライト、四角いウインカーランプ、ガードバー付きのバンパーによって全体のフォルムに負けない個性的なフロントフェイスを実現していました。

 その後、バモスホンダは軽トラックとしての使い勝手は良好だったものの販売面では苦戦し、発売からわずか3年後の1973年に生産を終了。

 ちなみに、バモスホンダはそのユニークなデザインからか、特撮ヒーロードラマの「ウルトラマンタロウ」や「ジャンボーグA(エース)」の劇中車として使われました。

●シトロエン「C4 カクタス」

まさにシトロエンの真骨頂といえるユニークデザインの「C4 カクタス」まさにシトロエンの真骨頂といえるユニークデザインの「C4 カクタス」

 量産自動車メーカーのなかでも、独特なデザインや乗り味で知られているのがシトロエンです。

 シトロエンの歴代モデルのなかには奇抜なデザインのモデルが散見され、古くからコアなファンが多いのですが、最近はだいぶおとなしくなってしまった印象がありました。

 しかし、そんななか2014年にデビューした5ドアのクロスオーバーSUV「C4 カクタス」は、久しぶりにシトロエンらしさあふれるモデルとして大いに話題となりました。

 全体のフォルムは曲面で構成したカタマリ感のあるデザインで、ドアに装着された「エアバンプ」と呼称される空気を封入した樹脂製プロテクターがアクセントになっています。

 そして、C4 カクタスで最大の特徴がフロントフェイスで、ツルッとした前面の上部に薄型のデイタイムランニングライトを配置して、ほっぺたのようなヘッドライトまわりの造形、そして小ぶりなフロントグリルによって、不機嫌そうな顔を表現していました。

 このデザインコンセプトは他のモデルにも受け継がれ、現行の「C3シリーズ」やミニバンの「グランド C4スペースツアラー」、トールワゴンの「ベルランゴ」なども採用しています。

 また、C4 カクタスは内装のデザインもシトロエンらしさにあふれ、メーターまわりやインパネは一見の価値ありです。

 日本では2016年に200台のみが限定販売され、欧州では2020年に生産を終えていますが、今もブラジルで生産されて南米で販売されています。

 なお、2018年のマイナーチェンジでフロントフェイスが改修され、現行モデルのC4 カクタスはブサかわいさが薄れてしまいました。

※ ※ ※

 最後に紹介したシトロエンのモデルでは、かつての「DS」や「SM」、最近では「C6」など、デザインがユニークかつ秀逸な名車が数多く存在します。

 また、直近では2人乗りの小型EV「アミ」も話題で、もともとは1961年に誕生した小型車の車名でした。

 元祖アミも相当アグレッシブなデザインのモデルでしたが、EVのアミもかなり個性的なデザインで、まさにシトロエンならではといえるEVに仕上がっています。

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