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日産の人気コンパクトカー「ノート」を買える条件は? 1番人気「Xグレード」は購入にいくらかかる?

くるまのニュース / 2021年12月18日 14時10分

2005年の誕生以来、3世代にわたって人気を博してきた日産のコンパクトカー「ノート」。購入にかかる初期費用と、購入者に求められる年収の目安はいくらになるのでしょうか。

■「ノート」で1番人気はXグレード! 購入にはいくらかかる?

 2005年に誕生した初代「ノート」は、日産を代表するコンパクトカーのひとつです。
 
 2020年12月からは現行型となる3代目が販売されていますが、購入にかかる初期費用と、購入者に求められる年収の目安はいくらになるのでしょうか。

 ノートを語るなかで欠かせないトピックスは、2016年に2代目ノートがマイナーチェンジをおこなった際、日産のハイブリッドシステムである「e-POWER」を採用したことです。

 e-POWERは、それまでのガソリン車やハイブリッド車とは異なるドライブフィーリングや未来的なペダル操作などが好評を博し、2017年から2019年のコンパクトカー販売台数1位に輝いています。

 また、登録車全体で見ても、2017年は2位、2018年は1位、2019年は2位と好調です。

 e-POWER専用車種となった3代目ノートも、2021年の登録者月間販売台数ランキングでは常に全体の10位以内にランクインし安定して売れ続けている1台といえます。

 そんな3代目ノートですが、日産の公式サイトを見てみると、「X(2WD)」がおすすめグレードとして挙げられています。

 このグレードのノートを実際に購入する際には、いくらの費用が必要になるのでしょうか。

 今回ベースとするXの車両本体価格は、218万6800円となっています。

 ノートでは、ボディカラーが12色もラインナップされており、「プレミアムホライズンオレンジ」といった明るいカラーや「オリーブグリーン」などの落ち着いたカラーなど、選択肢が豊富です。

 そのなかでも、今回はカタログカラーでもあり、もっともノートらしいカラーといえる「ビビットブルー/スーパーブラック(5万5000円)」のバイカラーを選択します。

 インテリアカラーはブラックで、シート地は追加費用のかからない「グラデーショントリコット」としました。

 今回は、外装のエアロ類はとくに追加せず、内装には、販売店でも購入をすすめられることが多い「3D フロアマット(1万9800円)」のみ選択します。

 また、カーナビとドライブレコーダーがセットになった「ナビレコお買得パック(26万4691円)」と、「ETC2.0ユニット(5万2481円)」を追加します。 

 ここまでで選択したオプション費用の合計は39万1972円となり、車両本体価格とあわせると、257万8772円です。

 さらに、初期費用としては、車両の登録を11月とすると自動車税種別割が1万100円となり、さらに自賠責保険が2万7770円、諸費用5万8874円が加算されます。

 よって、税金と諸費用の金額は9万6744円となり、ノートのXグレード購入に必要な金額は合計で267万5516円です。

 ちなみに、ノートはエコカー減税の対象車であるため、車両重量税などが100%免除となっています。

■ノート Xグレードを購入するには年収いくら必要?

 では、そんなXグレードを購入するためには、年収いくらが必要になるのでしょうか。

 まず、「クルマの価格は年収の50%」という一般論に当てはめると、一括で支払う場合には、最低でも約540万円の年収が必要になりそうです。

 では、ローンを活用して分割払いで購入する場合はどうでしょうか。

 ローンでの支払い見積もりは、日産の公式サイトからおこなうことができます。

 実質年率を4.9%として、頭金なしの36回払いでは月々7万9900円、60回では5万200円です。

 月収の20%をクルマの支払いに充てると想定すると、36回払いでは約40万円、60回払いでは約26万円の月収があれば、比較的余裕を持ってノートを購入できるでしょう。

 これを年収に当てはめると36回払いの人は約500万円、60回払いの人は約320万円の年収があればノートの購入に手が届きそうです。

 国税庁が公表する、2020年の「民間給与実態統計調査」によると、勤続1年から4年までの日本人の年収は、男女平均で315万円となっており、60回払いまで分割にすれば若い人でもノートXグレードの購入も難しくはないといえます。

日産「ノート」にはカラフルなボディカラーが設定されている日産「ノート」にはカラフルなボディカラーが設定されている

 一方、最近利用する人が増えている残価設定型ローンを活用した場合ではどうでしょうか。
 
 実質年率4.9%、頭金なし、月間1000kmほど走行すると考えると、36回払いでは5万5800円、60回払いでは3万9800円が毎月の支払額となります。

 前述のように、月収の20%をクルマの支払いに充てる場合、36回払いは約28万円、60回払いは約20万円の月収があれば、無理なくノートを購入できるでしょう。

 年収では、36回払いの人は約350万円、60回払いの人は約260万円が目安となり、新卒社会人の初任給でも手が届くほどの価格といえます。

※ ※ ※

 ノートのようなコンパクトカーは、ファミリー層や高齢ドライバーにはもちろん、若い世代にも人気があります。

 駐車場代や任意保険料、そのほか維持費などを考慮する必要がありますが、残価設定型ローンを活用することで、まだ勤続年数が短い若い世代でも、無理せずノートを購入できるといえそうです。

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