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なぜトヨタ「ヤリスクロス」を買ったの? 何を魅力に感じた? SUV市場で売れるワケ

くるまのニュース / 2021年10月26日 18時10分

日本のSUV市場で高い人気を誇るトヨタ「ヤリスクロス」。ユーザーからはどのような評価を受けているのでしょうか。発売から1年以上が経過したヤリスクロスのボディサイズ、スペック、価格、納車(納期)などを細かく解説していきます。

■人気SUV「ヤリスクロス」は何が魅力なのか?

 2020年8月31日に日本で発売されたトヨタ「ヤリスクロス」。発売から1年以上経った現在でもSUV市場で高い人気を誇っています。
 
 ヤリスクロス発売後には、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「カローラクロス」などさまざまなライバル車が登場していますが、ヤリスクロスを選ぶ人が感じる魅力とはどのようなものなのでしょうか。

 ヤリスクロスは、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」のシリーズとして登場しました。

 ヤリスと同様にコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用しながら、ユーティリティ性にこだわり抜いた荷室空間を特徴としています。

 ボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×1590mm。ホイールベース2560mm、最低地上高170mmです。

 特徴となる荷室は、デッキボード下段時には、コンパクトSUVトップクラスの荷室容量390リッター(荷室長820mm×荷室幅1400mm×荷室高732mm-850mm)を実現。

 スーツケース2個または、ゴルフバッグ(9.5インチ)2個が収納出来るほか、「4:2:4分割リアシート」や「6:4分割アジャスタブルデッキボード」をトヨタのコンパクトSUVとして初採用しました。

 SNSでは、「後席は狭いが荷室は広い」という声が多数みられ、ひとつ上のCセグメントSUVのトヨタ「C-HR」よりも荷室が広い部分などが評価されています。

 また、使い勝手に関しては「3分割シートがいろんな用途で使える」「荷室の高さが変えられるのは便利」という声も見られています。

 都内のトヨタ系販売店は「ヤリスクロスは、トヨタSUVのなかでも、ライズより大きくC-HRやカローラクロスより小さいという絶妙なサイズを魅力と感じているお客さまが多いです」と話しています。

 ヤリスクロスのパワートレインは1.5リッターエンジンを搭載するガソリン車とハイブリッド車にそれぞれ2WD/4WD(ハイブリッド車はE-Four)をラインナップ。

 また、ガソリン車(4WD)ではオフロードなどで路面状況に応じた走行モードを選択出来る「マルチテレインセレクト」を採用しています。

 ハイブリッド車(E-Four)では、雪道などの発進をアシストする「SNOWモード」や悪路でのスタック時に役立つ「TRAILモード」を採用するなど、都会的なコンパクトSUVながらアクティブな使い方にも対応可能な機能が備わっています。

 SNSでは、「オフロードを走る機会はそれほどないけど、いざというときには役立ちそう」という声や「雪道でスムーズに発進出来る」、「雪道で滑らせようとしても抑えられるのでスゴい」という声が見受けられます。

 積雪地域のトヨタ系販売店では「雪道の走行に関して、コンパクトSUVではライズの『ダイナミックトルクコントロール4WD』かヤリスクロスの走破性に関心を持つ人が多い印象です。ただ、人を乗せながらスキー・スノーボードの板を載せる場合はヤリスクロスの分割シートを魅力に思うお客さまいらっしゃいます」と話しています。

■ヤリスクロスの納車時期や価格はどんな感じ?

 ヤリスクロスは、発売前の事前予約の段階から多くの受注があったこともあり、新車特有の長い納車待ちがありました。
 
 2021年に入って落ち着いてきたものの、新型コロナウイルスによる半導体不足やアセアンでの部品供給体制など自動車業界全体で納車遅れが出ています。

 SNSでは「2021年3月に契約したけどまだ(2021年10月19日時点)こない」「2021年5月契約の10月納車!」というふうに納車を待ちわびる声も聞かれます。

 また、実際に2021年9月にヤリスクロスを契約したA氏は「カローラクロスと迷いましたが、妻がサイズ的にヤリスクロスが良いというので決めました。納車は2022年5月で、長いですが楽しみです」と話しています。

コンパクトSUVながら高い悪路走破性を持つ「ヤリスクロス」コンパクトSUVながら高い悪路走破性を持つ「ヤリスクロス」

 ヤリスクロスの魅力として価格も挙げられます。ヤリスクロスはガソリン車「X“Bパッケージ”(2WD)」の179万8000円からハイブリッド車「HYBRID Z(E-Four)」の281万5000円です。

 同じトヨタで見ればライズ(ガソリン車のみ)は、「X(2WD)」の167万9000円から「Z(4WD)」の228万2200円。

 カローラクロスはガソリン車「G“X”(2WD)」の199万8000円からハイブリッド車「HYBRID Z(E-Four)」の319万9000円です。

 このように前述のスペックや使い勝手などを考慮して価格帯を見ると、丁度いい立ち位置にヤリスクロスは設定されています。

 なお、競合車となるヴェゼルはガソリン車「G(2WD)」の227万9200円からハイブリッド車「e:HEV PLaY(2WD)」の329万8900円。

 ヤリスクロスより少し早く発売された日産「キックス(ハイブリッド車のみ)」は「X(2WD)」の275万9900円から「X ツートーンインテリアエディション」の286万9900円。

 マツダ「CX-30」ではガソリン車「20S(2WD)」の239万2500円からハイブリッド車「X PROACTIVE(4WD)」の353万1000円となっています。

 それぞれ装備差や特徴が異なり、一概に良し悪しは決められませんが、ヤリスクロスは前述の特徴を魅力と感じるユーザーが多いことから、人気SUVとして販売が好調だといえます。

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