ホンダ「N-BOX」に電動パーキング採用か!? 全車速ACCも追加? 販売王者の座がより盤石に
くるまのニュース / 2021年11月20日 11時10分
日本で一番売れている軽自動車がホンダ「N-BOX」です。長年販売台数No.1の座を死守していますが、一部改良によって唯一の弱点がなくなるかもしれません。
■ついに電動パーキングブレーキ採用か
日本でもっとも売れている軽自動車のホンダ「N-BOX」が2021年12月に一部改良をおこなうと噂されています。
内外装のデザインなどに大きな変更はないようですが、今回の一部改良は大きな注目を集めているようです。なぜ注目が集まっているのでしょうか。
2015年から2020年にかけて、6年連続で軽自動車新車販売台数ランキング1位を獲得し、また、2017年からは4年連続で登録車も含んだランキングでも1位を獲得し続けているN-BOXは、日本にもっともマッチしたクルマといっても過言ではありません。
現行のN-BOXが登場したのは2017年であり、2020年12月にはマイナーチェンジも果たしていることからもわかるように、今回の一部改良は、あくまでほぼ毎年おこなわれる年次改良のようです。
ただ、今回N-BOXの一部改良が大きなSNSなどで話題となっているのは、電動パーキングブレーキが採用される可能性が濃厚であるためです。
電動パーキングブレーキは、その名の通り、パーキングブレーキを電動化したもので、ボタンやスイッチひとつでパーキングブレーキを解除・作動させることができるものです。
電動パーキングブレーキは、かつては高級車中心に採用されていたものですが、2010年代に入り多くの車種に装備されるようになりました。
ホンダ車に関していえば、現在では「フィット」や「ヴェゼル」などほとんどのホンダ車が電動パーキングブレーキ式となっています。
また、軽自動車では、2019年にフルモデルチェンジした「N-WGN」や、2020年11月にフルモデルチェンジした「N-ONE」でも電動パーキングブレーキが採用され、ホンダの主要車種のなかでは、N-BOXだけが従来の足踏み式パーキングブレーキを採用している状態でした。
情報によれば、内外装のデザインが大きく変わることはなく、あくまでも電動パーキングブレーキが搭載されることが大きなニュースといえそうです。
もちろん、従来の足踏み式パーキングブレーキや、ハンドレバー式のパーキングブレーキに比べて、大きな力を必要としない電動パーキングブレーキは、おもに女性や年配者にとっては非常にありがたい機能です。
しかし、電動パーキングブレーキが搭載されることによるメリットは、単に駐車時や発車時だけに得られるものではありません。
とくにN-BOXにとっては、電動パーキングブレーキが採用されることによって、まさに「最後のピース」がハマるといえるのです。
■電動パーキングブレーキ採用によるメリットとは?
従来の足踏み式やハンドレバー式などの手動のパーキングブレーキは、ブレーキ本体につながるワイヤーを物理的に操作することで、ブレーキを作動・解除させる仕組みです。
一方の電動パーキングブレーキは、ブレーキ本体を電気的に作動させるため、ボタンやスイッチとワイヤーが物理的につながっているわけではありません。したがって、さまざまな機能と連携させることが可能となります。
電動パーキングブレーキによるもっとも大きな恩恵のひとつは、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」が「全車速追従式」、つまり、前走車が停止すれば、自車も停止することができるようになることです。
N-BOXの直接のライバルとなるダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」は、すでに全車速式のACCが採用されていますが、N-BOXは30km/h未満ではACCが作動しないため、渋滞時などには不向きという弱点がありました。
ホンダ「N-ONE」には電動パーキングが採用されている
現在では軽自動車でも十分な高速走行性能があることから、N-BOXで高速道路を走行するユーザーも少なくありません。
当然、渋滞に巻き込まれる機会もありますが、30km/hでACCが使えないことで、渋滞中は常にアクセル・ブレーキ操作を繰り返す必要がありました。
また、信号待ちでの停車時にブレーキから足を離しても停車状態が維持されるオートブレーキホールド機能も、電動パーキングブレーキが採用されることによって、新たに搭載されることになる機能のひとつです。
信号の多い市街地を走ることも多いユーザーにとっては待望の機能といえますが、これについても現行までのN-BOXには搭載されていませんでした。
このように、電動パーキングブレーキが採用されることは、同時にACCが全車速追従式になったり、オートブレーキホールド機能が搭載されることも意味しています。
これらはN-BOXの数少ない弱点といわれていた部分であり、今回の一部改良によってますます完成度が高まることになります。
※ ※ ※
2021年は初代N-BOXが登場してから10年となる節目の年でもあり、情報では一部改良と同時に10周年を記念した特別仕様車も登場するといわれています。
順当にいけば、2021年も「日本で一番売れているクルマ」の称号を獲得することが予想されており、王者の座は盤石のようです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダが新型「フリード」初公開! 最大のライバル「シエンタ」との“大きな違い”とは!? 最新「小型3列ミニバン」徹底比較!
くるまのニュース / 2024年5月10日 14時50分
-
ホンダ「新型軽バン」登場! まさかの“2シータータンデム仕様”に「真っ黒テールゲート」採用!? 斬新すぎる「カラバリ」に反響大
くるまのニュース / 2024年5月8日 8時10分
-
コスパの高さが異常…スズキの新型軽「スペーシア」が、「これで153万円は安すぎる」と絶賛されている理由
プレジデントオンライン / 2024年5月5日 11時15分
-
まさかの「BMW“軽”」!? 斬新「高級車グリル」&観音開き採用のホンダ「N-BOX」! ド迫力の「スーパーハイトワゴン」に“ユニーク”の声集まる
くるまのニュース / 2024年5月2日 13時10分
-
ホンダ ヴェゼル新車情報・購入ガイド 失敗は許されないマイナーチェンジ
CORISM / 2024年4月28日 11時56分
ランキング
-
1すき家、14日から復活する“人気メニュー”が話題に 「復刻まじか」「通常メニューにして…」
Sirabee / 2024年5月9日 4時0分
-
2冷蔵庫で「長ネギ」がシワシワに…うまく保存するには? 消費者庁がコツを解説
オトナンサー / 2024年5月9日 22時10分
-
3吉野家で"から揚げ"がお得に食べられる。割引&ご飯の増量などが無料に。
東京バーゲンマニア / 2024年5月10日 9時0分
-
4クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
くるまのニュース / 2024年5月9日 20時10分
-
5大好きな“ももクログッズ”を新婚の妻に捨てさせられた男性。嫉妬?軽蔑?原因は誰でも抱く「相手への欲望」
女子SPA! / 2024年5月10日 8時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください