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時速500キロ超え!? 新幹線みたいなトヨタ爆速「スープラ」発表!? 火を噴くモンスターマシンが2022年デビュー!

くるまのニュース / 2021年11月16日 11時50分

トヨタの北米法人が、2022年NHRAシーズンに参戦する「GRスープラ」の新型レースカーを発表しました。この新型ファニーカーは、ドライバーと約2年かけて開発されたそうですが、どのような工夫が施されているのでしょうか。

■ドライバーと約2年かけて開発

 トヨタの北米法人は2021年11月14日、米国カルフォニア州南部のポモナで、2022年NHRAシーズンのファニーカーに参戦する「GRスープラ」の新型レースカーを発表しました。

 同社は「セリカ」「ソアラ」に続き2012年からファニーカーに「カムリ」で参戦。2022年シーズンからは、GRスープラがこれを引き継ぎます。

 2月にポモナで開催されるシーズンキックオフイベントで登場する予定で、トヨタはこれまでも市販車に近いレース車両で参戦しています。

 GRスープラの新型ファニーカーについて、北米トヨタモーターのモータースポーツグループ・マネージャーであるポール・ドレシャル氏は「TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)のチームとカルティのデザインチームは、ファニーカーに市販のGRスープラの特徴をできるだけ多く取り入れるように努力しました」と述べています。

 GRスープラのコックピットは、ドライバーの視界を確保するためにヘルメット周りのスペースを拡大し、安全フォームを追加。

 TRDは、ファニーカーのドライバーであるJ.R.トッド氏と緊密に連携し、およそ2年の開発期間中にさまざまな面で安全性向上を図ったといいます。

 J.R.トッド氏は次のように述べています。

「GRスープラの新型ファニーカーをTRDのエンジニアと一緒に開発できたことは、本当にユニークな経験でした。

 私たちは、視界の確保など以前から直面していたいくつかの問題に全員で取り組みました。

 トヨタがNHRA、カリッタ・モータースポーツ、そして私自身をサポートしてくれていることには大きな意味があり、この新しいGRスープラでさらなる成功をお届けできることを願っています」

※ ※ ※

 トヨタは2021年に、NHRAで20シーズン目を迎えます。トヨタのドライバーは、トップフューエルで137回、ファニーカーで43回の優勝を果たし、トップフューエルで6回、ファニーカーで3回のチャンピオンを獲得しています。

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